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「どうして、わざわざ裸にする必要が有るのかしら?」
「ん~それはほら、恥ずかしがり屋さんのエリザベッタの事を思ってだよ」
そう言いながら手を引いてくるんだけど 当然のように手を握り返しちゃう私は
ちょっとおかしくなっているのかもしれない。
もうこのままでもいいかと思うのよ。
だって彼と一緒なら何も怖い事なんかないもの。
そのまま二人で浴場に着くと直ぐに彼が先にシャワーを浴びるように言われ
言われる通りにしてからバスタブに入ると私の後ろに回り込んで来て後ろから抱きしめられてしまい
私の乳房に顔を埋めたり、時には私の脚の付け根に触れたりしてくるので最初は焦っていたけども、
「凄いな、吸い付くように手に馴染む」
等と言われ続けているうちに何時の間にか緊張の糸が緩み始めて、
気が付いた頃にはリラックスできるようになってしまって 身体を任せるようになっていた。
でも私は途中から頭がぼーっとしていて記憶が曖昧な状態になっているのだけど、お腹が重いと思った。
そういえば前に読んだ本の中にこういう症状に似たものを書いていたのを思い出した。
確か、妊婦は性行為の最中に何度も絶頂に達してしまい意識を失ってしまう事があるって書いてあったかしら?
何時もの私からは考えられない状態なのは間違いが無いようね。
彼はお尻も柔らかくなったなと言っていたけど、
「触りたい放題だからこりゃあいいとばかりにずっと撫でまわされたり揉まれっぱなしだったものね。
最後はマッサージみたいな感じになっていたのにあんなに何回も出されたのよね」
などと考えて思わず笑ってしまいそうになったけれど、今はそんな場合じゃ無かったことを
思い出したので一息ついて落ち着く事にする。
そして落ち着いたところでゆっくりと瞼を開けるもそこは見知らぬ部屋のベッドの上で
横になっており彼が隣に座る形で添い寝しており私が起きるまで待ってくれていたようである。
そのまま寄りかかる形で甘えると、頭を優しく抱え込まれ頬ずりされた後にキスされ何度も唇を重ねられる。
「おはようエリザベッタ。目が覚めたか。早速だが子供が出来たので身籠もったみたいで今、6週目に
入っていてかなり大きくなってきているのが分かるんだ。産んでくれるか?」
いきなり妊娠の事を聞かされてしまったが、そもそもこんな状態になった原因を考えたときに
自分の体質が原因ではないかという考えに至り、もしそれが当っていたとしても
今の自分はそれを受け入れる覚悟を決めているからだ。
なので無言で微笑むともう一度唇を重ねて 今度は濃厚なものにする。
「あああっ旦那様っ♡ 貴方っ♡ もっと♡ 壊れるまで、抱いてくださるのですわね♡ 嬉しいですぅ♡ ひゃんっ!!」
互いに余計なことは一切考えずに只々求め合うだけの関係となって、一晩中交じり合ってから眠りについた。
翌日の朝になってもそれは続いており、昨日からずっと彼に求められ続けてる状態だった。
それで良かった。
彼以外の人の事は頭の中から消え去ってしまう程に幸福に満たされていられたから……♡
「エリザベッタ! この媚薬を君の身体に塗ってもっと気持ち良くしてあげようじゃないか」
「やっ……そっそんな物絶対にダメです! これは毒です!!
私が舐める程度に少し使ってみただけで全身の感度が異常に上がってしまいましたの!
貴方に使うとしたらもしかしたら死んでしまうかもしれませんわ!
