上 下
34 / 44

34.

しおりを挟む
その表情を見た瞬間、胸がドキドキしてしまい、更に体が熱くなってしまった気がした。
なので、少しでも落ち着かせようと深呼吸を繰り返していると、不意に頭を撫でられる感触がしたので見上げると、
彼が微笑みながらこちらを見つめていたので、思わず見惚れてしまいそうになったが、慌てて視線を逸らすと、
それを誤魔化すために話題を振ることにした。
彼もそれに乗っかってくれたようで、話に乗ってきてくれた。
その内容というのが、最近、会社の近くにできたカフェの話だった。
なんでも、そこのお店は、コーヒーだけでなく、スイーツ類にも力を入れていて、特にケーキが絶品らしいのだ。
それを聞いて、興味を持った私は、是非とも行ってみたいと思った。
彼は、私が行きたいと思っている事を察したらしく、一緒に行こうと誘ってきた。
私は、喜んで承諾した。
そうすると、彼は、笑顔で頷いてから、スマホを取り出して何かを調べ始めたようだった。
何を調べているのだろうかと思い、画面を覗き込もうとしたら、丁度調べ終わったところだったみたいで、
見せてくれたのはいいのだが、そこには、とんでもない内容が書かれていた。
なんと、彼の勤めている会社のすぐ近くに、新しい喫茶店が出来たというのだ。
しかも、そこは、若い女性の間で密かに人気が出ている店であり、一度行ってみる価値はあると書いてあった。
それを見て、私は、目を輝かせながら、行きたいと伝えると、彼は、苦笑しながら了承してくれた。
「咲良……そろそろな、我慢出来ない、俺のモノを奉仕してくれるか?」
「はい、わかりました、頑張りますね」
そう言って、私は、彼の前に立ち、跪くようにして、股間に顔を近づける。
そして、ズボンのチャックを開けて、中から硬くなっているモノを取り出すと、躊躇うことなく口に含んだ。
その瞬間、独特の臭いが鼻を突き抜けていき、クラッとした目眩に襲われたが、何とか堪えて、丁寧に舐め回していく。
裏筋やカリ首など、感じやすい部分を中心に攻め立てていくと、徐々に大きくなっていくのがわかった。
それが嬉しくて、夢中になってしゃぶっているうちに、いつの間にか、夢中になってしゃぶりついていた。
そうすると、不意に頭を掴まれてしまい、
「出すぞっ!」
と言われた次の瞬間には、大量の白濁液を流し込まれてしまっていた。
あまりの量の多さに噎せ返りそうになるが、それでも懸命に飲み干そうと試みる。
しかし、それでも全て飲み干すことはできず、口から溢れ出してしまった分は、手で受け止めなければならなかった。
そうして、なんとか全てを飲み干した後、今度は、お掃除フェラを行うことにする。
まず最初に先端部分にキスをして、次に全体に舌を這わせてから綺麗にしていく。
そして、最後に尿道に残ったものも吸い取っていくと、漸く綺麗になったようだ。
それから、もう一度だけキスをすると、漸く解放された。
だが、これで終わりではなかった。
何故なら、まだ続きがあるからだ。
「咲良の事を可愛がってあげるよ」
「え、えっと、その、よろしくお願いします」
私は、緊張しながらも返事をする。
そうすると、彼は、ニッコリと微笑んだ後で、私の服を脱がし始めた。
まずは、上着から順番に脱がしていき、あっという間に裸身になってしまう。
そして、次にショーツに手をかけようとしたところで、一旦手が止まる。
どうしたのだろうと思って見ていると、彼は、私を見つめながら、こう言った。
「自分で脱いでごらん」
そう言われて、私は、戸惑いながらも言われた通りにする事にした。
ゆっくりと足を上げて、片足ずつ抜いていく。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?

春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。 しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。 美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……? 2021.08.13

