公爵家のご令嬢は婚約者に裏切られて～愛と溺愛のrequiem～

36.

「おかえりなさい。ミミリィ」
ミミリィは、マハティスにこう言うのであった。
「お待たせしました。マハティス」
ミミリィは、マハティスにお辞儀をしてからそう伝えると、マハティスは、
ミミリィに近づき、彼女を抱きしめた。
「もう、どこにも行かないでくれ」
「はい」
「僕を一人にしないでほしい」
「大丈夫ですよ。私は、あなたの側から離れませんからね。マハティス」
ミミリィは、マハティスにキスをしてから彼を抱きしめるのであった。
やがて、2人は、お互いの顔を見合わせると、再びキスをして抱き合った。
やがて、ミミリィは、マハティスにこう伝えた。
「マハティス、これからはずっと一緒だよ」
マハティスが返事をするよりも先に2人は、お互いの唇を重ねて舌と唾液を交換しながら
濃厚な口づけを交わすと、やがて、マハティスは、ミミリィの事を離すと、今度は、
ミミリィの胸元を舐め始めた。
やがて、マハティスは、ミミリィの突起を口に含むと、吸い始めるのだった。
「あっ、あん、マハティス」
「ミミリィ……」
「ふぅ、はう」
「ミミリィ、愛しているよ」
マハティスは、ミミリィの乳房に顔を押し付けて匂いを嗅ぎ始めていくと、
ミミリィは、マハティスの頭を撫でるのであった。
ミミリィは、マハティスにこう聞くのであった。
どうして、こんな事をするのと。
マハティスは、ミミリィの事が好きだからと答えた。
ミミリィは、マハティスの事が好きだけど、今はそんな気分じゃないのと答えると、
マハティスは、ミミリィに謝るのであった。
ごめんね。ミミリィ。
でも、どうしても我慢できなくて。
ミミリィは、マハティスの気持ちが嬉しかった。
だから、ミミリィは、マハティスの気持ちに応える事にした。