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という事でまず宿から出ようとした際に部屋から出る間際になって何故かこちらを振り向いては意味深にも笑って見せた彼女を見過ごすことはできなかったのだが、
その後の行動でようやく合点がいった。
その理由とは以下の通り まず扉を開いては外に出るために歩を進めようとするものの立ち止まってしまった彼女を見て、俺はある一つの可能性に気づいてしまったために問いかけていく。
(こ、この行動はまさか……さっきの出来事で怒っていたり?)
しかしそう考えるよりも先に行く事を催促するかのようにして告げられた。
それも満面の微笑をうかべてから俺の顔をまじめに見てくる彼女だが正直にいわせると、可愛いさよりも恐さが出てきてしまい、
「ひぃー!? すまない許してくれ頼む。悪気は無かったんだ!」
など言っていた。
俺はただひたすら謝罪するばかりだったのかもしれない……。
それからは普通に接してきたが内心びくついてしまっているところがあったのかもしれなかった。
まぁあれだけ恐ろしいものを味合わされたのだから仕方がないのではあるが……。
それからしばらく街中へと歩き続けた俺達は街に出て来た理由を告げる。
そして店を見つけるまではそのまま会話しながら歩く事にする。
俺達が来ているのは雑貨店で主に文房具類を中心としたものを販売している店だった。
店内に入ると綺麗に置かれている商品が視界に入ってきて思わず感嘆のため息が漏れるほどだったのを覚えている最中の事だった。
「あら?貴方見かけない方だけど初めてここに来るお客様かしら? 見た感じそう見えるけれど、そういうのに関係の無い人はお断りなんだよね。じゃあいいわこれで」
などと一方的に告げられ 追い出されようとしてしまい思わず抗議しようと したのだが、次の瞬間にそれが叶うことはない と思い知らされることになってしまった。
そう、俺は彼女達の下着を見て鼻の下を伸ばしてしまっていた所を見て見られてしまっていたのだ!
なので俺は、開きかけていた口をゆっくりと閉じた後すぐに俯いた状態で静かに後退しようとした のたが彼女たちの手がその両肩を優しく包みこんできて押さえ込まれてしまい
身動き一つ取れなくなってしまう。
(あ……もうおしま)
その先はあえて書くべきではない。
つまりだ。簡単に言うなれば俺はあれを見られておきながら恥ずかしがっている様子を見せている彼女達の顔を見ただけで満足してしまった。
なので今はもう気にしておらず自然体を装えているというわけなのだ。
俺から言えることはひとつだけだった。
なので告げておくことにする。
ちなみに、今の服装はかなりラフ なものだったりするわけだが流石にそれは言わなくていいだろうと判断し、そして彼女へと尋ねる。
……これは何ですかと訊けば彼女曰く最近流行の衣服だという事を答えてくれるも実は買おうとしている物とは違うので俺は戸惑ったがそれを分かってか俺の目を見るようにして口を開く彼女。
俺はそんな姿に不覚ながらもドキッとさせられてしまったりしたものだ。
すると彼女からの不意打ち攻撃で、顔を背けそうになったりしながらもどうにか耐え抜くが結局は彼女へのプレゼントという名目でのお金を使うこととなってしまったのであった。
それから店を後にした後に少し離れた所で小休憩を取っていた時、偶然に見つけた 服の露店が目に映る。
そしてその光景に興味を抱いた俺達は再び見入っていたのである。
その後の行動でようやく合点がいった。
その理由とは以下の通り まず扉を開いては外に出るために歩を進めようとするものの立ち止まってしまった彼女を見て、俺はある一つの可能性に気づいてしまったために問いかけていく。
(こ、この行動はまさか……さっきの出来事で怒っていたり?)
しかしそう考えるよりも先に行く事を催促するかのようにして告げられた。
それも満面の微笑をうかべてから俺の顔をまじめに見てくる彼女だが正直にいわせると、可愛いさよりも恐さが出てきてしまい、
「ひぃー!? すまない許してくれ頼む。悪気は無かったんだ!」
など言っていた。
俺はただひたすら謝罪するばかりだったのかもしれない……。
それからは普通に接してきたが内心びくついてしまっているところがあったのかもしれなかった。
まぁあれだけ恐ろしいものを味合わされたのだから仕方がないのではあるが……。
それからしばらく街中へと歩き続けた俺達は街に出て来た理由を告げる。
そして店を見つけるまではそのまま会話しながら歩く事にする。
俺達が来ているのは雑貨店で主に文房具類を中心としたものを販売している店だった。
店内に入ると綺麗に置かれている商品が視界に入ってきて思わず感嘆のため息が漏れるほどだったのを覚えている最中の事だった。
「あら?貴方見かけない方だけど初めてここに来るお客様かしら? 見た感じそう見えるけれど、そういうのに関係の無い人はお断りなんだよね。じゃあいいわこれで」
などと一方的に告げられ 追い出されようとしてしまい思わず抗議しようと したのだが、次の瞬間にそれが叶うことはない と思い知らされることになってしまった。
そう、俺は彼女達の下着を見て鼻の下を伸ばしてしまっていた所を見て見られてしまっていたのだ!
なので俺は、開きかけていた口をゆっくりと閉じた後すぐに俯いた状態で静かに後退しようとした のたが彼女たちの手がその両肩を優しく包みこんできて押さえ込まれてしまい
身動き一つ取れなくなってしまう。
(あ……もうおしま)
その先はあえて書くべきではない。
つまりだ。簡単に言うなれば俺はあれを見られておきながら恥ずかしがっている様子を見せている彼女達の顔を見ただけで満足してしまった。
なので今はもう気にしておらず自然体を装えているというわけなのだ。
俺から言えることはひとつだけだった。
なので告げておくことにする。
ちなみに、今の服装はかなりラフ なものだったりするわけだが流石にそれは言わなくていいだろうと判断し、そして彼女へと尋ねる。
……これは何ですかと訊けば彼女曰く最近流行の衣服だという事を答えてくれるも実は買おうとしている物とは違うので俺は戸惑ったがそれを分かってか俺の目を見るようにして口を開く彼女。
俺はそんな姿に不覚ながらもドキッとさせられてしまったりしたものだ。
すると彼女からの不意打ち攻撃で、顔を背けそうになったりしながらもどうにか耐え抜くが結局は彼女へのプレゼントという名目でのお金を使うこととなってしまったのであった。
それから店を後にした後に少し離れた所で小休憩を取っていた時、偶然に見つけた 服の露店が目に映る。
そしてその光景に興味を抱いた俺達は再び見入っていたのである。
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