隠れドS上司の過剰な溺愛には逆らえません

如月 そら
恋愛
旧題:隠れドS上司はTL作家を所望する! 【書籍化】 2023/5/17 『隠れドS上司の過剰な溺愛には逆らえません』としてエタニティブックス様より書籍化❤️ たくさんの応援のお陰です❣️✨感謝です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) 🍀WEB小説作家の小島陽菜乃はいわゆるTL作家だ。  けれど、最近はある理由から評価が低迷していた。それは未経験ゆえのリアリティのなさ。  さまざまな資料を駆使し執筆してきたものの、評価が辛いのは否定できない。 そんな時、陽菜乃は会社の倉庫で上司が同僚といたしているのを見てしまう。 「隠れて覗き見なんてしてたら、興奮しないか?」  真面目そうな上司だと思っていたのに︎!! ……でもちょっと待って。 こんなに慣れているのなら教えてもらえばいいんじゃないの!?  けれど上司の森野英は慣れているなんてもんじゃなくて……!? ※普段より、ややえちえち多めです。苦手な方は避けてくださいね。(えちえち多めなんですけど、可愛くてきゅんなえちを目指しました✨) ※くれぐれも!くれぐれもフィクションです‼️( •̀ω•́ )✧ ※感想欄がネタバレありとなっておりますので注意⚠️です。感想は大歓迎です❣️ありがとうございます(*ᴗˬᴗ)💕

狂愛的ロマンス〜孤高の若頭の狂気めいた執着愛〜

羽村美海
恋愛
 古式ゆかしき華道の家元のお嬢様である美桜は、ある事情から、家をもりたてる駒となれるよう厳しく育てられてきた。  とうとうその日を迎え、見合いのため格式高い高級料亭の一室に赴いていた美桜は貞操の危機に見舞われる。  そこに現れた男により救われた美桜だったが、それがきっかけで思いがけない展開にーー  住む世界が違い、交わることのなかったはずの尊の不器用な優しさに触れ惹かれていく美桜の行き着く先は……? ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦ ✧天澤美桜•20歳✧ 古式ゆかしき華道の家元の世間知らずな鳥籠のお嬢様 ✧九條 尊•30歳✧ 誰もが知るIT企業の経営者だが、実は裏社会の皇帝として畏れられている日本最大の極道組織泣く子も黙る極心会の若頭 ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦ *西雲ササメ様より素敵な表紙をご提供頂きました✨ ※TL小説です。設定上強引な展開もあるので閲覧にはご注意ください。 ※設定や登場する人物、団体、グループの名称等全てフィクションです。 ※随時概要含め本文の改稿や修正等をしています。 ✧ ✧連載期間22.4.29〜22.7.7 ✧ ✧22.3.14 エブリスタ様にて先行公開✧ 【第15回らぶドロップス恋愛小説コンテスト一次選考通過作品です。コンテストの結果が出たので再公開しました。※エブリスタ様限定でヤス視点のSS公開中】

1つ屋根の下で大嫌いなあいつとの同棲生活

鳴宮鶉子
恋愛
結婚適齢期なのに恋人がいないからと大嫌いなあいつとお見合いさそられ、しかも同棲生活をさせられる事になり……。

ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる

Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。 でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。 彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。

Sweet Healing~真摯な上司の、その唇に癒されて~

汐埼ゆたか
恋愛
絶え間なく溢れ出る涙は彼の唇に吸い取られ 慟哭だけが薄暗い部屋に沈んでいく。    その夜、彼女の絶望と悲しみをすくい取ったのは 仕事上でしか接点のない上司だった。 思っていることを口にするのが苦手 地味で大人しい司書 木ノ下 千紗子 (きのした ちさこ) (24)      × 真面目で優しい千紗子の上司 知的で容姿端麗な課長 雨宮 一彰 (あまみや かずあき) (29) 胸を締め付ける切ない想いを 抱えているのはいったいどちらなのか——— 「叫んでも暴れてもいい、全部受け止めるから」 「君が笑っていられるなら、自分の気持ちなんてどうでもいい」 「その可愛い笑顔が戻るなら、俺は何でも出来そうだよ」 真摯でひたむきな愛が、傷付いた心を癒していく。 ********** ►Attention ※他サイトからの転載(2018/11に書き上げたものです) ※表紙は「かんたん表紙メーカー2」様で作りました。 ※※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

恋に異例はつきもので ~会社一の鬼部長は初心でキュートな部下を溺愛したい~

泉南佳那
恋愛
「よっしゃー」が口癖の 元気いっぱい営業部員、辻本花梨27歳  ×  敏腕だけど冷徹と噂されている 俺様部長 木沢彰吾34歳  ある朝、花梨が出社すると  異動の辞令が張り出されていた。  異動先は木沢部長率いる 〝ブランディング戦略部〟    なんでこんな時期に……  あまりの〝異例〟の辞令に  戸惑いを隠せない花梨。  しかも、担当するように言われた会社はなんと、元カレが社長を務める玩具会社だった!  花梨の前途多難な日々が、今始まる…… *** 元気いっぱい、はりきりガール花梨と ツンデレ部長木沢の年の差超パワフル・ラブ・ストーリーです。

処理中です...