元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

文字の大きさ
上 下
678 / 737

678.

しおりを挟む
その事件が起こったのは、街の中心部で起きた。
そう街の中心で謎の光の柱が立ち昇ったのだ。
それを目撃する人々は驚き戸惑っていると突如として街中の建物という建物がまるで
魔法のように消え去ったのだ。
そんな光景を目の当たりにした人々が動揺しているとその現象を引き起こした犯人が姿を
見せたのだった。
その姿を見た街の人間は驚く事しかできなかったのだ。
何故ならそこにはこの街の領主と領主の息子がいたからだ。
そしてその二人が同時に喋りだすと二人の声が重なりあい、一つの音となって響き渡ると
二人は合体して一体となったのだ。
そして俺はそいつを見て思ったのだ、これは間違いなく邪神の眷属の仕業だと思ったのだが
奴には勝てる気がしなかった。
しかし、俺がそんな事を考えている間に俺が契約している精霊が姿を現して戦闘を開始して
俺にこう言ったのだ。
私は私なりに あの化け物に 一矢報いる事ができる。
そんな可能性があると、 そう言うと精霊がこう言葉を続けた。
「私の力を貸す」
そう告げたのだ。
そしてその言葉の意味を俺は理解したのだ。
つまり俺が今までの俺ではない新たな力を得る事が出来るのだとそう判断すると俺は俺の中に
眠っていたある物を目覚めさせる事にする。
俺の身体から俺の意識とは関係なしに溢れ出す力と、俺の肉体そのものの力が俺の身体を
支配しようとするのだが、必死になって それに抵抗するのだが俺の意思に反して俺の身体から
放たれる力が止まらないで 暴走を始めてしまいそうになるのだが、そんな俺を止めたのは、
やはり 俺の目の前に現れたミレアだったのだ。
ミレアの声を聞いて俺が目を覚ますと俺は 俺であって今の俺ではなく、もう一人の人格が
俺に話しかけてきたのだ。
そして俺は、今、俺に語り掛けてくる 俺と対話を試みると話を始めるのであった。
俺は俺が作り出した別の俺と話をすることになったのだ。
そして、もう一人の俺は俺に質問を投げかけてきたのでそれに答えてやるのだが俺の質問にも、俺と同じ回答をする。
どうやらこの会話では俺は主導権を奪う事は出来ないらしいと判断すると俺はもう一つの
疑問について聞いてみるともう一人の俺は俺の質問に対して、この世界での
お前の役割とこの世界でのお前の立場を俺に教えてくれるのである。
その事を知ると、この世界の平和を守れるような 力を手に入れる事にしたのだ。
この世界を守る事を決意してから 数日が経過すると、
「あなた、今日は何をしようかしら?」
そう俺に問いかけると俺はこの世界を守るために戦うと決意した。
それからしばらくして、俺達は結婚式を挙げた。
そして結婚式を挙げた後は 俺とミレアと二人で この世界を守るために旅に出るのだった。
それから、俺はミレアと二人きりで世界を回る旅に出ては魔物達と戦い続けた。
俺がこの世界に転生した時に遭遇した魔族の集団が魔物達の王と行動を共にしている事が
分かった。
俺はその事実を知った時はとても驚いていたが、それでも俺はこの世界のために戦うことを
やめたりはしない。
俺はそう心に誓って魔物達と戦う事を決心する。
そして、俺は魔物達と戦っていき、少しずつ魔物達を倒していってはこの世界の平和を
守っていったのだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜

早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。 食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した! しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……? 「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」 そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。 無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~

にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。 「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。 主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!

あるちゃいる
ファンタジー
 山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。  気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。  不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。  どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。  その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。  『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。  が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。  そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。  そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。   ⚠️超絶不定期更新⚠️

追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい

桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜

桜井正宗
ファンタジー
 能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。  スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。  真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

処理中です...