元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

687.

そして俺達はそれぞれの故郷に帰ることにしたのであった。
それから数日後に、俺は街に帰るとそこには大勢の人々がいてその中には家族や知り合いの
姿も見える中、俺は自分の家に帰宅をした。
するとそこには見慣れた人物がいるではないか？
そしてその人物がこちらに向かって歩いてきた。
その人物は、アリアであった。
俺は久しぶりに会った嬉しさで胸がいっぱいになると同時に彼女が生きていたことに喜びを
感じていた。
それから俺は彼女を連れて部屋に入ると彼女に俺は今までのことを彼女に説明するのである。
それから彼女にこれからこの世界のために頑張ることを伝えると彼女もそれに賛同してくれた。
そして俺達がこの世界での役目を果たすためには仲間を増やす必要があるという事が
分かったのである。
それでこの世界では16歳になると結婚ができるようになり、結婚するためにはある
職業につかなければならないということを知ったのであった。
ちなみにこの世界の人と結婚すると自動的にその人もスキルを習得できるという
特典がつくという事を彼女は言っていた。
それとミレアの話によるとスキルは自分で取得することもできてそれが普通だと
聞いていたのであった。
それなのになぜミレアはその事を知らないのかと言うとそれに関しては彼女自身が
特殊な存在らしくその事は教えられなかったとの事だった。
それから俺はミレアに魔法を教わった事を思い出した俺は彼女にお礼を言うと
彼女の力を借りたいと頼んだのである。
そして俺とミレアでこの世界を救おうと話したのだ。
俺はまずは自分の強さを確認する為にステータスを見ようとしたのだが 俺のステータスを
確認するための方法が分からないことを思い出す。
「なぁアリア俺のステータスって確認できる方法ってあったっけ？」
そう言うと彼女は不思議そうな顔をしながら答える
「えっ何を言っているんですか？ 自分のステータス確認したいなら頭の中で念じれば
いつでも自分の情報が確認できるじゃないですか？」
それを聞いた俺は驚きながらも心の中で自分の情報を確かめようと念じてみるすると
目の前に文字が現れたのだ！
それを見た俺は驚くのであった。
なぜならばそこに書かれていた内容が信じられないものであったからである。
「レベル10!? 嘘だろう……しかも全ての能力が500を超えているぞ！！」
俺は自分のレベルが異常な事になっていたのであった。
そして俺は次に自分の能力を見て見ると自分の体力や攻撃力、防御力などの項目が
全て1000を越えており、それに気になったものを発見したのである。
「んっ、何だこれ？ 俺って確か全属性魔法を使えるって書いてあったけどそんな事って
可能なのか？」
俺は試しにその事をやってみる事にしたのだ。
そして次の瞬間には俺の手から光の弾のようなものが放たれると その光が壁にぶつかった
瞬間に大きな音を立てて爆発したのである。その光景を目の当たりにした俺は驚いてしまう。
そして自分の体の変化に恐怖を感じてしまう。
そしてその時であった、俺は体の中に流れる魔力がどんどん大きくなっているのが
感じられたのであった。
俺は慌ててミレアにもらった本を取り出してみると俺は驚愕した。
その本の中身が変わっており、ページを開くと、 先程まで俺が知らなかったことが
沢山載っているのに気づいたのであった。
そうして俺はこの世界のことについての理解を深めるのであった。