元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

601.

その品物はとても綺麗で思わず見惚れてしまうほどだった。
俺はその事に感動しているとその事が分かったのかその店主は、俺に、その商品の説明をしてくれた。
その説明によるとこの宝石は魔法の力が込められているらしい。
その魔法について聞くと魔力を込める事で発動する事が出来るらしくその効果はこの宝石の中に込められている
効果の属性を扱えるようになるというもので俺が欲しいと思っていたスキルが使える様になる代物のようだった。
その事に俺は嬉しくなってその事を興奮気味に話すとその店主は俺にこの商品をプレゼントしてくれると言う。
俺はその事にお礼を言いながらもその申し出を断るとその代わりにその店で売っている商品の中で一番高い物を
買おうとするとその事を察した店主はその事を断ろうとしたが俺は強引に押し切るとその事に感謝した店主は、
俺にその商品を渡してきた。
その事に対して俺は感謝しながらお金を払うと店を後にしようとしたのだがそこで、俺はあることに気付いた、
それはその指輪が左手薬指のサイズで作られていたからである。
俺は、それを見て考えるとこれってもしかしたら結婚指輪みたいなものなのか？
と思ってしまう。
だとしたら、俺はミレアと結婚することになるんだけど……まあいっかと思いながら俺達はその場を離れた。
それからミレアと楽しく過ごしている内に夕方になり帰る時間になったので家に帰ると俺は早速貰った指輪を
ミレアに渡すと
ミレアは大喜びではめていた。
それからしばらくすると夕食の時間になったので皆で食事をする事にした。
今日のメニューはハンバーグである、ミリアのンバーグは絶品でありとても最高なので、俺はついおかわりを
してしまった。
食事が終わると俺は食器の後片付けをしているとミレアが俺の所に近寄ってきて何かを話したかったのだろうが、
その前にミレアはお腹をさすり出したので、 俺はミレアを抱き上げるとトイレまで連れていき、 ミレアの
おしっこを
手伝ってから、お風呂に入る事を提案したが、 ミレアは一人で入ると言い出してしまい、俺は仕方なく先に
寝室に戻るとベッドの上で横になって待っていると、鳶がノックされた。
「ミレアか？ おかえり、入ってきたら……」
そう言えば扉越しに
「あの、私なんだけど、今いい？　ユウト」
その問いかけに絶句する、その声は紛れもなく、妻のミリアからのモノだった。
「ああ、ごめん、ミリア、今開けるよ」
そう言いながら扉を開けるとそこには、 美しい黒髪に青い瞳、整った顔立ちをした美女がいた。
その事に驚いていると彼女は俺に近づいてきて俺を抱きしめてきた。
その事に俺は戸惑いを隠せずにいると、 ミリアは俺の頬に優しくキスをしてきた。
そして、俺は彼女にお返しとしてキスをしてあげた。
しばらくするとミリアは俺から離れていった。
俺が、ミリアにどうしてここに居るのかを尋ねると、 ミリアは、俺に会いに来たそうだ。
しかも、大切な話があるらしい。
「大切な話って？」
そう聞き出せばアイテムボックスからミリアは指輪を取り出した。
そう、それは昼間、ミレアに送った指輪だった。
「貴方は自分の娘を妻にする変態さんですか？」
その声と、静かだけれど、軽蔑の籠った口調にぞっとする。
「ちがうんだよ、それは、そのだな」
俺は必死に弁解しようとするが上手く言葉が出てこない。
そんな俺を見かねてかミリアが口を開く。