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「二対一の戦いになるけど大丈夫か?」
するとミリアと勇者が同時にこう答えた。
「大丈夫だよ」
そうして俺達は魔王の幹部であるイーディンに戦いを挑むことにしたのである。
そうして俺達は魔王の幹部であるイーディンに向かって一斉に攻撃を仕掛けることにした。
だがその瞬間、イーディンの体から黒いオーラのようなものが溢れ出したのであった。
そして次の瞬間、勇者とミリアはその場に立ち尽くしたまま動かなくなってしまったのだ。
(これは一体どういうことだ?)
と俺が思っているとイーディンがこちらを見てニヤリと笑ってから俺に近づいてきて俺の首を掴んだ。
それから俺は抵抗しようとしたがなぜか体が言うことを聞かなかったのである。
そして俺はそのまま床に押し倒された。
そうして俺は倒れたまま動けずにいると、
イーディンは俺の上に覆い被さってきて俺の唇を奪ったのだ。
そして俺の口の中に舌を入れてきたのである。
俺は必死で抵抗しようとしたのだがやはり体は言うことを聞かず、俺はされるがままにされていた。
そうしてしばらく経ってからようやくイーディンは俺から離れていった。
それからイーディンは俺の耳元で囁いたのだ。
「どうだい?   気持ちよかっただろう?」
そうイーディンが言うと俺はこう答えたのである。
「ふざけるな!」
そう俺が言えばイーディンは俺の胸元に手を伸ばしてきたので俺はなんとか止めようとした。
しかしそれでも俺は動くことができずに俺はただひたすらにイーディンに体を触られていたのであった。
そうしてしばらくすると俺は体の力が抜けていき意識が薄れてきたのだ。
(このままだとまずいな)
そう思いながらも俺は何もできずにいた。
すると突然部屋の扉が開いたのだ。
そしてそこから現れたのは俺が先程城の前で別れたはずのアリアだったのである。
彼女は怒りに満ちた表情を浮かべながら俺に近寄ってきた。
そうして俺は彼女の姿を見て安心してしまったのだ。
そうして俺は彼女に抱きしめられたのである。
俺はその温もりを感じていると、俺の意識はそこで途切れてしまったのだった。
俺が目を覚ますとそこは見慣れぬ部屋だった。
そうして俺は起き上がってから周りを見渡すと、そこには心配そうな顔をしているミリアと勇者の姿があった。
そして俺が目覚めたことに気がついた二人は俺に抱きついてくると泣き出したのである。
そうして俺が困惑してると、俺達の元に一人の少女が入ってきた。
その少女はミリアと同じくらいの年齢で銀色の髪をした可愛らしい女の子であった。
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