公爵家のご令嬢は婚約者に裏切られて～愛と溺愛のrequiem～

72.

服を着替える時にマハティスがまだいるのですから恥ずかしくて着替える事が出来ないので
ミミリィはマハティスに微笑みながら
「ねぇ、マハティス、出て行ってくれるかしら？ 着替えるので」
そう言われるとマハティスは頬を膨らませてこう言う。
「いやいや、夫婦なんだし、今更そう言われてもな、はっはっはっ！」
豪快に笑っているマハティスを見ているミミリィは如何しようもなく苛立っているのですから
とりあえず、マハティスの鳩尾にボディーブローをかますのですっ！
マハティスは、いきなりの攻撃に悶絶して床に倒れて苦しんでいると、ミミリィはさっさと着替えて
そんなマハティスを放置して部屋を出て行くのでした。
マハティスは、ミミリィが出て行った事を確認すると、起き上がってミミリィの後を追う事にしましたが、
ミミリィの姿は既にありませんでしたのです。
マハティスは、ミミリィを探していると、ミミリィは台所に立って料理をしている最中でしたので、
マハティスが声をかけると、ミミリィはマハティスに気が付くと、マハティスに、
今日は遅いので夕食は外で食べませんか？
と提案すると、マハティスも賛成して、二人は屋敷を出ると、
ミミリィは、近くの酒場に案内すると、ミミリィは、カウンター席に座ってマスターに注文をすると、
ミミリィは、酒を飲み始めると、マハティスは、ミミリィの隣に座ると一緒に酒を飲んでいた。
しばらくすると、二人の男女が現れて、二人に声をかけてきます。
男の方の名前は、アベル・ロトと言い、女の方が、セレスティア王国の王女様で名前は、
リリアナ姫だそうで、どうやら、二人は恋人同士みたいで、二人でこの店にやって来たみたいなのですが、
二人は、ミミリィ達を見つけると、ミミリィ達に近づいてきて、 ミミリィに話しかけてくるのです。
ミミリィは、面倒だと思いながらも、一応は挨拶をする事にしたのです。
しかし、ミミリィはここには居づらいと感じた為にマハティスを連れて酒場から出ると違う
酒場へと向かうもマハティスがミミリィの腕を掴んで引き寄せるとキスしようとするも
マハティスがお酒臭いのでミミリィは彼の頬を何度も平手打ちしている。
それでもマハティスは懲りずに何度もミミリィにキスしようとしてくるのです。
ミミリィは、マハティスの顔面を思いっきり殴って、もういい加減にして！と怒鳴りつけると、
マハティスは鼻血を出して、ごめんなさいと何度も謝っていた。
それからしばらくして、ミミリィ達は宿屋に戻ると、ミミリィは、マハティスに、
もう寝ましょうと言って、マハティスは、ミミリィに謝ると、ミミリィは、マハティスに、
明日は早いから早く休まないと駄目よと注意をします。
それからしばらくして、二人はベッドで一緒に横になって眠りにつくのでした。
翌日、二人は朝食を済ませると、デートする為の準備をしているのであった。