元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

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しかも睨んでいて何か気に入らないところがあるのだろうと思わせる視線だった。
その目はまるでお前が悪いと告げられているかのように感じてしまう。
そのくらい威圧感を感じていた。
ただこの光景だけ見れば微笑ましくもあるが何故かしら緊張感を覚える、
それは俺の背後に存在する 者達のせいであろうということは嫌でも分かることでそんな緊迫した時間が
続いた後にようやく到着した。
ミレアをお姫さまだっこして家に入るとすぐにミリアにベッドまで運ばせるそして、その部屋のドアの前で
立ち止まり俺は考えるのである。
(この女達は一体どういった性格でどうゆう思考しているのか)
ということを俺は悩んでいたそして色々と悩んでいるうちに時間は過ぎていきふと気づいた時には
夜の10時過ぎにまで迫っていていたようだ。
どうやらそれだけ長い時間頭を使ってあれやらこれにやら試行錯誤を重ねていたと気づく俺はそんな自分に
驚いたりもする。
このことについての詳しいことは今は置いておきまして明日になれば多分家内二人が何かを言うかも知らないし
この辺りの事情とかを軽く説明したら何とかなったのかとも思うが今さらだしなそれよりも今日の予定を振り返れば
いいだけじゃないか!
俺は部屋に入った瞬間の違和感に疑問を抱いていたからそのことについて考えていると何故か俺の服にしがみ付いて
寝ていて離そうとしてくれないため俺は仕方なくその場で過ごす事に決めた。
その時である、そのタイミングを狙ったみたいに現れる俺の母と父がそこにいた。
この人たちも相変わらずマイペースであり人の邪魔になることをあまりしていない人達なんですが今回ばかりは
その行為に感謝したくなる。
というのもどう考えてもこの人が俺の味方にさえなっていてくれれば大体解決するから本当にありがたいと
思っている俺がいるのです。
そこで俺は俺の父からこの世界の問題について詳しく教えてくれることになっているのだと判断。
俺はそれに了承してからこの世界で生きるうえで必要な知識を得ることとなった。
父さんの話は結構面白い話が多く、そしてとても参考になったりするため、
俺は真剣な表情をしながら聞き入っているわけなのだがその途中で俺を驚かせる事態が発生したのは
ほんの数秒前のことであった。
俺の父親は、自分の娘とその夫に対しての愚痴を吐きまくっていたわけであり俺はそれを聞いていた。
そして俺がそんな事を思っていながらも真面目に聞いているのにはそれなりの理由が存在する。
それが何かと言えば父の話す内容に対して俺自身興味を惹かれたため、だから聞く必要があった。
そのため俺達はずっと会話を続けておりそのおかげでこの世界にどんな種類の職業が存在しており、
またどのように生活が成り立っているかを知ろうと思ってのことだ。
父は自分の子供に関してかなり溺愛しており親バカを爆発させていたので、正直言うとうんざりする
時もあったのは確かだけど、それでもその話が聞けたことによって、俺はある程度納得ができた。
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