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しかも昼前くらいに起きた為なのか腹が減っていたこともあり食事を取る為に
街に出掛けたのだがそこで事件に巻き込まれることになってしまう……が……そんなこんな
あってもどうにか乗り越えたのだ。
だが……そんな時に……突然エルミアが何者かに襲われてしまったのだ。
何とかしてエルミアを助けたものの……エルミアは酷く傷を負ってしまい……危険な状態に陥ってしまったのだ。
そんなこんなで急いで回復魔法を使うとエルミアは気絶してしまったのだが……。
なんとか無事を確認できたから……安心をした。
その後は……エルミアを背負い家に帰ることにしたのだが……そんなこんなで
色々ありながらも無事に帰宅をすることができたのだ。
家に帰ってからは血だらけになっていた服を脱がして体を拭いたりして綺麗にした。
「うわ……これってかなり汚れちゃってますよ……どうしましょうか……?」
と言われても仕方がないほどに真っ赤に染まっていたし……。
このまま着せておけば汚しそうだし……。
「とりあえず、洗えば問題ないだろうし。俺が後で洗濯をして干すよ」
と言ってエルミアに服を着替えさせた。
そうしていたら何故か……エルミアは俺の寝室に入り込んで着替えを始めた。
一応俺の部屋で脱ぐのは……って言ったのだが。
「まあまあ。ここは私達二人しかいないので気にせずにいきましょう。
大丈夫だから。私に任せて下さいって!」
と胸をドンと叩き頼もしそうなエルミアの様子を見せられたので任せることにした。
そして……エルミアがシャワーを浴びている音が聞こえてきたので
その間に俺はエルミアが居ない部屋の中で汚れてしまったエルミアの分の布団のシーツ等を洗っていくのである。
その後……風呂上がりのエルミアが戻ってきてから……二人でご飯を食べた。
「結構時間が掛かってしまいましたし。夜が遅くなったら迷惑になるんじゃないかと思っていたの。
でも……こんな感じだし。それにこんな風に誘ってくるのはあなたが初めてなの。
だから責任は取ってもらいますからね……?」
と微笑を浮かべて言ってきた。
なので……。
「勿論だよ!  エルミアのことを幸せにするから。覚悟していてくれ……」
と答えた。
風呂から出てから再びベッドインした俺はエルミアの全身が映るように映像魔道具を用意しておいた。
その写真を俺が毎日一枚ずつエルミアに渡すようにして残していくのもいいかもと思い始めると、
「やっぱりあなたは……こういう事が好きなんでしょ……?  正直に言いなさい」
と言ってくるので、写真を渡す。
そうしたことをしながらも、エルミアに可愛がってあげると、とても幸せそうに喜んでくれた。
そして互いに果てた後は……俺に抱かれていて心地が良かったのか エルミアは安眠できていたが……。
俺自身は……。その…… 中々と眠れずにいた。
そして明け方に漸くうとうとし始めていたときに夢を見た。
それは……俺が勇者パーティーの仲間の一人であり。
今は追放された男で……。皆に嫌がらせを受け続けていた時の記憶を思い出してしまうものだった。
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