元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

547.

出来上がったのは柄に、竜を模した形の細工が施されていて鍔と
剣身部分とに別れるような仕組みになっていた それからその武器は完成した後に。
ミリアに手渡すと、ミリアはそれを 受け取った途端 鞘から抜き放つと俺が先ほど打ったその短刀を見てうっとりしており、
 彼女にプレゼントする。
と言ってあげようとしたら、彼女は頬から流れる血をそのままにしているのでそれを治療しようと、
彼女を抱き抱えた時に、ミリアから抱きつかれてしまい。
それから俺の膝の上に乗った状態で治療を施してから。ミリアを離そうとした時ミリアに腕を引っ張られるので。
抵抗しようとしたがミリアの瞳に光が宿っていないことに気が付き、俺も覚悟を決める。
それから数分の時間が過ぎ去った頃には、お互いに息を切らせた状態になっていき 俺の心臓も、鼓動が激しくなり。
俺は緊張と喜びで興奮気味になってきている中。彼女は落ち着きを取り戻したらしく、そして。
それから俺は彼女の首元に触れると脈があるのを確認すると安堵のためいきが漏れる。
そのあと、 彼女を優しく撫でるのであったが、俺はそんな彼女が俺の腕の中にいる事実と。
それから今の今までミリアの意識がなかったということ。
それに、あの時の俺はミリアに殺されかけたが、結果的にミリアを助けられて。
俺は心の底から嬉しいと思えるようになっていた、それから俺達は、
ミリアの部屋に戻っていき。
俺はベッドに横になりながら眠りについた。
ミリアに看病をしてもらいながら一日を過ごした後、俺が目を覚ますと、 
既にミリアがベッドから消えていた。
どこに消えたのだろうと思いつつ俺は起き上がるとミリアが、朝食を持って来て俺の前に
並べてくれる。
それからミレアに今日は何をするのと聞くとダンジョン攻略に行く予定だと
答えられたのだった。
「ユウト様も一緒ですか？」
と言われたが、当然のように断った。
何故なら危険だし、それにミリア1人じゃ絶対に勝てないし危ないと思う。
ミリア1人では無理だと思うので止めておくように説得をしたけれど。
意外にもミリアの意思は固くて頑なだったため仕方なく了承をしたのだ……。
それが終わると 俺達は街に行くことにしたが、途中でハクを見つけたけどスルーして
そのまま歩き続けるも。
やっぱりハクがしつこくついてくるものだから 仕方なくハクを連れて歩く事にしたのである。
それからギルドについて、依頼がないか受付嬢に聞くと特にないらしいが……そう言うと。
ハクが、俺が受付嬢と話している間に勝手に掲示板に張り出された依頼書を一枚手に
取って見ていたのが分かったから、
ハクは何をやってるんだと俺は疑問を抱いてから、その仕事の内容を確認してみた。
それから俺は、 それからギルドを出ると、 この街に唯一存在するという図書館に
向かったのであるが俺は、ギルドマスターに渡されたメモに書かれた住所に向かって
歩いている最中に。
突然後ろを振り向いた。
その時俺は確かに見たのであった。
俺の事を見ている男がいることに……俺はそんな男に見られてる中で、目的地に到着したので、
ドアノブに触り回してから、ゆっくりと扉を開いたので中にお邪魔することにした、
それから奥の方に進むとそこには、本が並んでおり、適当に本の背表紙のタイトルを
見ながら 本を読んでいくことにし時間つぶすことにしたのであった。