元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

711.

そしてミレアは俺に向かって頭を下げると俺に懇願してきたのである。
それからミレアの話を聞いてみるとミレアは冒険者として 生計を立てているらしくて困った時にはいつも仲間を頼ってきたらしいのだが、今回ばかりは頼る相手がいなかったらしくて、ミレアは俺をパーティーに入れて欲しいと俺にお願いをしてきたのであった。俺はそんなミレアを無下にできず、俺はミレアを一時的にだが、仲間にすることに決めたのだ。すると、俺はミレアをパーティーメンバーに入れることにして、それからしばらくして、ミレアは俺の仲間になり、俺はミレアを仲間に加えると、早速俺はミレアと一緒に依頼を受けることにしたのであった。
すると俺は、ミレアと一緒に依頼書が貼ってある掲示板を見つめていた。ちなみにミレアは俺のことを見上げていて俺のことを見ると微笑んでいた。
俺はそんなミレアの頭を優しく撫でると、俺はミレアにどんなクエストを受けたいかと聞くと、ミレアは少し悩んでいると、ミレアは俺に質問をしてきたのだ。
「お父様はどれが良いと思うですか？」
「俺は、そうだな……」
と呟くと俺は少し悩んだ末に俺が選んだのは ランクAの依頼であった。
「これなんかどうだい？」
と俺が言うとミレアは嬉しそうにしながら首を縦に振ってくれたのだ。
すると俺は依頼書を手に取ると、それを受付嬢のところまで持っていったのである。
「すいません、この依頼を受けたいんですけど」
「えっと……はい分かりました。
では、これが今回の討伐対象となるモンスターの一覧表ですので 確認してくださいね」
と言われ俺は渡された紙をまじまじと見つめたあと俺は紙に書かれた文字を読み始めたのであった。
すると俺はミレアの方を見てみると、そこに書かれていた名前を見た瞬間、思わず俺は驚きを隠せなかったのだ。なんせ俺の視界に飛び込んできた名前はドラゴンであり それも一匹だけじゃなく複数のドラゴンの名前が記載されており しかもどの竜の名前にもレベル100と書かれているからである。
さらに俺の視界に書かれている情報によると 今回の報酬金額は5億となっており 俺は心の中で叫んだ。
（ふざけんなよ！ これは無理だ)
そう思いミレアに慌てて
「ご、ごめんな、ミレア、こ、これは辞めないか？」
と言うとミレアはとても落ち込んでしまい 俺は焦りながらミレアにこう言った。
「ミレアにはまだ早すぎるんじゃないか？」
とミレアを慰めるようにして、するとミレアはその事に納得してくれたようで、俺に
「そうですね、わかりました！ また別の機会に一緒に受けてくれますか？」
と言うので 俺は内心ドキドキしながら 平常心を装いながら、笑顔でこう答えた。
「ああもちろんだよ。でも、次からはこんな無茶なこと言わないでくれよ？ もし危なかったらすぐに戻って来ようね」
「うん！分かった！ 約束する！」
元気に返事を返してくれて俺は安心したのであった。
一緒に行くからこそ、きっと位の高いランクを受けようとするのだと俺は思う。
そうでなければこんな高レベル帯の依頼なんて受ける必要が無い。
そう思った俺はミレアを連れて、街の外に向かうのであった。
それから俺達は街の外に着くと、俺達はミレアが言っていた場所に行くとそこは森であった。
その森の中に入ると俺達は奥へ進んでいくと、そこで待っていたのは一体の巨大な赤い竜であった。
するとミレアは嬉しそうにその竜に近づくと、その巨体に触れようとしたのである。
その様子は本当に楽しそうにしているのが見てとれた。