上 下
524 / 737

525.

しおりを挟む
「さてと、で、ミリア、相変わらず美しいですな」
「触らないで、この外道」
「おやおや、嫌われたもんだ、で、アンタがパーティーリーダーなんだっけか、とりあえず指示をくれ」
「俺がリーダーって、ミリア」
「ごめんね」
なんかムカついて来たぞ俺は青い髪を掻きむしると
そのままハクに言う。
「ハクは前衛で切り込むミリアのサポートだな」
「おう、了解した、お前はどうすんの?」
「回復魔法でサポートする」
「分かった、じゃ行くぜ」
そう言うと、ハクは俺達に襲って来る敵を切り伏せる。
俺は、ミリアにポーションを渡すと、 ミリアは俺に笑顔を見せると、
「ありがとう」
そう言うと、 ミリアは俺に抱きついてくる。
俺はミリアにキスをする。
ミリアは俺に微笑むと、 俺にお礼を言う。
俺はミリアにお礼を言われると、 ミリアの頭を撫でる。
俺がそうしている間に、敵の数がどんどん減っていく。
「ハク強いな、1人で無双してやがる」
「嫌な奴だけど、強いのは本当だものね」
俺とミリアは、 二人で話していると、 ミリアが俺に質問をしてきた。
「そう言えばハク、今、勇者の魔法使えるの?」
「使えるけど、王がパーティーリーダーの許可を得てから5回だけ発動していいって、ペナルティーを」
だから勇者としての光魔法を使ってないのかと納得した。
俺は、ミリアと会話をしていると、 ミリアが俺の頬っぺをつねる。
俺はミリアにお返しをすると、 ミリアが俺の耳元で囁いてくる。
「私も貴方の役に立てるように頑張るね」
俺はミリアの言葉に嬉しくなって
ミリアがハクにこう言う。
「下がって、前に出るから」
そう叫ぶなり剣を抜くと
「エンチャント、ファイア」
そう叫ぶと火魔法が剣に伝わり剣の状態が火剣ファイアソードとなる。
そのまま剣を振る宿った火が剣を真っ赤に染める。
「おお、あれがミリアのエンチャントかよ」
「お前見た事なかったのか?」
「ミリアと狩りなんてした事ないぞ」
そう言いながらも、 俺達は、 ミリアの援護に入る。
俺が、 ミリアにヒールをかけると、 ミリアが俺にお礼を言ってきた。
俺とミリアとで、 敵を殲滅していく。
俺達が苦戦する事なく、 俺達は、 最後の一体を討伐すると、 俺達は一息つく。
ミリアはハクにお弁当で持って来たサンドイッチを渡すと
「これ上げる」
「え? いいのかよ、俺とっても酷い事をしたのに」
「今度したらぶっ殺す」
「おおこわ」
そう言いながらサンドイッチを受け取るとそのまま食べていると俺は気配を感じ取って慌てて剣を抜く。
「何」
「気を付けろ、戦闘態勢」
そう叫べばハクとミリアの表情に緊張が走ると剣をそれぞれ抜いた。
「見えたか?」
「ああ、確認した、モンスター複数確認、ハク、イケるか?」
「おう、勇者の光魔法で蹴散らしてやるぜ」
「では、ハクの勇者権限を解除する、薙ぎ払え」
「おう、うなれ、シャイニング、ライトニング」
そう叫ぶと天高くハクの身体が光が放たれる。
そのまま無数の光が敵を貫いて行くその様は光の雷が轟き渡るようだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

全能で楽しく公爵家!!

山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。 未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう! 転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。 スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。 ※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。 ※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる 

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ 25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。  目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。 ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。 しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。 ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。 そんな主人公のゆったり成長期!!

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される

こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる 初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。 なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています こちらの作品も宜しければお願いします [イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

処理中です...