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(どうしよう……、こんなところを見られちゃったら、きっと幻滅されてしまうわ……!)
恥ずかしさのあまり、その場から逃げ出したくなる衝動に駆られたものの、何とか踏み止まると、
急いで口をゆすぎ、気持ちを落ち着かせるために、その場で深呼吸を繰り返すことにします。
そして、心を落ち着けた後に、改めて鏡を見ると、そこには真っ赤な顔をした自分の顔が映っていました。
それを見た私は、両手で顔を覆うと、その場に蹲ってしまうのです。
その時、背後から足音が聞こえてくることに気づくと、恐る恐る振り返ります。
すると、そこにいたのは、先程まで洗面台の前にいたはずの夫の姿がありました。
しかも、どういうわけか、上半身裸の状態になっているではありませんか!?
突然の事態に驚いている私に向かって、彼は歩み寄ってくると、そのまま私を抱きしめてきます!
さらに、私の耳元に顔を寄せると、甘く囁くようにして囁いてきました。
それを聞いた瞬間、全身に電流が流れたかのような衝撃を受けてしまった私は、思わず身震いしてしまいます……。
そんな私の様子を目の当たりにした夫は、ニヤリと笑みを浮かべると、いきなりキスをしてきたのです!
不意の出来事に対応出来なかった私は、なす術もなく受け入れるしかなく、しばらくすると唇が離れていきました。
放心状態になっていた私は、しばらく惚けていましたが、我に返るなり、彼に抗議しようと口を開きかけたのですが、
それを遮るかのようにして、再びキスされることになります。
しかも、先程とは違い、舌が口内に侵入してきたかと思うと、舌を絡め取られてしまいました!
あまりの衝撃に目を見開いていると、そのまま押し倒されてしまい、何度も唇を貪られていくうちに、抵抗する気力を奪われてしまいました……。
やがて、満足したのか、ゆっくりと離れていく彼の姿を見つめながら、肩で息をすることしか出来ませんでした――。
ようやく呼吸が落ち着いた頃、おもむろに身体を起こした彼が、ズボンのベルトを外し始めるのを見た私は、
これから何が行われるのか察した途端、慌てて逃げ出そうとしますが、あっさりと捕まってしまうことになり、
強引に引き寄せられると、唇を奪われることになりました。
その後、何度か啄むような口付けを繰り返した後、舌まで入れてこようとするので、必死になって抵抗していると、
不意に唇が離れたので、ほっと安堵の息を漏らしていたのですが、それも束の間のことでした。
次の瞬間、彼の手によってブラのホックを外されたことで、乳房が露になってしまったのです。
そのことに動揺している隙を狙って、彼が乳房を揉み始めてきたので、慌てて制止しようとしたところ、その手は一向に止まる気配がありません。
それどころか、どんどんエスカレートしていく一方で、とうとう突起にまで触れられてしまったので、変な声が出そうになるのを我慢しながら耐えていると、
不意に耳元で囁かれたので、そちらに意識を向けると、彼はそのまま耳を舐め回してきたではありませんか!?
予想だにしなかった出来事に、頭が真っ白になってしまい、ただただ身体を震わせることしか出来ない私でしたが、
その反応を見て気を良くしたのか、彼の行為はさらにエスカレートしていきます。
それからしばらく続いた後、ついに限界を迎えた私は、絶頂を迎えることになったのですが、それでも彼は行為を止めようとはしません。
結局、私が失神するまで続けられたせいで、目覚めた頃には昼を過ぎていました。
「もうお昼だよ? そろそろ起きようよ!」
そう言って、身体を揺すってくるので、渋々ながら目を開けると、視界に飛び込んできたのは彼の顔でした。
恥ずかしさのあまり、その場から逃げ出したくなる衝動に駆られたものの、何とか踏み止まると、
急いで口をゆすぎ、気持ちを落ち着かせるために、その場で深呼吸を繰り返すことにします。
そして、心を落ち着けた後に、改めて鏡を見ると、そこには真っ赤な顔をした自分の顔が映っていました。
それを見た私は、両手で顔を覆うと、その場に蹲ってしまうのです。
その時、背後から足音が聞こえてくることに気づくと、恐る恐る振り返ります。
すると、そこにいたのは、先程まで洗面台の前にいたはずの夫の姿がありました。
しかも、どういうわけか、上半身裸の状態になっているではありませんか!?
突然の事態に驚いている私に向かって、彼は歩み寄ってくると、そのまま私を抱きしめてきます!
さらに、私の耳元に顔を寄せると、甘く囁くようにして囁いてきました。
それを聞いた瞬間、全身に電流が流れたかのような衝撃を受けてしまった私は、思わず身震いしてしまいます……。
そんな私の様子を目の当たりにした夫は、ニヤリと笑みを浮かべると、いきなりキスをしてきたのです!
不意の出来事に対応出来なかった私は、なす術もなく受け入れるしかなく、しばらくすると唇が離れていきました。
放心状態になっていた私は、しばらく惚けていましたが、我に返るなり、彼に抗議しようと口を開きかけたのですが、
それを遮るかのようにして、再びキスされることになります。
しかも、先程とは違い、舌が口内に侵入してきたかと思うと、舌を絡め取られてしまいました!
あまりの衝撃に目を見開いていると、そのまま押し倒されてしまい、何度も唇を貪られていくうちに、抵抗する気力を奪われてしまいました……。
やがて、満足したのか、ゆっくりと離れていく彼の姿を見つめながら、肩で息をすることしか出来ませんでした――。
ようやく呼吸が落ち着いた頃、おもむろに身体を起こした彼が、ズボンのベルトを外し始めるのを見た私は、
これから何が行われるのか察した途端、慌てて逃げ出そうとしますが、あっさりと捕まってしまうことになり、
強引に引き寄せられると、唇を奪われることになりました。
その後、何度か啄むような口付けを繰り返した後、舌まで入れてこようとするので、必死になって抵抗していると、
不意に唇が離れたので、ほっと安堵の息を漏らしていたのですが、それも束の間のことでした。
次の瞬間、彼の手によってブラのホックを外されたことで、乳房が露になってしまったのです。
そのことに動揺している隙を狙って、彼が乳房を揉み始めてきたので、慌てて制止しようとしたところ、その手は一向に止まる気配がありません。
それどころか、どんどんエスカレートしていく一方で、とうとう突起にまで触れられてしまったので、変な声が出そうになるのを我慢しながら耐えていると、
不意に耳元で囁かれたので、そちらに意識を向けると、彼はそのまま耳を舐め回してきたではありませんか!?
予想だにしなかった出来事に、頭が真っ白になってしまい、ただただ身体を震わせることしか出来ない私でしたが、
その反応を見て気を良くしたのか、彼の行為はさらにエスカレートしていきます。
それからしばらく続いた後、ついに限界を迎えた私は、絶頂を迎えることになったのですが、それでも彼は行為を止めようとはしません。
結局、私が失神するまで続けられたせいで、目覚めた頃には昼を過ぎていました。
「もうお昼だよ? そろそろ起きようよ!」
そう言って、身体を揺すってくるので、渋々ながら目を開けると、視界に飛び込んできたのは彼の顔でした。
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