元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

396.

俺は、その人から包丁を借りると手際よく切り刻む。
俺はその人を横目に見ながら、俺は、フライパンに油を引き、
「それじゃあ、炒めていきまーす！」そう言いながら俺は玉ねぎやニンジンを炒っていく。
ある程度、具材がしんなりしてきたところで俺は小麦粉を入れる。
俺は、ルーを入れていき、かき混ぜて行く。
そこに、隠し味として、醤油を少量入れる。
そうこうして、完成したのがこちらになります。
【ユウト特製スパイス入りビーフシチュー】
俺は出来たものを皿に盛り付けて、スプーンを添えて、皆んなに振る舞うと皆んなは、
一口食べる度に笑顔になってくれた。
どうやら口に合ったみたいだ。
自分の分を取りに行く前に、俺は、思い出したように口にする。
「我が妻と娘の為に取っておきたいのですが宜しいですか？」
そう言うと、皆んなが了承してくれたので俺は、自分の分のカレーをよそった。
そして同じ風にその場で妻と娘の分も特性の木箱に入れて行く。
俺は、自分の席に戻ると、皆んなが俺の事を待っててくれていた。
皆んなが待ってくれていた事が嬉しかった。
皆んなが待っているので、すぐに自分の席に着くと。
皆が俺に注目をしている。
自分の作ったものが皆んなが気に入って貰えた事が嬉しくて、自然と笑顔になっていた。
俺は、皆んなにさわやかに微笑むと。
「いただきます」
っと声をかけると皆んなが一斉に食べ始めて、皆んなが笑顔になっている。
俺は、皆んなが笑顔で俺が用意したご飯を食べている姿を見ていると、嬉しくなり、
つい微笑んでいた。
すると隣に居た王様が
「すまなかった、其方を疑っていたようだ」
そう言うと、俺に謝ってきた。
「別に気にしてないので大丈夫です」
と答えるとその言葉を聞いた周りの人も俺に謝りに来た。
どうも俺は、この国ではかなり有名な存在になれたようで、俺が料理を振る舞うと
必ずと言っていいほど俺の周りには人が集まるようになったのだか
それが嫌ではなかったのだか……俺の周りに集まった人たちの中には俺に対して
求婚してくる者も現れだしたので困っているとアリアとミリアに相談したら二人共
「浮気はダメ」
と真剣に伝えてきたのだった。
なので、俺達は三人で暮らす事になった。
俺達の生活は幸せだったのだが俺達の幸せな生活を脅かす者達が現れたのだ！
俺達が暮らす村に魔物の大群が現れ村を襲いだしたのだが村人は全員避難していて無事だったから
本当に、良かったもののこのままでは俺の家族も危ないと俺はすぐに行動に移った。
ミリアとアリアに急いで指示を出して行く。
「ミリア、『ソールスタンス』、アリア、『フェアリー・インパクト』」
そう言うとアリアは魔法を唱えて、ミリアは剣を地面に突き刺した。
すると地面から光の柱が出てきて、その柱から衝撃波が放たれて、その衝撃が
魔物達に襲いかかり、その攻撃により、かなりの数の魔獣が倒された。
俺は、その光景を見て、凄いなぁと感心しながら俺も負けてられないと思いアイテムボックスから
武器を取り出すと、俺は、その武器を両手に持ち、構えると、俺は、走り出した。