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俺達は仕事部屋に入ると既にミリアとアリアの姿があり準備をしているところだ。
俺もそれを見てすぐに自分の仕事に移る。
俺達が仕事をするために用意をしているとセリアさんが現れる。
すると俺達に話しかけてきた。
(今日は初めての仕事をしてくれる子が来るわね。ユウトは初めての時は何をしてもらったのかしら? 
それと私のことは名前で読んでくれると
嬉しいかな? だって私の方が歳上だしそれに家族でしょ?)
(わかりました。よろしくね?セアリル)
(えぇ、ありがとう)
(今日は、私達三人と他のギルドから二人来るんだって?)
(うん?そうよ。私達と同じで生産がメインの人達ね。今日初めて顔を合わせることになるわ)
(楽しみにしておかないといけませんね)
アリアも嬉しそうな顔をしていたのであった。
そしてついに新人の子が現れた。
その子は女の子だったがどこか見覚えがあるような顔だった。
「こんにちは!私の名前はミリィと言います!」
ミィとミレアの二人が重なる。そして俺の勘が働く、
(ミィちゃん!?ミリアは双子だったのか!!)
俺は驚いていたが冷静になると俺が知っているミリアは、ミィではないと分かり落ち着きを取り戻すと
ミリィと握手を交わす。
俺は、ミリィに質問をしてみることにする。
俺のその問いかけにミリアと、ミリィが俺のことを不思議そうな目で見ている。
俺はまず初めに、俺が知っているミィの年齢を聞くとミィは、5歳になったばかりという。
(ん?俺の勘違いだったかな?見た目的にもっと幼く見えたんだけどな?それじゃ、
ミリアも俺のことを知らなかったみたいだな、
そういえばアリアはどうなのか?)
俺はアリアの方を向いてみる。
すると、アリアが恥ずかしそうにしている。
俺は、まさかと思いながらアリアの年も聞いてみると俺と変わらない16歳だった。
(う~ん。俺はアリアのことを妹のようにしか思えないんだけどな、そうかミリアは俺と同い歳でアリアは違うんだよな。やっぱり俺は、
ロリコンだったのだろうか?)
俺はそんな事を考えてしまうのであった。
俺が、アリアの事を考えて悩んでいるのを見ていた二人がこちらに向かってきて、
「兄さま、どうかしたんですか? ミリィのことを見ながら考え事なんて、変ですよ」
そう言ってくると俺の手を引いてくるのであった。
それから、しばらく経つと、
「お待たせしました、皆さん、私が本日の引率を担当させていただきます、ニーナです。宜しく御願いします。
それでは、行きましょう」
すると、俺はニーナに声をかける。
何故なら、その様子が昨日会った、バザーの準備を手伝ってくれた人だったから。
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