元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

421.

勇者は俺にこの世界にはまだ捨てたものじゃないと
俺に思わせてくれた。
勇者は俺に勇者とはどういうものなのかを俺に分からせてくれた。
勇者は俺にこの世界で生きても良いのだと俺に伝えてくれた。
勇者は俺にこの世界で自分が何が出来るのかを俺に考えさせて
俺に自信を持たせてくれた。
勇者は俺に勇者が何故必要なのかという事を俺に理解させた。
勇者は俺に自分の力で出来る事を考えさせるきっかけを
俺に与えて 俺に勇者の力の意味を俺に気付かせた。
勇者は俺に人の為に力を使う事の喜びを俺に感じさせる
事が出来て 俺に勇者の使命の重さを俺に自覚させられた。
勇者は俺に勇者が戦う意味を俺に気付かせる事が出来た。
「勇者はいつも自分の命をかけて、仲間を守ってくれました。
それに僕の事も守ってくれました。そんな優しい勇者に
憧れています」
勇者は俺の心に響く言葉を俺に残してくれた。
勇者は俺に勇者の本当の姿を伝えて俺に勇者の覚悟を
感じさせてくれた。
勇者は俺に勇者の力を正しく使う事を俺に
気付かせてくれた。
勇者は俺に勇者がこの世界でやるべきことを俺に
俺に教えてくれた。
勇者は俺に勇者がどんな存在かを俺に俺に
気付かせてくれた。
勇者は俺に勇者の凄さを
俺に気付かせてくれた。
「勇者は僕達を助けて下さいました。
だから今度は僕らが勇者を助ける番です」
勇者は俺に勇者の素晴らしさを感じさせてくれた。
そして、俺はそのまま走り出す。
今日は妻であるミリアの結婚記念日なので
俺は朝から忙しくしている。
俺は妻のためにケーキを作っている最中だ。
妻の好きなチーズケーキを作ろうと思う。
俺は生地を作り終えるとオーブンに入れて焼く。
その間に飾り付け用の果物をカットする。
俺は一通りの準備を終えると、後は焼き上がるのを待つだけだ。
俺はしばらく待つと、ようやく出来上がったようだ。
俺は出来立てのチーズケーキを持って部屋に向かう。
そして俺は部屋の扉を開けるとそこには綺麗なドレスを
着たミリアが居た。
俺はミリアの姿に見惚れてしまう。
ミリアは俺の姿を見つけると嬉しそうな表情をして
俺に近づいてくると、俺に抱きついてくる。
そして、ミリアは俺の顔を見つめて微笑むと、
俺にキスをしてきた。
俺はミリアに
「ミリア似合っているよ」
と言うとミリアは
「ありがとうございます。嬉しい」
と言ってきた。
俺はミリアに
「そろそろ時間だ行こう」
と言ってミリアと一緒に会場に向かった。
会場に着くと既に多くの招待客が集まっていた。
俺は受付で招待状を見せて中に入る。
すると、ミリアが
「私緊張します」
と言ってきたので、俺は
「大丈夫だよ、リラックスして」
と言ってミリアの肩に手を置く。
すると、突然後ろの方で大きな音がしたので振り向くと、
そこには勇者がいた。
勇者は俺に気づくとこちらに向かって歩いてくる。
勇者が俺に話しかけてくる。
「ユウトさん、今日はおめでとうございます」
と俺に言ってきたので俺は
「ありがとう、君も来てくれてありがとう」
と俺が言うと勇者は
「いえ、当然の事ですよ」
と答える。
俺は勇者に
「そういえば勇者様はどうしてここに？」
と聞くと、勇者が答えてくる。