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ミリアは俺に微笑みかけると、
「ハク、仲間なんだよね、なら、そこのざこかたずけといてね」
ミリアの言葉に俺は驚く。
「ミリア、何でそう言う事を言うんだよ、ハク疲れているだろう」
「ねぇ、貴方はどっちの味方? アリアに酷い事を最初にしたのはあっちなのよ」
確かにそうだが、確かに俺のポーションでも回復は追いついていない。
回復魔法を使えば良いのだがそれだと俺の負担が大きすぎる。
俺はポーチの中からポーションを取り出すとミリアに渡す。
ミリアはそれを飲むと少しだけ落ち着いたようだ。
俺はミリアに回復魔法をかけていく。
ミリアに回復魔法をかけた後にポーションを飲んでもらうがやはり回復量が足りない。
俺はミリアにポーションを渡すと回復魔法をミリアにかける。
ミリアに回復魔法をかけるとミリアの顔色が戻る。
俺はミリアにポーションを渡すと飲み干してもらった。
それから俺はミリアを抱きしめる。
しかし、今度はハクに渡すポーションが無くなってしまった。
「ごめん、ハク、自分で回復してくれ」
そこまで言うとハクは自身に回復魔法を唱えて行く。
そして、そのせいで3/5になってしまった。
「ミリアちょっといいか」
「何」
「来なさい」
有無を言わさずにミリアを俺が引っ張り連れ出すと手を離した途端その頬思いっきり叩いた。
「何するのよ」
「ハクの回復魔法の一回分だ」
その言葉に唖然とするミリア。
「お前が、ハクに渡すポーションを飲まなければ、ハクは自身に魔法を使わずに済んだ」
俺はミリアにそう告げる。
ミリアは俺の言葉にハッとすると、 俺に頭を下げて来た。
俺はミリアに頭を下げられ戸惑っていると、
「私、許せなかったの、ずかずかとあんな事をしたのに、仲間みたいに接して」
ミリアの気持ちは分かる。
「確かにムカつけど、ハクの力が必要なのは事実で、しかも、ハクの貴重な一回分の魔法をお前が
無駄にしたのは事実だろう」
「そうね、私、最低ね」
そう言ってミリアは俺に謝ってきた。
そっと頭のを撫でてやる。
俺はミリアにポーションを手渡す。
ミリアはポーションを受け取るとそのポーションを持ってハクの元に向かった。
「ハク、これ、ユウトから」
「あ、ありがとう」
そう言いながらにこやかに微笑むハクにユウトは感心してしまう。
普段は嫌な奴だけど、とても、いいやつなんだなっと思った。
ハクは俺にポーションを渡すとミリアと一緒に元の場所に戻っていく。
そのまま、続けているとこの前来た道では無い所にたどり着く。
「あ、あれ、迷った?」
「この前は探索だったからな」
俺達は、この前来た道を戻ろうとしたのだが、いつの間にか知らない場所に来ていた。
俺はマップを開く。
すると、この前の場所に赤い点が表示されていた。
この前までは、青い点が表示されていたのに…… 俺は、その事を考えると、もしかしたらと思い、
地図を眺めていると ミリアが俺に問いかけてくる。
ミリアは俺の答えに納得すると、そのまま歩き出した。
しばらく歩いていると大きな扉が見えてきて、その前に誰かが立っていた。
「ハク、仲間なんだよね、なら、そこのざこかたずけといてね」
ミリアの言葉に俺は驚く。
「ミリア、何でそう言う事を言うんだよ、ハク疲れているだろう」
「ねぇ、貴方はどっちの味方? アリアに酷い事を最初にしたのはあっちなのよ」
確かにそうだが、確かに俺のポーションでも回復は追いついていない。
回復魔法を使えば良いのだがそれだと俺の負担が大きすぎる。
俺はポーチの中からポーションを取り出すとミリアに渡す。
ミリアはそれを飲むと少しだけ落ち着いたようだ。
俺はミリアに回復魔法をかけていく。
ミリアに回復魔法をかけた後にポーションを飲んでもらうがやはり回復量が足りない。
俺はミリアにポーションを渡すと回復魔法をミリアにかける。
ミリアに回復魔法をかけるとミリアの顔色が戻る。
俺はミリアにポーションを渡すと飲み干してもらった。
それから俺はミリアを抱きしめる。
しかし、今度はハクに渡すポーションが無くなってしまった。
「ごめん、ハク、自分で回復してくれ」
そこまで言うとハクは自身に回復魔法を唱えて行く。
そして、そのせいで3/5になってしまった。
「ミリアちょっといいか」
「何」
「来なさい」
有無を言わさずにミリアを俺が引っ張り連れ出すと手を離した途端その頬思いっきり叩いた。
「何するのよ」
「ハクの回復魔法の一回分だ」
その言葉に唖然とするミリア。
「お前が、ハクに渡すポーションを飲まなければ、ハクは自身に魔法を使わずに済んだ」
俺はミリアにそう告げる。
ミリアは俺の言葉にハッとすると、 俺に頭を下げて来た。
俺はミリアに頭を下げられ戸惑っていると、
「私、許せなかったの、ずかずかとあんな事をしたのに、仲間みたいに接して」
ミリアの気持ちは分かる。
「確かにムカつけど、ハクの力が必要なのは事実で、しかも、ハクの貴重な一回分の魔法をお前が
無駄にしたのは事実だろう」
「そうね、私、最低ね」
そう言ってミリアは俺に謝ってきた。
そっと頭のを撫でてやる。
俺はミリアにポーションを手渡す。
ミリアはポーションを受け取るとそのポーションを持ってハクの元に向かった。
「ハク、これ、ユウトから」
「あ、ありがとう」
そう言いながらにこやかに微笑むハクにユウトは感心してしまう。
普段は嫌な奴だけど、とても、いいやつなんだなっと思った。
ハクは俺にポーションを渡すとミリアと一緒に元の場所に戻っていく。
そのまま、続けているとこの前来た道では無い所にたどり着く。
「あ、あれ、迷った?」
「この前は探索だったからな」
俺達は、この前来た道を戻ろうとしたのだが、いつの間にか知らない場所に来ていた。
俺はマップを開く。
すると、この前の場所に赤い点が表示されていた。
この前までは、青い点が表示されていたのに…… 俺は、その事を考えると、もしかしたらと思い、
地図を眺めていると ミリアが俺に問いかけてくる。
ミリアは俺の答えに納得すると、そのまま歩き出した。
しばらく歩いていると大きな扉が見えてきて、その前に誰かが立っていた。
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