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「あ……ごめんなさい」
と謝られたもののこの子には早すぎると思ったからこそだ。そこで一旦会話を挟み気持を落ち着けさせた所で少し席を外す旨を伝えておきその場から離れることにした。
戻るまでの間、俺は今後の予定を考えていた。正直言ってかなり迷っている。そもそも男一人で子育てが出来るわけがない。そういう問題を考えればすぐにでも手伝ってくれる人達が必要だった。
「誰に相談すべきなんだ」
その問題について考えているとエリザベッタの方から呼ばれて戻った途端に押し倒されてしまった。どうやらとてつもなく寂しくなったらしい。こうなってしまっては もはや止まることができない。結局一日中俺はハッスルし続けてしまった。
目が醒めた頃には夜の闇に覆われて いる頃合となっていた。そんな中で腕の中に包まれて眠っている存在を眺め続けているだけで幸福感に襲われていった。彼女はまだ夢の世界にいて起きている気配は全くない。そんなことを考えていると彼女の方が先に目を開けてくる。そうすると互いに意識があり向かい合った形で。
どちらからというわけでも無く互いの口を重ね合わせる。
「おはようございます旦那様」
「おはよぅ。もう夕方だけど」
他愛のないことを話しつつも 幸せに満ちた時間はあっという間に流れていく。それから夕飯の準備をしようかと
思って寝室を出た時。
そこにはメイドが控えていたので頼んでいた例のものを用意してくれている
ことを確認した。
それとどうせならという感じでお腹いっぱいになって貰おうと思い食堂へと向かう。
「二人分の食事を用意できるか」
そんな言葉を口にした時。
何故か皆の視線を感じるのである。
その意味深な雰囲気に何か悪い予感を感じたのでエリザベッタを連れ立ってその足で庭へ繰り出してみる。
すると案の定その途中で捕まり色々と問い質されることになったので適当に誤魔化し何とか乗り切ることに成功した。
エリザベッタに至っては 疲れたと言って早々にベッドで横になっていたが。
その夜。
俺はエリザベッダのことを貪る事に勤しんでいた。
「好きですよエリザベッタ!」
そう告げた後の情交はこれ迄で一番激しいものとなっている。これまで彼女のことを求めてきたつもりではあったが、いざその時を迎えるとなると自分を抑えきれない自分がいた。このまま中に出してしまえば大変なことになる事は分かっている。しかしそれを差し置いてもこの関係を続けたいという欲望を抑えることができなかったのだ。その結果。
俺達は盛大に達した。その瞬間を見計らい一気に放出していき大量に注いでいく。
「これで……私達の子供が生まれますかね」
エリザベッタの口から放たれたこの言葉によって彼女の方から引き抜かれようとしていた自身は再度固く勃起しているのを自覚した。そうして再びピストン運動を再開させると絶頂を迎えたばかりだというのに再び動き出す。それが繰り返されていく中でお互いに果てたのは明け方に
近かったのである。
そうして遂に受精卵が完成しつつあることを知った俺は喜びを隠し切れないまま彼女を抱いて眠りに就く。そうして朝を迎えてから早速診察に来てもらった所医師からは順調に育っており三日で出産するという説明を受けてひとまず安心した。
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