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「咲良、そろそろ帰るよ、また明日会社で会おうな」
「はい、明日もよろしくお願いします」
と言って別れることにしました。
そうして、私はそのまま中へ入ると父も母も居ませんので、自室へと向かうと疲れているせいか、
ベッドの上に横になると寝てしまうのです。
翌日、目を覚ますと時刻は午後12時を過ぎていました。
どうやらあのまま眠ってしまっていたようです。
急いで着替えて部屋を出ると母が出迎えてくれて、一緒に昼食をとることになりました。
今日のメニューはオムライスだったのですが、とても美味しかったです。
食べ終わった後は部屋に戻って、のんびりと過ごしています。
暫くしてから、お昼の時間になったので、お弁当を食べながらスマホを弄っていたら、突然着信が入りました。
画面を確認すると、相手は篠宮さんでした。
「もしもし、どうかなさいましたか?」
と聞いてみますが、返事が返ってきません。
何かあったのか心配になっていると、向こうから声をかけられました。
どうやら電話の用件は私の誕生日を祝うためのものらしいですが、何故知っているのでしょうか。
不思議に思って首を傾げていると、今度はメールが届いたので開いてみると、そこにはこう書かれてありました。
『今日が君の誕生日だと聞いたからお祝いの言葉を贈ろうと思う』
という内容だったのですが、一体誰から聞いたのでしょう。
疑問に思ったものの、とりあえずお礼の言葉を伝える事にしました。
そうすると、彼は嬉しそうな声でお礼を言ってきたのです。
その声を聞いていると、何故かドキドキしてきてしまい、顔が熱くなるのを感じました。
そして、その後は他愛もない話をした後、通話を終了して、一息つくためにコーヒーを淹れようとキッチンへ向かい、
マグカップを手に取ろうとしたら、スマホに着信が入るのです。
(こんな時間に誰だろう?)
と思いながら見てみると、画面に表示されている名前は知らない相手だったので、間違い電話でした。
そして、マグカップにコーヒーを注ぎ淹れるとそのまま自室へ戻るのです。
部屋に戻ると早速一口飲んでみましたが、まだ熱くて飲めそうになかったので、テーブルの上に置いておきます。
その後も暫くのんびりしていましたが、特にする事も無いので暇を持て余していた私は、本棚からお気に入りの小説を取り出すと読み始めました。
内容は至って普通のラブストーリーで、ある日突然、主人公の女の子がとある男性と出会い、恋に落ちるといったものなのです。
物語を読み進めていく内にどんどん夢中になっていき、気がつくと夢中で読んでいました。
それから、どれくらい経ったでしょうか、いつの間にか夕方になっていて、窓から見える景色は茜色に染まっています。
時計を見ると、既に17時を過ぎていたので、慌てて部屋から出て、キッチンへ向かうと晩御飯の準備をするのです。
「はい、明日もよろしくお願いします」
と言って別れることにしました。
そうして、私はそのまま中へ入ると父も母も居ませんので、自室へと向かうと疲れているせいか、
ベッドの上に横になると寝てしまうのです。
翌日、目を覚ますと時刻は午後12時を過ぎていました。
どうやらあのまま眠ってしまっていたようです。
急いで着替えて部屋を出ると母が出迎えてくれて、一緒に昼食をとることになりました。
今日のメニューはオムライスだったのですが、とても美味しかったです。
食べ終わった後は部屋に戻って、のんびりと過ごしています。
暫くしてから、お昼の時間になったので、お弁当を食べながらスマホを弄っていたら、突然着信が入りました。
画面を確認すると、相手は篠宮さんでした。
「もしもし、どうかなさいましたか?」
と聞いてみますが、返事が返ってきません。
何かあったのか心配になっていると、向こうから声をかけられました。
どうやら電話の用件は私の誕生日を祝うためのものらしいですが、何故知っているのでしょうか。
不思議に思って首を傾げていると、今度はメールが届いたので開いてみると、そこにはこう書かれてありました。
『今日が君の誕生日だと聞いたからお祝いの言葉を贈ろうと思う』
という内容だったのですが、一体誰から聞いたのでしょう。
疑問に思ったものの、とりあえずお礼の言葉を伝える事にしました。
そうすると、彼は嬉しそうな声でお礼を言ってきたのです。
その声を聞いていると、何故かドキドキしてきてしまい、顔が熱くなるのを感じました。
そして、その後は他愛もない話をした後、通話を終了して、一息つくためにコーヒーを淹れようとキッチンへ向かい、
マグカップを手に取ろうとしたら、スマホに着信が入るのです。
(こんな時間に誰だろう?)
と思いながら見てみると、画面に表示されている名前は知らない相手だったので、間違い電話でした。
そして、マグカップにコーヒーを注ぎ淹れるとそのまま自室へ戻るのです。
部屋に戻ると早速一口飲んでみましたが、まだ熱くて飲めそうになかったので、テーブルの上に置いておきます。
その後も暫くのんびりしていましたが、特にする事も無いので暇を持て余していた私は、本棚からお気に入りの小説を取り出すと読み始めました。
内容は至って普通のラブストーリーで、ある日突然、主人公の女の子がとある男性と出会い、恋に落ちるといったものなのです。
物語を読み進めていく内にどんどん夢中になっていき、気がつくと夢中で読んでいました。
それから、どれくらい経ったでしょうか、いつの間にか夕方になっていて、窓から見える景色は茜色に染まっています。
時計を見ると、既に17時を過ぎていたので、慌てて部屋から出て、キッチンへ向かうと晩御飯の準備をするのです。
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