元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

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そのまま元勇者が息をしてなかった。
しかしミセリナとミセリアと俺の仲間達が一斉に元勇者に近寄り蘇生を試み始めたので俺もそれに参加する。
ミゼリア達は必死になって魔法を唱えているが俺の方では何もできない。
俺は自分のステータスを見るとMPがほとんど残っていなかった。
しかも魔力切れまで残り3時間と表示されてしまい俺は慌ててしまう。
「お前たち俺のことより、他の人を救え」
とミセリナ達に叫ぶが彼らは元勇者を助けることしか頭にないようで元勇者に回復魔法を
かけることを続けていたが。
ミセリアだけは元勇者を蘇らせようとしている。
ミセリナは、ミゼリオを俺の元へと移動させてくる。
俺とミセリと俺にくっついている元騎士リーダー だけが、俺の回復術を受けて生き残っている状態で 。
ミセリア以外のみんなは既に気絶していた。
ミセリアは俺が渡してあるマジックポーチから体力回復用の丸薬を取り出そうとしていたのを俺が止める。
「ミセリア俺の事なんか気にせずに元勇者を頼む」
俺がそう言うとミセリアは涙目になりつつ俺に元勇者を任せて。
俺とミセリアと元騎士リーダーの 三人だけになるとミセリアは 涙を流しながら泣き崩れたのを見て
俺と元騎士リーダーは、
ただ彼女の泣く姿を見ているだけしかなかった。
しばらくして元勇者の体の中から何かが出て行ったような感じがした後元勇者は起き上がり周りを見渡す。
ミセリアは、そんな勇者に向かって走り寄っていったのを俺と元騎士リーダーは、見守って居たのであった。
それから元勇者はミセリアに今までの事を謝り。
俺の仲間に危害を加えないというのを確認した後に元騎士の男が元勇者に斬りかかろうとしたのを止めよう
としたのであったが
遅かったが俺は何とか止めたものの俺は元勇者の仲間の男によって腹に剣を突き刺されてしまったが、
元勇者は助けようとしてくれていた。
だが俺の身体には、剣は深く突き立てられていて。
血が大量に流れていた。
剣を抜き取るのは難しくなったのは確かだと思っていた。
剣を抜かれた時に痛みを感じるが俺は我慢をしていたので大丈夫だと自分に言い聞かせていたのであるが
ミセリアルの母は、
心配そうな顔をしながら俺を癒してくれたが傷口は完治しないみたいで少し出血している程度なのだ。
そして俺に治癒魔法をかけ続けていたミセリアが俺を心配しすぎて過呼吸状態になってしまった。
俺は元騎士団長を呼び事情を説明したのであった。
そして元騎士団長が仲間の男性陣と共に元勇者の元へと向かうのを見送った後。
俺は俺に付き添ってくれる人が必要だと思い。
俺と行動を共にしてくれているミセリアの母を呼ぶとミセリアの母を連れてミセリアの部屋に向かい
ミセリアを抱きしめたのであった。
ミセリアはミセリアの母は回復できたけど、ミゼリアはまだ目覚めていなかったので俺は、元勇者の元に
向かうと元勇者に、この女に触らないでもらえますかと言われてしまう。
俺は元騎士団長が連れてきた女性の元へと向かい抱き抱えようとすると彼女は嫌がり俺から離れてしまった。
仕方なく俺は自分の屋敷に戻りたいのだが。
俺は彼女に自分の名前を言っていない事に気づき自己紹介をしたのだが。
名前すら聞いていないのに。
勝手に抱こうとしたりしてくるので。
本当に勘弁してほしい。
俺は彼女をお姫様の様に扱いたくなるくらいに愛らしいと思っているのだが。
俺は、お嬢様と呼んであげたら機嫌が良くなってお城に戻ると言ってくれたので。
彼女を送って行こうと思い俺は、俺の屋敷に連れて帰ることにした。
その帰り道で俺に付いて来ていたミセリアの母さんから俺の屋敷で暮らす事にして下さい。
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