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「体が熱くて堪りません!」
と言ってきて 服を脱ぎだすエリザベッタを何とか止めようとしたがそれでも聞かず、とうとう下着姿となって 迫ってくるではないか。そこでやむなく押し倒そうとするエリザベッタを抱き止めるような形で拘束した上でなんとか貞操を守り抜いたのだが、その後もしつこく求めてくるものだからやむを得ず致してしまったというわけだ。
しかしエリザベッタの方がリードを取っているというのは如何なものなのかと考えさせられた。そもそも普段とは違って様子がおかしいと感じるのは俺の方が主導権を握っているときもあれば、エリザベッタに押されて結果的にそういう状況になっているという場合もあるからだ。まさか惚れ薬を使った訳でも無い筈だし、
「君には悪いんだけどもう少し抑えてくれるかな?」
そう話かけた途端エリザベッタの顔色が変わる。そしていきなり泣き崩れるものだから慌てふためいてしまった。
結局は俺が落ち着けるために一旦眠らせることになったが、その間エリザベッタは俺のそばを離れようとはしないので少し窮屈ではあった。そしてエリザベッタが目を覚ました所で話を振ってみたが、なかなか話は進まなかった。
どうも俺の言葉の一つ一つに反応して発情していくようで、とにかく辛そうなのは分かる。俺もこういう状態に陥ったことがあるので気持ちは理解できるが、
「どうにかならないのですか?」
「分かりませんが、治せるかもしれません」
「本当でしょうか?」
「確かこちらの世界でもそういった効果があるものが存在していると聞いたことがありますので少し探してみるつもりでいます。何せ私の経験ではこれが初めてじゃないので多少は役に立つと思いますので。恐らくすぐに見つけることはできるでしょう。それより今はお互いの為にも出来る限り性行為を避けるべきかと。エリザベッタさんは明日からの公務に備えておいた方がよろしかろうかと思われます。ご覧の通り今の貴方の体は火照っていて到底務まるとは思えないので」
「そのようですね。ひとまず服を着ましょう」
エリザベッタの意見に賛同したものの、実際問題として明日からは大変な1週間になるのでここで体力を消費し過ぎるのもどうかとは思う。しかし現状それ以外に方法が無いのであれば従うしかないのだろう。
「じゃあ、始めるよ」
「はい。優しくお願いします」
俺はゆっくりと彼女の唇に触れ、次に乳房へと移る。すでに突起はピンと立って俺の事を待ちわびているように見える。そして吸い付いた時だった。突然エリザベッタの体がビクンと反応すると 絶頂に達してしまったらしくそのまま気を失ってしまった。おそらく精神力でギリギリ保ってきたのだと思う。
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