元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

389.

俺達が向かった先には ギルドのメンバーが集まっている場所でミィを紹介するとミィは
皆んなに対して挨拶をしていた。
ギルドメンバー達はそんな様子のミィに驚いている様子だったが、ギルドマスターと
統括副長と俺が一緒に来ていたのと
ミィの見た目の可愛さのあまり、特に気にしないでくれた。
そんな感じで紹介を終えると、ギルドメンバーは、各自自分の仕事をするために
行動し始めるのであった。
俺達はというとギルド統括副長は忙しいみたいで仕事に戻ると、俺達に言い残してから
ギルドの中に戻って行った。
ギルドの中でも俺はギルド総括総長なので何かと忙しくてミリアとアリアの二人でミィを
連れて家に戻る事にする。
そして俺は二人とミリアの会話を聞きながら歩くのだった。
どうやら二人とミレアで仲良さげに会話をしているのを見ると俺はなぜか安心していたのだった。
ただミィに関しては二人から色々と聞かれていたのでミィは困惑しながらも、なんとか対応していたようだ。
家に戻り、俺は、いつも通りに風呂に入ってゆっくりしようと思ったのだが、ミィとアリアが
俺が入るのなら自分達が先に入りたいとか言っていたので。
ミィはミシアが一緒に入りましょうか？と提案していたが。二人は大丈夫ですと言っていた。
俺は仕方なく、俺は俺の部屋から着替えを取りに行く。すると何故か二人が俺についてくる。
そんな二人の様子を見て、
（どうやらこの二人は本当に、もう完全に、俺との距離感が近いのかもしれない）
と俺は思いつつ、この前の町での事もあり、俺はもう何も考えず、
諦めることにして、脱衣場に行って二人の前で服を脱ぐと二人とも頬を赤らめていたが。
それでもまだ、俺の事を諦めきれないのか、じっと俺の方を見続けているのだった。
俺はため息をつくと俺は湯船に浸かり、気持ちよくなり、今日も無事に一日が終わればいいのになぁ。
と思っているのだった。
俺は目を瞑り。
お風呂場で寛いでいると。
突然に俺が入ってきた入り口とは反対の入り口のドアから声が聞こえてくる。
どうやら二人が入ってきてから、アリアが何かを叫んでいるのが分かったが 
何を言っているかまでは聞き取れなかった。
しばらくすると、急に、
アリアの叫ぶのをやめたと 思ったので、不思議に思っていると、今度は、ミィの笑い声で
俺がどうなっているかを理解してしまったのである。
アリアは、俺の入っている浴槽の中に、飛び込んで来たので俺は慌ててアリアを 抱き抱えると、
アリアは俺に謝ってきた。
そして俺はアリアにどうしてこんな事したのかきいた。
するとアリアは顔を赤くしながら答えてくれた。
どうやらアリアが、ミリアに負けたくないと思って、俺とアリアが一緒に入っているのを見ていた
ミリアに対抗心を燃やしてしまい。
つい、勢い余ってここまで来ちゃったらしい。
俺はアリアに、とりあえず落ち着く様に言ったのだが、
なかなか落ち着いてくれなかったので俺はアリアを抱きしめると落ち着いたのか、
俺から離れてくれた。
その後は三人仲良く、お風呂に入った後ミィとアリアは髪の毛の洗いっこをしていたようで、
アリアの髪が濡れていて綺麗だったので俺はつい見惚れてしまっていた。
そして、その後俺はお腹が空いたのでご飯を作る為にキッチンへと向かった。
俺が台所に向かおうとすると、俺は誰かに呼び止められたので振り返るとそこには、
俺はそんな状態の ミリアを優しくなだめながら背中をポンポンと叩いてあげるとしばらくして
落ち着きを取り戻した。