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それからフィリスは、私を連れて王城へ戻ると、
フィリスは私を抱き抱えて寝室へと向かうと
そのままベッドに押し倒されて、キスされてしまい
ました。
突然のことで驚いたものの、私は抵抗せずにされるが
ままになっていると、服を脱ぎ始めたので、
私もそれに合わせて脱ぐと、フィリスは私に
覆い被さってきたので、私は覚悟を決めてフィリスと
一つになるのでした。
そうやって、フィリスとの初めてを終えた私で
したけれど、その日以降、フィリスは私を
求めてくるようになりました。
「おはよう、今日は公務がある。だから起きろ」
私は眠たい眼を開けると、目の前にフィリスの顔が
有ってびっくりしてしまう。
それと同時に、昨夜の事を思い出して恥ずかしく
なりながらも、
私は、ゆっくりと体を起こすのでした。
しかし昨夜は激しすぎて、私は完全に腰砕けに
なってしまい、まともに歩けない状態になっていた。
それを見たフィリスは、私を軽々と持ち上げて
お姫様だっこしてくる。
(まぁ、私はお姉様の代役ですし、これくらい当然ですよね)
しかし、あまりにも密着し過ぎているので、
胸の鼓動が激しくなり、ドキドキしているので、
落ち着かない。
それでも、フィリスが私の体を労るように、
気遣ってくれているのはわかるので、大人しく
従うことにしたのだ。
それだけではなく、私が少しでも楽になるように
配慮してくれて、
私はそんな彼の優しさを感じ取っていたのである。
そんなこんなで朝食を食べ終えてからは、着替えを
行うのだが、その際に下着姿になった際に
まじまじと、見つめられるので、何とも言えない
気分になってしまったのだ。
けれども、私は、平静を保つために深呼吸を行って、
何とか落ち着きを取り戻すことに成功するのである。
そうこうしていたら、フィリスが私に話し掛ける。
その内容は、昨日私が弟に襲われたことについて
聞かれたので、正直に打ち明けることにした。
それを聞いた彼は激怒して、ラヴィーゼの元へ
向かうと言い出して、
慌てて引き留めてどうにか落ち着かせることに成功した。
そして、私は彼に抱き着いて必死になって止める。
ここで、もし仮にラヴィーゼが死んでしまったら、
間違いなく私は後悔することになるだろう。
だから、私は必死になって止めに入ったのである。
そして、私は彼の事が好きなのだと打ち明けたら、
彼は驚きのあまり固まっていた。
それだけではなく彼は、私の唇を奪ってきたのだ。
それが初めての口付けだったので、私は動揺を隠せ
なかった。
だが、同時に私は幸せな気持ちに包まれた。
だが彼は、すぐに我に返ったようで、慌てると私の唇を解放したのである。
それだけでなく、彼は私の事をじっと見据えた後に、
私の事を抱きしめて来たのだ。
彼は私の耳元に囁きかけてくる。
それは、甘い言葉で私の心を溶かすような言葉だった。
それを聞いていると、私の心は幸せに満たされて
いくのを感じる。
私は彼に言われるままに、この国の外へと旅立って
いったのであった。
それを見送った後、私は自分の部屋へと戻っていく。
そういえば、私は今、何処にいるのだろうかと疑問に
思いつつ部屋の中に入ると、何故か弟の姿が見えた。
だが、彼は私の事を見るといきなり襲いかかってくる。
「義姉さん、ようやく見つけたぞ。
よくも僕を見捨てたな」
私は、それを聞いて呆然として動けなくなってしまう。
だが、彼はそんなことは関係ないとばかりに、
強引に押し倒してきて、 無理やりにでも犯そうとして
きたのだ。
それどころか、彼は既に興奮状態にあるらしく、
完全に理性を失ってしまっている。
それに加えて、彼は、避妊具など持ち合わせていない。
フィリスは私を抱き抱えて寝室へと向かうと
そのままベッドに押し倒されて、キスされてしまい
ました。
突然のことで驚いたものの、私は抵抗せずにされるが
ままになっていると、服を脱ぎ始めたので、
私もそれに合わせて脱ぐと、フィリスは私に
覆い被さってきたので、私は覚悟を決めてフィリスと
一つになるのでした。
そうやって、フィリスとの初めてを終えた私で
したけれど、その日以降、フィリスは私を
求めてくるようになりました。
「おはよう、今日は公務がある。だから起きろ」
私は眠たい眼を開けると、目の前にフィリスの顔が
有ってびっくりしてしまう。
それと同時に、昨夜の事を思い出して恥ずかしく
なりながらも、
私は、ゆっくりと体を起こすのでした。
しかし昨夜は激しすぎて、私は完全に腰砕けに
なってしまい、まともに歩けない状態になっていた。
それを見たフィリスは、私を軽々と持ち上げて
お姫様だっこしてくる。
(まぁ、私はお姉様の代役ですし、これくらい当然ですよね)
しかし、あまりにも密着し過ぎているので、
胸の鼓動が激しくなり、ドキドキしているので、
落ち着かない。
それでも、フィリスが私の体を労るように、
気遣ってくれているのはわかるので、大人しく
従うことにしたのだ。
それだけではなく、私が少しでも楽になるように
配慮してくれて、
私はそんな彼の優しさを感じ取っていたのである。
そんなこんなで朝食を食べ終えてからは、着替えを
行うのだが、その際に下着姿になった際に
まじまじと、見つめられるので、何とも言えない
気分になってしまったのだ。
けれども、私は、平静を保つために深呼吸を行って、
何とか落ち着きを取り戻すことに成功するのである。
そうこうしていたら、フィリスが私に話し掛ける。
その内容は、昨日私が弟に襲われたことについて
聞かれたので、正直に打ち明けることにした。
それを聞いた彼は激怒して、ラヴィーゼの元へ
向かうと言い出して、
慌てて引き留めてどうにか落ち着かせることに成功した。
そして、私は彼に抱き着いて必死になって止める。
ここで、もし仮にラヴィーゼが死んでしまったら、
間違いなく私は後悔することになるだろう。
だから、私は必死になって止めに入ったのである。
そして、私は彼の事が好きなのだと打ち明けたら、
彼は驚きのあまり固まっていた。
それだけではなく彼は、私の唇を奪ってきたのだ。
それが初めての口付けだったので、私は動揺を隠せ
なかった。
だが、同時に私は幸せな気持ちに包まれた。
だが彼は、すぐに我に返ったようで、慌てると私の唇を解放したのである。
それだけでなく、彼は私の事をじっと見据えた後に、
私の事を抱きしめて来たのだ。
彼は私の耳元に囁きかけてくる。
それは、甘い言葉で私の心を溶かすような言葉だった。
それを聞いていると、私の心は幸せに満たされて
いくのを感じる。
私は彼に言われるままに、この国の外へと旅立って
いったのであった。
それを見送った後、私は自分の部屋へと戻っていく。
そういえば、私は今、何処にいるのだろうかと疑問に
思いつつ部屋の中に入ると、何故か弟の姿が見えた。
だが、彼は私の事を見るといきなり襲いかかってくる。
「義姉さん、ようやく見つけたぞ。
よくも僕を見捨てたな」
私は、それを聞いて呆然として動けなくなってしまう。
だが、彼はそんなことは関係ないとばかりに、
強引に押し倒してきて、 無理やりにでも犯そうとして
きたのだ。
それどころか、彼は既に興奮状態にあるらしく、
完全に理性を失ってしまっている。
それに加えて、彼は、避妊具など持ち合わせていない。
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