元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

371.

それを振り切って、俺はミリアを引き離し部屋から出ていく。
そして俺達はこの宿屋を出て次の街に向かったのであった。
そして次の街にたどり着くと、そこで一息つくことにしたのである。
だが俺とミリアは次の街に入るための入り口で揉めてしまったのだ。
俺は身分証を見せなければ街には入れてもらえなかったのである。
俺は仕方ないので俺はギルドマスターに貰った通行許可書を、門番に見てもらったのだ。
そうすると。
俺はこの街の滞在期間の間、この国から出ることは出来ないと言われてしまった。
（まじかよ、折角のミリアとのデートの時間が減ってしまった）
だがここで、ミリアと喧嘩してもしかたが無いと思い。
ミリアを落ち着かせて俺はミリアの手を取りその場を離れたのであった。
そうこうしながら。俺は街の中に入っていくと、そこは中世風の街並みが広がっている。
そして大きなお屋敷を見つけるとそこに住むことにしたのでとりあえず生計を立てる為に
リンゴの農園を開くことにしたのです。まずは俺とミリアでリンゴを採取していくと
俺はリンゴに傷があることに気づくと。
ミリアに聞いてみる。
どうやら、リンゴは痛みやすいらしい。
なので俺は回復魔法を使ってみたら。
あっという間に治り俺はそれを他の果実も試していった。
すると、全てではないがある程度回復することが分かった。
なので俺はそれを繰り返すと街中の全ての作物が回復し。俺はその効果に驚いてしまう。
なので俺はミリアにその事を言ってみると。
俺がやったとミリアは気づいていたらしく。俺とミリアは手分けをしてこの世界での回復の手伝いを
するのであった。
それからしばらくして俺とミリアは一緒に食事をしていました。
そうしていると。
一人の少年が現れると、俺達に話しかけてくる。
その男はリンゴが美味しそうだから買いたいという事だった。
俺はこの世界の住人は、この世界のものを食べて育った方がいいので売ることはせずに。
その代わりに料理を教えてあげる事にした。
俺がその提案をミリアに伝えると、俺の作った料理に興味があったのか賛成してくれて 二人で、
この男の子の指導をする事になりました。
その指導で俺達はその子の母親らしき女性と出会う。
どうやらその男性は冒険者で、仕事の依頼中に息子とはぐれてしまい探しているという。
その子は母親に叱られていたが、俺が母親の方を慰めてなんとか事なきを得た。
そして俺達は、その親子と別れることにする。
そう、この子の名前はタケルといい。
その父親が剣の達人だと知り俺達は驚きつつも、俺はその親の所に行くように言った。
すると父親はこの国に雇われている冒険者らしく俺達にお礼を言うと、俺達の事を追いかけて
来たというのであった。
そして俺とミリアとこの国のお偉いさんは話し合いを始めると、この国ではこの世界には
存在しない食材を育てている事を明かすとその料理人を紹介して欲しいと頼み込んできた。
だがこの国にもちゃんとした料理人がいた。そう俺はその人達を紹介することにした。
そうすると。
この国は、この世界の国では珍しい和食を食べることが出来たがこの世界には米が存在しないのであった。
だが、この国の人々はパンの方が主食になっており米はあまり口にしないのだというのである。