元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

287.

俺の話を黙って聞いていた 三人だったが、勇者が口を開いた。
「なるほど、つまりお前と僕がこの世界に 呼び出されたのは 同じ日に別々の場所にいて偶然にも同じ時間帯にあの魔法陣の中にいたからだっていうんだろ？だがそれはありえない！僕は ミレアのいる場所が分かるようになっているんだ。それがこんな簡単に会えるようになるなんて、そんなことは あり得ない」
俺は、そんな勇者の発言を
聞くなり俺は怒りの感情が
込み上げてくる。
リリスはミレアのことをとても愛しており、また、リリスは娘であるミレアの 幸せを願っているのに何故 この勇者はミレアに対してこのような酷い仕打ちが出来るのか俺は、
勇者に対して殺意を覚えるのだった。
俺は勇者に対してミレアと
俺の間に産まれた 子供がいると
勇者に伝えると、 リリスは悲しそうに
下を向いてしまった。
勇者は突然
笑い声を上げると 勇者が高らかに
笑っていた。
俺にはその勇者の行為や態度に対して
許せなかったので俺は、
その瞬間勇者に対して
剣を抜き放つとそのまま、
勇者に斬りかかると俺は躊躇うことなく
勇者に刃を向けたのだった。
俺はそのまま俺が今持っている
全魔力を解放させると、
俺は俺が扱える中で最強レベルの
魔術を行使するのだった。
俺は全力を尽くすために
俺の身体を俺の身体から力が流れ出す。
俺の体内に存在する全ての
魔力を絞り尽くそうとする。
すると、俺の周りに光のオーラが
包み込む。そして次の瞬間
俺が手に持つ大剣は眩い輝きを放つの
だった。
そして俺は、そんな俺を見たことで
俺の強さが、どの程度のものであるか
を理解する。
そして勇者はそんな俺を見て、
「お前みたいな化物相手に戦えと
言う方が無理だ。
僕の負けだ、降参する。
命は助けて欲しいとは言わない
ただ一つ頼みを聞いて欲しい……
この世界を救ってくれ」
俺はそんな勇者の言葉を無視して更に
魔力を高めていくと 勇者が何か呪文を
唱えると俺に向かって炎の渦のようなものを放ってきたが俺には無意味なことだった。その 攻撃を一太刀で消滅させ
俺はさらに勇者に 向かっていくので
あった。
そして勇者との一騎討ちが始まると、
俺はその攻撃をかわしながらも
勇者にダメージを与え続ける。
勇者が俺の一撃を受けるたびに
血を吐き出しながら苦悶の表情を見せる。俺は勇者が地面に倒れるまで
追撃を続けたのだった。
勇者は最後の抵抗として
今まで使っていなかった武器を
召喚すると 俺にそれを突き刺そうとした
のだった。
しかし俺はその程度の ことを
見切れないはずもなく余裕を持って
かわすと俺はその勇者の行動を無駄にするようにとどめを刺しに行くのだった。