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「あ、おはよう、よく眠れたかな?」
キッチンに立つ彼と顔を合わせた瞬間、自然と微笑み合う私達は、幸せを感じていました。

テーブルに座って朝食を食べる傍ら、たわいない話をしているだけでも楽しいのです。
食事を済ませて、洗い物をしてから片付けを終えたら二人でソファーに座るのだけれど、そこから始まるのは彼の長いお説教なのでうんざりしてしまうけど、
これも愛情だと思えば耐えられるから問題ないのよね。

そんな日常を送るようになってからというもの、段々とお腹が膨らんできていることに気付いた頃でした。
いつものようにソファーで寛いでいたら、ふとお腹に手を置いてみると内側から衝撃を感じるようになりまして、
まさかと思いながら病院へ行った私なのですが、案の定というか何と言うか、子供が出来たことが分かりましたのでとても嬉しくなってしまいましたが、
それも束の間のことでしたので、これから生まれてくる子供を無事に育て上げることが出来るのだろうか?

それともこの子を残して先に逝ってしまうかもしれないことを考えると不安になると同時に憂鬱になった私は、
思わず溜め息を吐いてしまったけれど、それに気付いた彼が声をかけて来たので顔を上げると、そのまま唇を奪われてしまいましたが、
すぐに離れた彼曰く、これは気分転換なのだそうですが、気遣ってくれていることが分かると嬉しい気持ちになりつつも
照れ臭くなった私が俯きながらも頷いてみせた直後、何故か立ち上がった彼が服を脱ぎ出したのを見て驚いた私が咄嗟に顔を背けたものの、
そんなことは気にも留めていないらしい彼は、服を脱ぎ捨てた後、ベッドに上がってから手招きしてきた。

(本当にやる気なんだ)
そう思いつつ視線を戻した私が近づくのを待ってくれていた彼は、私の手を掴むなり強引に引き寄せてきたせいで倒れ込みそうになるものの、
辛うじて踏み止まったところで、待ち構えていた彼に抱き締められたと思ったらキスをされ、再びキスを交わし合いながら服を脱がされていった末に、
ベッドの上に押し倒されることになった私が身を捩らせる中、一糸纏わぬ姿となった私の身体をじっくりと見渡した後で満足げに笑った彼だったけれど、
その視線に晒される恥ずかしさから顔を赤らめていた私は、乳房を揉みしだかれて喘いでいる内に身体の中心が熱くなってきたのを感じていたのですが、
不意に手を掴まれたかと思うと、

「ここじゃちょっと狭かったからね、別の場所に移動しようよ」
と言ってきた彼は、返事を聞く前に抱き抱えてくるので慌てた私が離れようとするも、既に歩き出していた彼の足取りは止まることはなく、
あっという間に移動が完了したことで呆然としていた私に構わず唇を重ねてきた彼は、舌を入れる深い口づけを仕掛けて来た上に、
乳房の先端を弄ったり、首筋に吸い付いて跡を残したりとやりたい放題だったので、すっかり息苦しくなってしまったものの、
ようやく解放してくれた彼が私の顔を覗き込みながら尋ねてきた。

「それじゃあ始めるとするか、まずは何をして欲しい?」
そう言うとこちらの返事を待たず、
「じゃあまず、胸触らせてくれよ」
と言いながら、乳房に手を伸ばしてきた彼を拒絶するように身を引いた私を見た途端に機嫌を損ねたらしい彼が、
不機嫌そうにこう尋ねてきたので、恐る恐る要望を口にすると、満足そうな表情で微笑んだ後で、
ズボンを脱いでモノを露出させた彼は、こちらに迫ってくるなり乳房を掴んで揉んでくるものだから、驚いて仰け反ると、
そのまま背後に回り込んだ彼が、後ろから抱き着いて来て、両手で乳房を揉み始めた後、

「こっち向け」
という指示に従って振り返るとキスされましたが、それが合図となり、激しく舌を絡められて口内を犯されると気持ち良くなってきたので
トロンとした表情で見つめていると、ニヤリと笑った彼は、こちらを抱き寄せて膝の上に座らせてから、
ショーツの中に手を入れてきたことで思わず声を上げる私の反応を楽しんでいるらしく、更には、陰核に触れたことで一際大きく喘ぎ声を上げた私は、
すっかり腰が砕けてしまったこともあって彼に寄りかかりながら身体を震わせていたものの、休む暇もなく執拗に責められ、
何度も何度もイカされ続けたことで完全にグロッキー状態になった私の様子をしばらく眺めていた彼は、頃合いを見計らって、
こちらを横向きにしたかと思うと、背後から抱きついてきた。
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