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すると屋敷の地下に階段を発見したので下りてみるとそこは牢屋になっていて
そこには10代半ばの男の子がいたので俺は
すぐに鑑定スキルを使ってみるとレベル30で魔族であった。
俺はこの少年を今すぐに助けることを決める。
しかし少年に どうしてこんな場所にいるのかを聞いたが少年は何も覚えて
いないとの事
俺は少年が魔族であることを伏せて
おいて、ここから出たいかどうかを確認すると少年は外に出たいという事
だったので俺は少年に名前を尋ねたが、
まだ名乗れないらしい。
ただいつか自分の名前は思い出したいと言っていたので その時になったら
また俺のところに訪れることを約束させた。
とりあえずは地上に戻って村長を問い詰めようと俺はアリアに提案をして
屋敷を出た。
そして屋敷の入口に着くとミリアが
「ミリアに任せてよ!」
そう言うと、何かの魔法を唱えたので屋敷の門は開き始めた。
俺とアリアとミリアの三人は村に帰ることにした。
帰る途中で俺達は森の入り口に戻ってきた アリアによると森の奥に行けば
エルフの結界がはってある場所までたどり着ける
ということだったが俺にはわからないので再び道を教えてもらうことにした。
俺達が森を抜けると日はすっかり落ちておりもう夜にさしかかろうとしていた。
そこでミリアに アリアの持っているランタンに火を点けてもらっていたのを見て
俺も収納カバンからランタンを出して明かりを灯すことにした
それを見たアリアが驚きの声を上げるので 説明をする、
すると今度は俺の出した アイテムを収納鞄にしまってくれとお願いしてきた 
俺は言われるままにしまいこんだ。
それを見ていたミリアが アリアに俺の力の説明をしだす。
どうやら俺に頼めば何でも収納鞄に入れられるからと言って 俺が説明しよう
としたときに 何かを思い出したように
「ああそう言えば言い忘れてましたけど収納鞄に収納できるのは 生きている
生き物は入れられません。」
と言い切った。すると アリアから凄く睨まれているような気がしたので謝ると
アリアが機嫌を直してくれたので良かったのだが、
その後、 何故か、俺はミリアの膝の上に座っている、
これは何だろうと思いながら、ミリアの顔を見るがミリアは笑顔のままだ
俺が首を傾げているとミリアが
俺の手を取って俺の顔を自分の方に向けさせて キスをした。
すると俺の中から力が溢れてきて俺はミリアを 強く抱きしめる。
唇を離したミリアは恥ずかしかったのかごまかすかのように
俺の耳を舐めて、 俺の胸に甘えてくる、
そのミリアの行動が愛おしくなり俺がミリアをもっと可愛がりたいと
伝えた時にアリアが
「ダメですよ!私の旦那様なんですから私だけを見てください!」
と言われたので、少し不満はあるが納得して、俺達はアリアが作って
いた家に帰って行った。
アリアは 料理を作ってくれていたので、俺は ミリアを寝かせに行って
一緒に眠った。
アリアの作ってくれていた食事はとてもおいしく、俺はあっという
間に完食してしまった。
周りに人がいる様子もない。
ただ、遠くに城が見える、 俺の知っている国とは違う。
俺は状況を把握する為に城の方に歩いて行く事にした。
暫く歩いてようやく城にたどり着く。
俺の知らない文字が並んでいる、どうしたものかと思案をしていたら
突然目の前の扉が開いたので
俺は急いで近くの茂みに隠れる 中を見ると騎士の様な格好の男性が
立っていた。
(この世界では、こういう甲冑なのか)
と俺は考えていたら扉を閉めた男性が出て来た。どうやら俺の存在に
気付かなかったみたいだ。
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