元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

489.

勇者の元仲間だった魔道師のミリアが、勇者に恋心を抱いていてそのせいで、
美味しい食材を食べさせたくて元仲間である勇者と共に、勇者に料理を振る舞ったけど勇者が食べてくれず
元勇者を憎んでしまいましたという物語。元勇の好きな物は、カレーライスである事が、わかったりするのです！
でも元勇者の元勇者と、ミセリアの両親は勇者が、勇者と元勇者と暮らすようになってから初めて 俺が作った食事を食べるようになったのに……俺と一緒に住んでいた時に 俺の作るご飯をよく食べるようになってくれたんだよ。
元盗賊の男は、ミセリアと同じ元騎士の女の子にミセリアがミセリアの母に作っても大丈夫そうな材料で作った
食事を振る舞い、それがきっかけで二人の仲が親密になっていった事を思い出して感慨深げにミセリアの事を
眺めながら呟いたのであった。
「ミリアの奴、夫婦なの②浮気だよな、あれは明らかに、どう思う？ ミセリア」
そう問いかければミセリアは手を止めて俺を見ると
「貴方方、夫婦ののろけ話は正直どうでもいいんですが、あえて言うのなら、ユウトさんに魅力がくなって
しまったから、妻のミリアさんは外に男遊びをしに行ったのでは無いですか？」
そう、シレッとしかも、ジト目で言ってくるミセリアに唖然となる。
「奥さん大切に出来ない夫は地獄に堕ちろです」
ミセリアはそう言って再び俺の背中に抱きつくと 頬を膨らませ拗ねた顔をした。
そして俺は元勇者にミリアが男友達に会いに行くと言っていたと話したのだと伝えると……
「やっぱり妻であるミリアをほったらかしにするなんて貴方は駄目な人ですね。こんな所にいる暇があったら、
ミリアさんに謝罪をしてきなさい」
と言われてしまい、謝る事にしたのだがミゼリアとミセリアを俺の実家に置いて行く事も
出来ず結局実家までついて来ていた。
そこで俺達は元勇者と元勇者の両親を連れて元勇者達が過ごしていた家に来たのだが
元勇者の父親が俺達の方に振り向いて言った。
元勇者の父が勇者の元仲間だった少女を見て何かを感じ取り
「勇者の元に居ても役に立たないと思ったら、妻に対しても使えない」
とつぶやく、すると元騎士団の元リーダーで今は引退して俺の実家で暮らすことになった元騎士の男性も、
同じことを考えていたのか元盗賊の女の子に対して辛辣な言葉を口に出す。
そして、ミリアにこう言う。
「アンナのはさっさと離婚してしまいなさい」
と元勇者は ミリアにそう言い放ったのだった。
「嫌です、私の夫はユウトですから」
「ミリア、馬鹿な事を言うな、戻って来い」
と元騎士団のリーダーがそう言ったらミリアは目を吊り上げ怒り出しミリアはそんな事は気にせず
元騎士団のリーダーの方を向く。