それに変になって戻れなくなってからでは遅いんですよ!?」
「そんなのは知らないし、この媚薬は使うよ」
「ふぐぁ!? そんなぁ♡ イィぃイクゥウ♡ 」
あれから3日後の早朝、彼は仕事から帰ってくるなり倒れ伏す彼女を持ち上げて
寝室に運ぶとまた盛大に乱れていた。
すっかり発情しきっており自ら積極的に絡み合ってきて中へ中へと招き入れようと
する彼女の望みに応えて遠慮せずに貫くと淫猥に腰を動かして喜びに浸りきっては
甲高い喘ぎ声を漏らして悶絶しながらの悦びに満ちた表情を見せるものだから
たまらずこちらも我慢出来ずに中で果てた。
「ん~それはほら、恥ずかしがり屋さんのエリザベッタの事を思ってだよ」
そう言いながら手を引いてくるんだけど 当然のように手を握り返しちゃう私は
ちょっとおかしくなっているのかもしれない。
もうこのままでもいいかと思うのよ。
だって彼と一緒なら何も怖い事なんかないもの。
そのまま二人で浴場に着くと直ぐに彼が先にシャワーを浴びるように言われ
言われる通りにしてからバスタブに入ると私の後ろに回り込んで来て後ろから抱きしめられてしまい
私の乳房に顔を埋めたり、時には私の脚の付け根に触れたりしてくるので最初は焦っていたけども、
「凄いな、吸い付くように手に馴染む」
等と言われ続けているうちに何時の間にか緊張の糸が緩み始めて、
気が付いた頃にはリラックスできるようになってしまって 身体を任せるようになっていた。
でも私は途中から頭がぼーっとしていて記憶が曖昧な状態になっているのだけど、お腹が重いと思った。
そういえば前に読んだ本の中にこういう症状に似たものを書いていたのを思い出した。
確か、妊婦は性行為の最中に何度も絶頂に達してしまい意識を失ってしまう事があるって書いてあったかしら?
何時もの私からは考えられない状態なのは間違いが無いようね。
彼はお尻も柔らかくなったなと言っていたけど、
「触りたい放題だからこりゃあいいとばかりにずっと撫でまわされたり揉まれっぱなしだったものね。
最後はマッサージみたいな感じになっていたのにあんなに何回も出されたのよね」
などと考えて思わず笑ってしまいそうになったけれど、今はそんな場合じゃ無かったことを
思い出したので一息ついて落ち着く事にする。
そして落ち着いたところでゆっくりと瞼を開けるもそこは見知らぬ部屋のベッドの上で
横になっており彼が隣に座る形で添い寝しており私が起きるまで待ってくれていたようである。
そのまま寄りかかる形で甘えると、頭を優しく抱え込まれ頬ずりされた後にキスされ何度も唇を重ねられる。
「おはようエリザベッタ。目が覚めたか。早速だが子供が出来たので身籠もったみたいで今、6週目に
入っていてかなり大きくなってきているのが分かるんだ。産んでくれるか?」
いきなり妊娠の事を聞かされてしまったが、そもそもこんな状態になった原因を考えたときに
自分の体質が原因ではないかという考えに至り、もしそれが当っていたとしても
今の自分はそれを受け入れる覚悟を決めているからだ。
なので無言で微笑むともう一度唇を重ねて 今度は濃厚なものにする。
「あああっ旦那様っ♡ 貴方っ♡ もっと♡ 壊れるまで、抱いてくださるのですわね♡ 嬉しいですぅ♡ ひゃんっ!!」
互いに余計なことは一切考えずに只々求め合うだけの関係となって、一晩中交じり合ってから眠りについた。
翌日の朝になってもそれは続いており、昨日からずっと彼に求められ続けてる状態だった。
それで良かった。
彼以外の人の事は頭の中から消え去ってしまう程に幸福に満たされていられたから……♡
「エリザベッタ! この媚薬を君の身体に塗ってもっと気持ち良くしてあげようじゃないか」
「やっ……そっそんな物絶対にダメです! これは毒です!!
私が舐める程度に少し使ってみただけで全身の感度が異常に上がってしまいましたの!
貴方に使うとしたらもしかしたら死んでしまうかもしれませんわ!
それに変になって戻れなくなってからでは遅いんですよ!?」
「そんなのは知らないし、この媚薬は使うよ」
「ふぐぁ!? そんなぁ♡ イィぃイクゥウ♡ 」
あれから3日後の早朝、彼は仕事から帰ってくるなり倒れ伏す彼女を持ち上げて
寝室に運ぶとまた盛大に乱れていた。
すっかり発情しきっており自ら積極的に絡み合ってきて中へ中へと招き入れようと
する彼女の望みに応えて遠慮せずに貫くと淫猥に腰を動かして喜びに浸りきっては
甲高い喘ぎ声を漏らして悶絶しながらの悦びに満ちた表情を見せるものだから
たまらずこちらも我慢出来ずに中で果てた。
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