元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

253.

俺がそんなことを考えていると
一人の男が俺のところにやって来た。
そして俺を見下ろしながら 不敵な笑みを浮かべていた。
俺はその男に見覚えがあった。
そうこの国の元王であるリベルト・ドラグニアだ。
そして俺はリベルトに話しかけた。
すると、リベルトは俺の事を馬鹿にするように
俺に話しかけてきた。
俺はそんなリベルトの態度に腹を立てると、
「妻と娘は娼婦館に送ってやる、楽しみにしているのだな？」
と俺に言ってきた。
俺はそんなリベルトの事を睨みつけると
「お前の好きにはさせないぞ」
と俺はそう宣言した。
そんな俺の事を哀れむような視線を向けると 俺に背を向けた。
「時期にこの国の生誕祭だ、お前には民達のご機嫌とりの為の生贄となってもらおう」
とそう言うと 俺に嘲笑を向けながら、俺の前から去っていった。
俺がそんな事を考えていると 突然、俺の目の前に光が差し込むと、俺はその光に吸い込まれるように消えていった。
俺が意識を取り戻すと、俺はベッドの上で寝かされていた。
「お父様？」
「貴方」
ここは？
あの光には見覚えがある。
勇者召喚時に見た光！
しかも！国に帰る転移時にも見た光だ。
「やぁ、起きたかな？ 北の王よ」
その言葉に絶句する。
アルフォンス王である。
「ご無沙汰しています、アルフォンス、自国で前王に裏切られて国を乗っ取られました」
俺は、自分の置かれている状況を把握しながらアルフォンスと会話をしていく。
すると、俺の事を興味深そうな表情をしながら見つめてくる。
そして、俺の事を値踏みするような目で見てから 口を開いた。
どうやらこの国の王は、
本当に面白い人のようだ。
そして俺は、アルフォンス王と話をしていると
どうやら俺の事に興味津々のようだ。
それからしばらくすると、どうやら俺の事を気に入ったようだ。
そして俺は、アルフォンスがこの世界に来てから今
までの事を話してくれた。
どうやら俺がこの世界に呼ばれたのは、
俺が勇者としての力を持っているかららしい。
そして俺は、これからどうするかを考えながら
アルフォンスに
「俺は国を守りたい、あの王は悪い奴ではないがその、
周りが悪い」
と言っておいた。
そして俺は、この世界の事を聞きながら
これからどうすればいいのかを考えていた。
するとアルフォンスは、どうやら俺の事を心配して
くれているようだ。
それからしばらくすると俺はこれからの事を
相談することにした。
そして俺は、これからの方針を決めた。
まずは、俺の領地にいる領民達の安全を確保する事と、
国王に復讐する事だ。
そして俺はある決意を固めた。
それは、俺がこの世界で最強の存在になる事と
そしてこの国を俺の力で守る事を決意するのであった。