元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

404.

「お兄ちゃーん、遊ぼう」
俺は、その子たちに、
「悪いが今は、仕事中だ、また今度にしてくれ」
と言うと、 子供たちは、俺にブーイングを浴びせてくる。
俺が困った表情を浮かべていると、ミリアが俺に話しかけてくる。
「お母さんに言いつけるよ」
ミリアがそう言うと、子供たちは、蜘蛛の子のように散っていった。
「ミリア、アリアたちは平気かな」
「こっそりと見に行く？」
そう言われて頷くとミリアは俺に抱きついてきた。
俺は、ミリアに抱きつかれながらも、アリアたちの狩場に向かった。
俺達が森に着く頃には既に夕方になっていた。
俺達は森の中に入ると、アリアがオークと戦っているのが見えた。
しかしアリアは、苦戦していて、怪我を負っている。
俺は、アリアの元に駆け寄ると、
「アリア、無事か！」
と声をかけると、
「お父様、ロイズが」
俺は、ロイズに目をやる。するとロイズは、
「うわーーん」
と言い出した。
俺は、ロイズを抱き上げると、
「ロイズ、お前は強い子なんだからな」
俺は、ロイズに話しかける。
するとロイズも俺に話しかけてくる。
「お父様、怖いよ」
俺に抱きつく、ロイズを抱き抱えた俺は、アリアの元に戻ると、
「アリア、俺が、お前の変わりに戦うから、お前は休んでいろ」
俺はそう告げる。そして、ミリアに
「ミリア俺が、アリアの代わりに戦ってくるから、お前はこの子を頼む」
そう告げた。
ミリアは俺の言葉を聞いて、俺の後ろに隠れる。
俺は、アリアに回復魔法をかけてもらい傷を癒すと、俺はアリアの代わりの魔物を探す。
そして、見つけたので俺は、剣を構えると、 俺は一気に距離を詰めて、斬りかかる。
俺はそのまま攻撃を続けるが相手は、俺の攻撃を軽々と避けてしまう。
俺は、一旦距離を取るために後ろに下がると 相手が俺に攻撃を仕掛けてきた。
俺は、相手の攻撃をギリギリのところで避けると俺は相手に蹴りを入れる。
そして、もう一度俺は相手を斬ろうとした時後ろの方で爆発音が聞こえてきた。
そして俺は音のした方を見るとアリアの放った魔法の矢が爆発して、
煙が舞っていた。
アリアの方に目を向けるとミリアがロイズを庇いながらアリアに抱きついているのが
目に映る俺は急いでアリアの元へと走る。
すると、アリアが俺に気がつき、こちらに走って来る。
俺とミリアとアリアが合流するとミリアが俺に抱きつくと アリアが俺に抱きつく。
俺は、ミリアとアリアに抱きつかれて身動きが取れなくなってしまった。
するとミリアが俺に
「アリアが、私にロイズと二人で逃げてって」
俺はミリアの言葉を聞くと、俺はミリアとアリアに
「ミリアは、俺が守るからな」
と、ミリアにだけ聞こえるように囁くと、ミリアは俺に抱きつく力を強めたので俺はミリアに
「ミリア、苦しいよ」
「馬鹿言って無いの、貴方が死んだら私は生きていけないの」
ミリアの瞳には大粒の涙が流れていて、俺はミリアの背中を優しくさすっていると、
急に辺りに霧が立ち込めて来て視界が悪くなる。
俺は、ミリアと、アリアに離れないように伝えると、 俺は気配察知を使いながら、
警戒をしていると、 目の前に人影が見えて俺は、
「誰だ」
と問いかける。するとその人物は、俺に襲いかかってきた。しかし、俺はその人物の攻撃を
避けるとその人物が俺に問いかける。