上 下
390 / 737

392.

しおりを挟む
ミィは、俺に抱きつきながら。
「もちろんだよ、私は、お兄ちゃんの事を信じているから」
と言ってくれた。
俺は、ミィの優しさに感謝しながら。
ミィに俺のステータスを見せた。
するとミィが俺のステータスを見ていると、突然に、俺に抱きついてきた。
俺はいきなりの事で驚いてしまい、慌ててしまう。
そして、俺はミィにどうしてこんな事したのかと聞いた。
すると、
「だって、私の大好きな、お兄ちゃんが、勇者様だったなんて」
そう言いながら俺の胸に顔を埋めていた。
俺はそんな状態のミィを抱きしめると。
しばらくして、落ち着いたのか。
ミィは、俺から離れてくれた。そして、ミィは俺の頬っぺを両手で触ってきた。
「私は、絶対に離れないからね」
そう言うと、ミィは俺にキスをしてきた。
俺が戸惑っていると、ミィは俺から離れると。
「ふぅー、じゃあお兄ちゃん、また後でね」
そう言うとミィは家を出て行ってしまった。
俺は、ミィが出て行くまで見送ると、 ミリアが、リビングに戻って来て。
俺に話しかけてくる。
「それでこれからどうしますか?」
俺は、少し考えた後に。
ミリアに。
「そうだなとりあえずは、ギルド本部に行ってみようと思う」
俺がそう言うとミリアは俺に。
「わかりました、でも気をつけて下さいね」
俺はミリアに心配かけまいと。
「あぁ、わかってるよ」
そして俺は、ミリアにギルド本部までの道を教えてもらい。
ギルド本部に向かった。
ギルド本部に着くと。俺は、ギルド本部の受付嬢にギルド統括副長に会いたいと言うと。
ギルド本部の受付嬢は、ギルド統括副長に確認を取りに行き、しばらくすると。
俺を案内してくれるようだ。
そして俺は、ギルド統括副総長の部屋の前に案内された。
俺は緊張していたが。
俺は深呼吸をしてから。扉をノックした。
すると扉の向こうから。
「入って良いぞ」
と声がしたので俺は扉を開けて中に入るとそこには、ギルド統括副総長が座っていた。
俺はギルド副総長に
「ただいま、職務放棄か? レリエギルド統括副総長殿」
「これはこれは、終えりなさいませ、ギルド統括総長閣下」ギルド副総長は、俺の事を睨んでくるが。
俺は無視して、ギルド統括副総長の隣に立っている男に話しかけた。
「あんたが、ギルド統括本部長か」
「あぁ、私がギルド統括本部統括長だ」
「そうか、それで、俺に何か用か? 」
「君には、王国への反逆罪が掛けられている」
俺はその言葉を聞くと。
(は? 俺がいつ王国に反旗を翻すような事をした?)
俺は混乱していた。するとギルド統括本部長は、続けて。
「ギルド本部所属ギルドマスターと、そのギルドマスターが管理していたギルドが不正をしていた」
「それを見ないばかりか、加担をした、よって国王陛下の御名みなの元、貴殿の身体を拘束させて貰う」
そう叫ばれると義勇兵がぞろぞろと入って来て武器を抜かれた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉

まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。 貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜

桜井正宗
ファンタジー
 能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。  スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。  真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~

にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。 「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。 主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生

野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。 普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。 そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。 そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。 そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。 うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。 いずれは王となるのも夢ではないかも!? ◇世界観的に命の価値は軽いです◇ カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない

兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。

処理中です...