公爵家のご令嬢は婚約者に裏切られて~愛と溺愛のrequiem~

一ノ瀬 彩音

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そうして、しばらくマハティスと話をしていると、マハティスがミミリィに言う。
「俺がミミリィにプロポーズした日を思い出すなぁ。あの時はお互いに照れちゃったりしたよなぁ」
と、言うので、ミミリィは言う。
「そうでしたねぇ。確かあれはまだ、お互いに慣れていない頃の事でしたよね」
ミミリィは言う。
マハティスとの初めては、マハティスのプロポーズを受けた後だったから、お互いの気持ちをしっかり確かめ合えた
初めての経験でもあったから、 私もマハティクスの事がより一層大好きになった思い出のある大切な出来事である。
ミミリィとマハティスの初夜も終わりましたので、ミミリィはマハティスの側に寄り添って寝る事にしました。
「お休みなさい、マハティス」
と、言うと、マハティスは答える。
「そうだね。今日は色々有ったし、もう眠ろう」
そうして、二人で抱き合うように寝ていたら朝になっていたようです。
マハティスが目を覚ましたようでしたので、マハティスに聞く。
あぁおはようございます。
マハティスは言う。
「ん?  ミミリィ? ああぁ俺達はいつの間に眠ってしまったのだろう」
ハティスは不思議そうにしていましたので、私がマハティスの看病をしていました。
と言うと、マハティスは言う。
そうか、ミミリィが俺の事を看ていてくれたんだな。
それはすまないことをしたな。ありがとう。
お礼なんていいわ。好きでやってるのだし。それに夫婦なんだから。
そう言われると恥ずかしいな。
と、二人して笑う。
そうして朝食を済ませて外出準備をしている時に、マハティスは言う。
「じゃあ、行こうか」
ミミィも準備を終えて外に出かけると、そこには馬車が用意されており、 マハティスは言う。
さあ、乗ってくれ、出かけるぞ。
そうして二人は王都に出かけました。
そして足りが向かったのは、
貴族街にある屋敷であり、その中に入ると玄関先で執事さん達が待っていました。
「この方が、旦那様のお客人ですか?」
と言ってきたので、マハティスはその方達に挨拶をする。
「はじめまして、ミミリィの夫のマハティスと言います」
と、マハティスが丁寧にお辞儀をして自己紹介をした。
マハティスも続けて言う。
私の夫、マハティスと申します。
どうやら私の事を出迎えにきてくださったみたいだね。
と、言う事らしいです。
マハティスがそう言い終わると私は思う。
「おぉ~。やっぱり私の夫は格好が良い」
私なんかが一緒に並んでいても釣り合わないくらいの超絶美形で、 しかも、優しくて気遣いも出来て紳士的で、
それでいて私をちゃんと女として扱ってくれて 甘やかしもしてくれるから、 私は毎日幸せ一杯に
暮らしているのでした。
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