国王陛下は悪役令嬢の子宮で溺れる

一ノ瀬 彩音

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結合部から流れ出ている赤いものを見て俺は何か満たされないものを感じていたが、
「どうかなさいましたか?」
と聞かれると 何でもないと答えるしかない。こうして二人で時間を過ごす事が出来る幸せに浸ることにし たのであった。
エリザベッタが妊娠したとの報告が俺の元に届いた。しかも双子だとの事である。彼女からすれば初めての事で不安もあるかと思うので、念のために医務官を派遣してもらえるように手配してもらうようにお願いしてある。
その件について報告を受けているとエリザベッタがやって来たのでいつも通り 彼女のことを出迎える。
「実は今日検査した結果が分かって」
そう告げられて俺は動揺する。
もしや失敗したのではないのかと。
「どうやら女の子が生まれたみたいなんですけど……」
それを聞いて内心ホッとしている自分がいた。しかしながら、こればかりはエリザベッタ自身の判断では分からないことなので彼女本人から直接話を聞かなければならない。
そこで俺達の部屋に戻り事情を話す事を約束させる。
しかし いつになっても話を切り出すことが出来ないようである。
どうしたものかと考えているところで こちらから仕掛けて行くことにする。
エリザベッタの背後に忍び寄り背後から抱きしめる。最初は緊張した様子であったが徐々に身体から力が抜けていき今では完全にこちらに委ねられる状態になる。その後顎に手をやって振り向かせてから唇を奪ってやる。
「んっ……」
エリザベッタの艶めかしいうめきが耳に入り気分が良くなる。唇を離すと 恥ずかしそうな表情をしたエリザベッタが目に入るが今はそれよりも聞きたいと伝えて再度口づける。そして再び唇を重ねた際に今度は舌を入れて口腔内の隅々まで弄っていく。そうして思う存分味わい尽くした後ようやく解放してあげたのだった。
エリザベッタの瞳が潤んでいるので
見つめ合う。
お互いの呼吸が荒くなってきているのでしばらく沈黙が続いたのだが 俺の方はそれを断ち切るようにして行動を起こした。
「子供を作るんだろ?」
エリザベッタはこくりと肯くと自ら服を脱ぎ出して いった。それから避妊薬を飲み終えてから対面座位の状態で合体を
果たした。
行為の最中に彼女が上に乗ってきて動くようになったので彼女に任せる。
段々と早くなっていき
ついには限界を迎えていた。
大量の白濁液を流し込んでいくので堪らない感覚を覚えながらも全てを出し切って彼女を満足させることに成功。行為の後始末をしている最中にエリザベッタは不意に胸元に擦り寄ってきたので頭を撫で回してあげている内に眠りに就いてしまった。
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