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それからしばらくすると、 料理が完成したので、俺は
そして、ある程度動いたら風呂に入りに行くと、そこで俺は驚愕する。
何故ならば、そこには、ミレアとミリアが居たからだ。
そんな二人に俺はどうしてここに居るのかを聞くと、 ミレアは、一緒に入りたいと
言ったらしく、ミリアは、俺が喜ぶからと言って入らせてくれたらしい。
俺は、二人の行動に驚きながらも、 そんなミレアとミリアを抱きしめてあげると、 
二人は嬉しそうにしていた。
それから、俺は風呂を出ると、 二人が脱衣所の前で待っていたので、一緒に出ると、 
ミレアは俺に抱きついて来た。
そんなミレアを撫でてあげると、ミレアはそのまま俺と寝たいと言う。
俺は困ったが結局は折れる事にした。
ミレアの母親はミリアだが、俺でも居場所が分からないので
首を振って知らないことをアピールしていると、
「それじゃあ私が助けに行かないといけないから早く探しに
行こう?」
と言い、俺の袖を強く掴むと引っ張り出した。
俺もその行動に驚いていると俺の顔を見つめて来たので再び強く断ろうとする前に俺の考え
を理解したかのようにすぐに引き下がる。
俺とミレアもついて行きたかったが この家を放っていくのに気が引けた。
そんな俺の事を心配するかのような目をしながら
「絶対に無事に戻って来るよだから待っていてね!」
とミレア。
ミレアの表情から本気で言っていることが伺えた。
だが、今の俺はこの世界でただの人に過ぎないと自分に言い聞かせ心を静めた。
俺達を心配してか不安げな様子で俺を見て来ていたがその事を感じ取った俺は娘と
妻の不安を払うべく元気よく返事をしてやった。
俺は妻と子を守る力が必要だ。
俺は強くなる。
そのためには魔物を倒し続けなければ、俺にはまだ戦う術はないだろうか?
俺にも戦い方があるだろうに、何か良い方法はないか?
その事に俺は疑問に思っていると。
「気になったのかさっさと探せ!」
 と言われた。
それから少し経つと洞窟を見つけたのである。
驚きつつも警戒しながら進んで行ったが途中で分かれ道に差し掛かる。
そこでミレアは真剣に見回して悩んでいるようだったが突然声を上げて左の道に入って
しまったのだ。
焦ると共に心配になり追いかけたがミレアは奥まで辿り着くとその先は袋小路と
なっていたのだ。
ミレアは泣いてしまうも俺は俺達の事を本当に心配してくれての行動だったと思うと
嬉しいかったのである。
だが俺が見つけてあげないとこの子の親がこの子を迎えに来ても会えなくなってしまうかも
しれないと考えるだけで怖くもなった。
それにしても何処にいるのだろうか、もしかしてあの時のドラゴンが関係しているのでは
ないかと推測出来る程である。
その可能性は低いと思われる なぜなら俺は魔法陣の中に入っているはずなのだからで
あるのだか。
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