俺の性癖は間違っていない！～巨乳エルフに挟まれて俺はもう我慢の限界です！～

171.

どうすれば良いのか分からない俺達であったが、とりあえずセレシアの母親が心配していたと言うことと 村の外で待ち合わせをしている旨をセレシアの母親に伝えた。
そうしたら、セレシアの母親は安心したのかセレシアと共に俺達にお礼を言いにやって来た。
そこでセレシアは、俺とリリアに服を買ってくれた事に改めて感謝を述べた上で、二人にこれからの事を伝えるのであった。
どうやらリーザロッテと別れた後、俺達は一旦村を出て 街まで戻るとそこで装備の補充を行う予定だという。
それから暫く歩くと目的の街に到着したのでまず宿屋に向かうと部屋を1つ借りて荷物を置いた後は各自自由行動をとる。
リリアとはここで一時別れる事になったが その際彼女はある事を俺に相談してきた。
それは今後の生活についての相談だった。というのもこの世界において一夫多妻は珍しくないそうだが、だからといって必ずしも複数の妻を養う必要は無いそうだ。
しかしそれでも彼女にとって一番大切に想っている相手というのは変わらない為、彼女はどちらを選べばよいのか分からなくなってしまったのだ。
だがそんな事で悩む必要はないと俺の考えを伝えたところ彼女は納得してくれたが同時に俺から答えを引き出すことは出来なかったので申し訳なさそうにするばかりだ。
そこで俺からアドバイスをするならば、とにかく悩め、という事だった。
何故ならば答えが出なかったからと言って落ち込むようなことはせず前向きに取り組むべきだ。
そもそも人生なんてのは答えが出ない事が多いのであまり深く考えすぎず臨機応変に対応することこそが大切なのだ。
それに彼女達も今は子供だがいずれは成長して大人になる。その時に今よりももっと魅力的な大人の女性へと変貌していくであろう。
なのでそれまで待っても全然遅くはないはずだ。むしろ楽しみが増えると考えればこれはこれで悪くない話である。
そうして俺は彼女が元気を取り戻したことを確認できたところで安堵すると最後にキスをしてその日は解散となるのだった。
翌朝、俺とセレスは共に出かけることにした。
今日は2人で観光を兼ねて街の散策をしていたので 俺は適当に店に入った。
するとそこにはアクセサリーを販売している店が有ったので、せっかくの機会だしということで何かプレゼントしようと考えて色々と物を見て回ることになったのだが、
その中で良さそうな物をいくつか購入した。
それから店を出ようとした時、ちょうど店の外から一人の女性が入って来たので俺は思わず目を疑った。
なんと、そこにいた人物は紛れもなくリーゼロッテだったからだ。
しかも彼女はなぜか俺の姿を見ると嬉しそうに駆け寄ってきたのだ。
俺が驚いていると彼女は、リーザロッテとは偽名であり 本当はリーゼロッテという名前なのだが普段は面倒くさいという理由でリーザと名乗っておりこの世界ではそちらの方が
馴染みがあるとのことだったので、今後はリーザと呼ぶことにしていたのだ。