悪役令嬢は国王陛下のモノ~蜜愛の中で淫らに啼く私~

一ノ瀬 彩音

文字の大きさ
上 下
3 / 43

3.

しおりを挟む
「あっ!  凄っ!  陛下のがっ!  中で暴れてるっ!」
「そうだ。僕が君を犯し、君の全てを僕のものにしている。
その証拠に君の子宮が降りてきている。わかるか?」
「はい!  わかります!  私の中に入って来てます!」
「そうだ。君が僕の子を身籠っている証拠だ。
このまま僕の子供を孕むといい」
「あっ!  あっ!  イクっ!  イッちゃいます!」
「ああ、僕もイキそうだ。一緒にいこうか」
「はい!  中に出してください!  陛下の子種をたくさん注いでください!」
彼が激しく動くたびにベッドが大きく軋む。
「アリスティア!  好きだ!  愛してる!」
「私も!  大好き!  愛してる!」
「出すぞ!  全部受け止めてくれ!」
「ああ! また出てるっ!」
脈打ち、大量の白い液が注ぎ込まれる。
やがて射精が終わると、彼は私の胸に顔を押し付けて息を整えた。
「ふう、最高だったよ。やっぱり君の胸が一番落ち着くな」
「陛下のお役に立てて何よりです」
「これからもよろしく頼むよ」
「はい、こちらこそ」
こうして私たちは結ばれた。
それからというもの毎日のように彼と体を重ね、幸せな日々を送っている。
でも、最近少しだけ困ったことがある。
「アリスティア、今日もいいかな?」
「はい、喜んで」
彼はそう言うと私の服を脱がせ、ベッドに押し倒してきた。
こうなるともう止まらない。
朝方近くまで離してもらえない。
「アリスティア、まだまだ足りないよ。
君の全てが欲しいんだ。いいだろう?」
「私でよろしければいくらでもいたしますわ」
「ああ、君が欲しい。アリスティア、君が欲しい。
アリスティア、アリスティア、アリスティア、
僕だけのアリスティア……誰にも渡さない……絶対に…… アリスティア、愛して……いる……」
「私も……愛し……ています……陛下……んっ……」
唇が重なる。
何度も何度も唇を重ね合わせ、やがて舌を絡めてきた。
彼の手が私の乳房を揉み、突起を摘んでくる。
それだけのことで私の体は反応してしまい、蜜が溢れ出してきた。
「愛しているよ……愛している……愛している……愛している……愛している…… 絶対に……逃がさない……」
彼は何度も繰り返し呟きながら私のことを貪り続ける。
やがて限界を迎えたのか、私の乳房から手を放すと、自分のモノを取り出した。
「アリスティア、行くよ」
「はい、いつでも来てください」
私の言葉を聞いた彼は一気に腰を落とし、私の中へと入ってきた。
「ああ!  陛下!  陛下ぁ!!」
彼のものが入ってきた瞬間、体が痙攣する。
「アリスティア!  僕のアリスティア!  君は永遠に僕のものだ!!」
彼はそう言いながら腰を打ち付けてくる。
彼のものが私の中を蹂躙する度に頭が真っ白になりそうになる。
「アリスティア!  愛してる!  愛してるよアリスティア!!」
「私もです!  私も愛しています!  陛下ぁ!!」
2人の声が重なり合い、同時に果てる。
その後、彼は私を抱きしめたまま眠りについた。
私もまた彼と一緒に眠ることにした。
「愛しています。陛下」
「僕も愛しているよ。アリスティア」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます

結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります> 政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・? ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない

文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。 使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。 優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。 婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。 「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。 優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。 父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。 嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの? 優月は父親をも信頼できなくなる。 婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。

悪役令嬢の涙

拓海のり
恋愛
公爵令嬢グレイスは婚約者である王太子エドマンドに卒業パーティで婚約破棄される。王子の側には、癒しの魔法を使え聖女ではないかと噂される子爵家に引き取られたメアリ―がいた。13000字の短編です。他サイトにも投稿します。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

逃げた先で見つけた幸せはずっと一緒に。

しゃーりん
恋愛
侯爵家の跡継ぎにも関わらず幼いころから虐げられてきたローレンス。 父の望む相手と結婚したものの妻は義弟の恋人で、妻に子供ができればローレンスは用済みになると知り、家出をする。 旅先で出会ったメロディーナ。嫁ぎ先に向かっているという彼女と一晩を過ごした。 陰からメロディーナを見守ろうと、彼女の嫁ぎ先の近くに住むことにする。 やがて夫を亡くした彼女が嫁ぎ先から追い出された。近くに住んでいたことを気持ち悪く思われることを恐れて記憶喪失と偽って彼女と結婚する。 平民として幸せに暮らしていたが貴族の知り合いに見つかり、妻だった義弟の恋人が子供を産んでいたと知る。 その子供は誰の子か。ローレンスの子でなければ乗っ取りなのではないかと言われたが、ローレンスは乗っ取りを承知で家出したため戻る気はない。 しかし、乗っ取りが暴かれて侯爵家に戻るように言われるお話です。

稀代の悪女として処刑されたはずの私は、なぜか幼女になって公爵様に溺愛されています

水谷繭
ファンタジー
グレースは皆に悪女と罵られながら処刑された。しかし、確かに死んだはずが目を覚ますと森の中だった。その上、なぜか元の姿とは似ても似つかない幼女の姿になっている。 森を彷徨っていたグレースは、公爵様に見つかりお屋敷に引き取られることに。初めは戸惑っていたグレースだが、都合がいいので、かわい子ぶって公爵家の力を利用することに決める。 公爵様にシャーリーと名付けられ、溺愛されながら過ごすグレース。そんなある日、前世で自分を陥れたシスターと出くわす。公爵様に好意を持っているそのシスターは、シャーリーを世話するという口実で公爵に近づこうとする。シスターの目的を察したグレースは、彼女に復讐することを思いつき……。 ◇画像はGirly Drop様からお借りしました ◆エール送ってくれた方ありがとうございます!

廃妃の再婚

束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの 父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。 ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。 それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。 身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。 あの時助けた青年は、国王になっていたのである。 「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは 結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。 帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。 カトルはイルサナを寵愛しはじめる。 王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。 ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。 引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。 ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。 だがユリシアスは何かを隠しているようだ。 それはカトルの抱える、真実だった──。

処理中です...