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そして俺は少しばかり涙目になっているのを感じるのと同時に彼女にこんな言葉を紡ぐのであった。
そしてエルミアもそれを受けて俺にこんな言葉を返してくる。
お互いに気持ちが同じであることが確認できたことで俺は少し落ち着いたのか彼女を放し再び、
彼女と顔を合わせてみると彼女は目を潤わせつつ俺のことをジーッと見つめてきた後に微笑みを見せてくれた。
そして…… エルミアは俺のことを心配するような素振りを見せてこんな言葉を言ってくれたのであった。
俺のことを大切にしてくれる彼女に俺は改めて惚れ直したのであった。
そして…… それからは二人だけの空間に俺とエルミアは突入することになるのである。
暫くした後に、エルミアがこんな事を言ってきた。
「さ、流石は……貴方は強いんですもの……。貴方なら……私よりもきっともっといい子を見つけられるはずよ……。
私は……。貴方の幸せを願って……ここで……。お別れさせて……。頂くわ……!」
と言い、何処かに去ろうという意思を見せた。
だが……。エルミアに行かせたくない。
「駄目なんだ……。俺が求めているのはエルミア以外いない……。
何処へも行ってほしくないし。俺を独り占めしてほしい……。頼む……。
行かないでくれ……。一緒にこの世界を見渡せるようになるその日まで。
傍を離れないと言ってくれないのか……!
お願いなんだ……エルミア……。俺は君が欲しいんだ……。行かないで……」
と俺はエルミアを引き止めにかかるが……。
そんなこんなのやり取りの後。
エルミアは俺の手を離さずに握り返してくれた上にこんな事まで言ってくれるのだ。
「ユウトったら私はもうどこにもいかないよ。だって私は貴方の妻で最愛の人何でしょ?
それに私もユウトと冒険をしたいから、何処かへ旅に行きませんか?」
「そうだ。俺と一緒に冒険をしようぜ……。
ずっと離れずにいてくれるという証を立てれるならなんでもいい。
結婚指輪とかを貰えたら嬉しいとは思うけど、そこまで無理をしろと言っている訳でもないんだしさ。
エルミア。もしよかったらこの先の俺との人生を歩むというのならば、
この世界でずっと俺と一緒に生きていこうと誓ってほしい……」
俺の問いかけに対するエルミアの返事はもちろんOKをもらったのであった。
これで俺はエルミアと一緒にこの世界で生きて行くことを誓うのであった。
その時、何処からか視線を感じた俺は後ろを振り向いたら一人の女剣士がいたのを
確認してしまい思わず驚いてしまう。
「あの子は確か以前助けた時に俺の家で泊まっていた女の子だったよね?」
俺がその様に言うとそれを聞き届けたらしい女性が俺達に話しかけて来たのだ……。
俺達は話をしながら歩いていき森の奥深くへと向かうことになったのだけれど
その途中の出来事で俺と女性との仲は急速に深まって行く事になる出来事が起こるのだ。
俺はその事に全く気がつかなかったのだけれどその女性は俺の腕を掴み自分の方に俺を引っ張ってきて
俺を押し倒してしまうと馬乗り状態にされてしまうという事態に陥るのだけれど
俺はその事態に陥ってもあまり抵抗することは無かったのだ。
むしろ嬉しかったから受け入れたという側面があったりする。
それはその人が美人で俺に好意を持って接していることが何となく分かる雰囲気を
していたからであるのだがそんな時だ!
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