悪役令嬢は国王陛下のモノ～蜜愛の中で淫らに啼く私～

21.

「俺の子を産んだんだから、もう女だよな」
私が無言のままうなずくと、陛下はそのまま耳を攻めて来た。
「んんっ！」
ビクビクと体が震えてしまう。
そのまま首筋に噛みつかれるようなキスをされると私は思わず声を上げてしまった。
「痛いのが好きなのか？」
「はい」
私がそう言うと、今度は乳房にしゃぶりついてきた。
私はそれを受けながらも陛下の頭を撫でた。
陛下は舐めながらゆっくりと下半身に手を伸ばしてくる。
「あっ」
思わず声が出てしまう。
「もう濡れてるじゃないか」
「いや」
「何が嫌なんだ？」
「恥ずかしいです」
「そうか、それならもっと濡らさないとな」
そう言うと、陛下はゆっくりと花弁に手を伸ばして指を入れていく。
「ああん」
「いい声で泣くね」
「もっと聞かせてくれ」
そう言いながら陛下は指を動かしていく。
私はそれに合わせて声を上げた。
「いいね、それじゃ次はこっちだ」
そう言いながら男性器を近づける。
私はゆっくりと受け入れると、上下運動を始める。
「いいよ、もっと早く動いてくれ」
そう言われると、私はそれに従って動き出した。
次第に激しくなると、私は絶頂に達してしまいそのまま意識を失ってしまった。
目が覚めた時、私はベットの上に居た。
体を起こすと、隣に陛下が居た。
私はそれを抱き寄せると、そのまま再び眠りにつくのだった。
私はその日、街に買い物に出かけていた。
「これと、あれと、これも買おうかしら」
そう言いながら歩いていると、前から人が歩いてくる。
私は避けようとしたが、向こうがぶつかってきた。
「あら、すみません」
そう言いながら謝ってくる。
「いえいえ、こちらこそ前を見ていなかったもので」
「そうですか、ではこれで」
そう言って立ち去ろうとしたときだった。
「お嬢さん」
「何かしら？」
「少しお茶をしませんか？」
「ごめんなさい、急いでいますので」
そう言いながらその場を後にする。
後ろの方で男が騒いでいるのを聞きながら。
私は家に帰り着くと、中に入る。
そして鍵をかけてから着替えるために寝室に向かう。
「アリスティア」
そう言われて振り向くとそこには陛下がいた。
「どうかしましたか？ 陛下」
「ちょっと話があるんだけど」
そう言いながら私の腕を掴むと寝室に連れて行こうとする。
「ちょ、ちょっと待ってください」
「待たない」
そう言われて私は引きずられるように連れていかれた。
そして、ベッドに押し倒される。
「陛下、何をなさるの？」
「決まっているだろ？ 今から君を抱く」
そう言われて私は驚いた。
「そ、そんな急に言われても」
「大丈夫、準備はしてあるから」
そう言いながらズボンを下ろそうとする。
「ま、まって」
そう言いながら慌てて止めるが、陛下はそれを無理やり脱がせるとアレを露出させる。
そしてそれを挿入してくる。
「ああ、入ってくる」
私はその感覚に喘ぎ声を上げることしかできなかった。
陛下は私に覆いかぶさるようにしながら腰を前後に動かす。
そのたびに私は喘ぐしかなかった。
しばらくそうしていると、陛下は果てて私の中から出ていった。
私は肩で息をしながら陛下の顔を見た。
陛下は満足したのか、笑顔を浮かべているように見えた。
私はその顔を見て、こう言った。
「陛下、愛しています」
「私もだよ」
そう言いながら二人は口づけを交わすのでした。
それから数か月後、アリスティアのお腹が膨らんで来た頃のことだった。