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この前もミリアが参加した元・勇者パーティーのせいで、生命力が回復できないなんて事態になったのだ。
「ミリア、お前」
「ミセリアとお留守番していて」
そう言うとそのまま迎えに来た元・勇者パーティーに連れ出されてしまった。
「あいつら、俺の妻を回復アイテム位に紙貨思ってないだろう」
俺の気持ちなど知る由もなく 俺に お世話になりましたとか言われて俺がお礼を言わされる羽目になってしまう。
しかも、ミセリアの両親は
「いなくなってよかったね」
なんて言い出す始末、何故なら、第一妻のミリアが居なく鳴れば覇権は全てミセリアのモノになるからだろう。
「ミセリア、出掛けちゃダメか?」
「却下します、ミリアさんだって強い子です、待っていれば帰って来るでしょう」
ミセリアはそう言っているが この世界に転移して来ているのは知っているが。
ミセリアは元勇者を信用しきっていてだからミリアの事なんて大丈夫だと踏んで居る。
しかし、ミリアは数日前まで元勇者の指示で、致命傷に近い傷を肉壁にされて与えられたのは事実。
しかも、理由は俺の妻だからだそうだ。
そんな奴が俺の大切な人を狙う可能性は極めて高いからこそ 元勇者の所へ向かわなければいけないと思っていた。
それには ミセリアに内緒にして、俺は一人で向かうことに決めていた。
ミセリアは心配そうな顔をしているが俺を信じて貰うしか無いのだ。
俺は準備をして 屋敷を出た。
屋敷を出ると門の前に人高が出来ている。
戸惑い急いで向かうとミリアが全裸でそこにいた。
薬を盛られているのか明らかに可笑しくて一心不乱に男性に犯されている。
しかも、見世物ショーとして元勇者達が人ょ呼び集めているのだ。
「ふざけるな」
「おやぁ、ユウト君じゃありませんか、ミリアユウトが来たぜ、見せてやれよ、お前が淫乱だって事を」
その言葉に首を振る俺。
集られて行くミリアの身体にその細い腕に俺は発狂すると剣をその場で抜いた。
「お前ら、殺してやる」
「七天なんて嘘に決まっているじゃん、ミリアがあまりに幸せそうだったから、ぶっ壊してやったよ、
なぁ、ミセリア」
そう言われて驚いた顔をする俺。
ミセリアがクスクスっと笑っている。
「あははは、ミリア、アンタよく似合っているじゃない」
(嵌められたのか?)
そう思うとミリアに手を伸ばして行く。
その手を抑えられて地面に沢山のギャラリーによって押さえつけられる。
「止めろ、やめろよ」
「へぇー、ミリア、もうすぐ壊れるかもな」
元勇者が俺を煽ってくる。
その時ミセリアが俺を見てくるので俺は視線に気づいたが、元勇者に意識が向いていて気が付かない
振りをするが。
ミセリアの目が俺に訴えかけてきていた。
そして元勇者が魔法を発動すると、 ミセリアが元勇者に吸い寄せられるように近づいていき
元・勇者はキスをしていたのだ。
ミセリアは嬉しそうな表情をしている。
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