【溺愛の恋】~あなたは、私だけのモノ~

一ノ瀬 彩音

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その様子を見ていた彼が、不思議そうな表情を浮かべていた一方で、どこか違和感を覚えた私は、
それが何なのか考えていたのだが、結局、結論が出ることはなく、気のせいだろうという結論に達した。
その後、駅の周辺を見て回った私達は、昼食を済ませた後で、午後からはショッピングをすることにしたのだが、
せっかくなので、お互いに似合う服を選ぼうという話になった私達は、早速試着室に入ったのだが、そこで思わぬアクシデントが発生したの。

それは、選んだ下着を穿き替える際、脱いだものを手渡そうとして振り返った瞬間、背後に立っていた彼と目が合ってしまったことだった。
そのせいで恥ずかしくなった私が俯いていると、それに気付いたらしい彼が声をかけて来た。

それを聞いた私が顔を上げると、穏やかな表情を浮かべたまま頷いてみせた彼は、それ以上は何もせず、ただ黙って見守ってくれていたこともあって、
ホッとした気持ちになった私は、渡された物を素早く身に着けた後で、お礼の言葉を口にした上で、お礼を言った後、着替え終えた後に外に出た。

すると、それを待っていたらしい彼が近寄って来たと思ったら、突然私を抱き上げて歩き始めたので、驚いたのも束の間、すぐに近くの公園まで移動した彼は、
そのままベンチに座ったかと思うと、優しく頭を撫で始めた。

その行為によってすっかりリラックスした私の様子を見ながら微笑んだ彼は、おもむろにこんなことを言い出した。

「なぁ、ここで奉仕してくれるかい?」
「えっ?」

私が驚いて聞き返すと、彼は少し恥ずかしそうな顔をしながらこう言ってきた。

「……ダメかな?」
その一言を聞いた途端、キュンとなった私の体が疼いたのを感じたのか、笑みを浮かべた彼は、そっと頬に手を添えながら顔を近づけてきてこう言った。

「じゃあ……いいよね?」
その言葉に頷くことしかできなかった私の顔を見た後で嬉しそうに笑った彼は、さっそく私の服を脱がせ始めるのだった……。

「やっぱりやめよ、ここって公園だし、誰か来たらまずいよね」
「大丈夫だよ、こんな時間に人なんて来ないから」

そんな会話の後、あっという間に押し倒されてしまった私は、服の中に潜り込んできた彼の手の動きを感じながら身を委ねることにしたものの、
しばらく触れられなかったせいなのか、敏感になっているせいか、早くも限界に達しようとしていた私の様子に目ざとく気付いた様子の彼が、
執拗に胸を責めて来たせいでさらに高まった快感を何とか抑えようとしたものの叶わず、結局、絶頂を迎えてしまったところで、
満足げな顔をした彼が私を抱き寄せたまま寝入ってしまったため、しばらくは動けそうにないと判断した私は、大人しく抱かれることにして、眠りについたのだった。
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