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「ありがとう」
ドキッとして、頬が熱くなるのを感じる。
すると、彼は、私の顎を掴むと、クイイッと持ち上げた。
そのまま、顔を近づけてきて、唇を重ね合わせる。
チュッチュッと何度もキスをされた後、舌を入れられて、絡められた。
頭がボーッとしてくる。
やがて、解放された時には、すっかり力が抜けてしまっていた。
その後、ベッドに移動するように言われて、移動すると、押し倒される。
そして、服を脱がされた。
恥ずかしくて、抵抗しようとしたけれど、上手くいかない。
結局、されるがままになってしまった。
裸体になると、全身を舐められ、吸われ、噛まれる。
痛くて、苦しいはずなのに、何故か、快感を覚えてしまった。
その後も、毎日のように抱かれ続け、妊娠する。
数ヶ月後には、元気な男の子が生まれた。
名前は、拓哉と名付けられた。
――数年後 私は、幸せだった。
愛する夫と可愛い息子に囲まれ、充実した日々を送っている。
そんなある日のこと、私は、いつも通り、家事をこなした後、息子の世話をしていた。
すると、夫が部屋に入ってくる。
彼は、こちらに近づくと、私の隣に腰掛けた。
じっと見つめられた後、頭を撫でられる。
「ユイ、今日も綺麗だ」
夫は、そう言うと、私を抱きしめた。
私は、彼の腕の中で微笑むと、そっと告げる。
「あなたも素敵よ」
そして、どちらともなく、口づけを交わした。
「もっとキスしよう」
彼はそう言うと、深い口付けをしてきた。
口内に侵入してきた彼のものに、自身のものを重ねると、クチュクチュと音を鳴らしながら擦り付けるようにして絡ませる。
しばらくの間そうした後、ようやく解放されると同時、彼の顔が遠ざかり、銀色の糸が伸びていく様子が見えた。
私は、小さく笑うと、指先でそれを掬うようにして取る。
そして、ペロッとひと舐めした。
すると、彼は、驚いた様子を見せると、ゴクリと喉を動かす。
すると、再び顔が近づき、今度は深く長い口づけをしてきた。
舌先が絡み合い、唾液が混じり合う音が聞こえる中、夫の手が、私の背後に回る。
背中からお腹の方へと移動していく手つきが妙に色っぽく感じられた。
私は目を細めると、そっと手を伸ばす。
そのまま夫の首筋に触れ、髪をかき上げると、現れたそこに吸い付いた。
チゥッという音と共に、痕が残るのを確認すると、満足げに微笑みを浮かべる。
一方、彼はというと、私の身体を弄るようにして触れていき、乳房を揉んできた。
最初は、優しく触られていたのだが、次第に激しさを増していって、強く鷲掴みにするような形で掴まれ、グニグニと形が変わっていく。
痛みを感じたが、それも束の間のことで、だんだんと快楽の方が勝ってきていた。
そのうちに、先端をつままれたり、転がされたりするようになり、甘い声が出るようになってくる。
彼は、私の乳房が好きなのか、よくこうして触ってきた。
おかげで、今では大きくなったと思う。
彼の大きな手に収まりきらなくなった私の胸に興奮してくれているようで、何よりである。
ドキッとして、頬が熱くなるのを感じる。
すると、彼は、私の顎を掴むと、クイイッと持ち上げた。
そのまま、顔を近づけてきて、唇を重ね合わせる。
チュッチュッと何度もキスをされた後、舌を入れられて、絡められた。
頭がボーッとしてくる。
やがて、解放された時には、すっかり力が抜けてしまっていた。
その後、ベッドに移動するように言われて、移動すると、押し倒される。
そして、服を脱がされた。
恥ずかしくて、抵抗しようとしたけれど、上手くいかない。
結局、されるがままになってしまった。
裸体になると、全身を舐められ、吸われ、噛まれる。
痛くて、苦しいはずなのに、何故か、快感を覚えてしまった。
その後も、毎日のように抱かれ続け、妊娠する。
数ヶ月後には、元気な男の子が生まれた。
名前は、拓哉と名付けられた。
――数年後 私は、幸せだった。
愛する夫と可愛い息子に囲まれ、充実した日々を送っている。
そんなある日のこと、私は、いつも通り、家事をこなした後、息子の世話をしていた。
すると、夫が部屋に入ってくる。
彼は、こちらに近づくと、私の隣に腰掛けた。
じっと見つめられた後、頭を撫でられる。
「ユイ、今日も綺麗だ」
夫は、そう言うと、私を抱きしめた。
私は、彼の腕の中で微笑むと、そっと告げる。
「あなたも素敵よ」
そして、どちらともなく、口づけを交わした。
「もっとキスしよう」
彼はそう言うと、深い口付けをしてきた。
口内に侵入してきた彼のものに、自身のものを重ねると、クチュクチュと音を鳴らしながら擦り付けるようにして絡ませる。
しばらくの間そうした後、ようやく解放されると同時、彼の顔が遠ざかり、銀色の糸が伸びていく様子が見えた。
私は、小さく笑うと、指先でそれを掬うようにして取る。
そして、ペロッとひと舐めした。
すると、彼は、驚いた様子を見せると、ゴクリと喉を動かす。
すると、再び顔が近づき、今度は深く長い口づけをしてきた。
舌先が絡み合い、唾液が混じり合う音が聞こえる中、夫の手が、私の背後に回る。
背中からお腹の方へと移動していく手つきが妙に色っぽく感じられた。
私は目を細めると、そっと手を伸ばす。
そのまま夫の首筋に触れ、髪をかき上げると、現れたそこに吸い付いた。
チゥッという音と共に、痕が残るのを確認すると、満足げに微笑みを浮かべる。
一方、彼はというと、私の身体を弄るようにして触れていき、乳房を揉んできた。
最初は、優しく触られていたのだが、次第に激しさを増していって、強く鷲掴みにするような形で掴まれ、グニグニと形が変わっていく。
痛みを感じたが、それも束の間のことで、だんだんと快楽の方が勝ってきていた。
そのうちに、先端をつままれたり、転がされたりするようになり、甘い声が出るようになってくる。
彼は、私の乳房が好きなのか、よくこうして触ってきた。
おかげで、今では大きくなったと思う。
彼の大きな手に収まりきらなくなった私の胸に興奮してくれているようで、何よりである。
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