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「私の部下を一人護衛につけておくのが良いかも知れません。
彼女はかなり腕の立つ戦士だからユウトさんがもしも敵対するような事が合った時に
きっと役に立つでしょう。ユウトさんは戦闘力に欠けているから」
俺はそんな彼女に対して答えてやる事にした。
「ああ、任せた。まぁ俺としてはお前を疑うことは微塵もないんだがな。
お前が俺の側に居る限りはずっと俺の側にいるといい」
俺はそう言ってから彼女を抱きしめて、 何度もキスを繰り返して
それから彼女を強く求めあったのであった。
ちなみにそんな俺たちの様子は密かに観察されていたようだ。
その後俺は食事の時間まで部屋に籠ることになった。
「なんだよ全く……!」
俺はそんなことを呟きながら食堂へと向かう事にしたのである。
ちなみに昨晩のうちに俺達が泊まっている宿屋の部屋には防音結界を張っていたために
周りの宿泊客達からは何も怪しまれなかったようである。
ちなみにドラコの話によると彼女の部下は俺達の行為が終わるとすぐにその場から立ち去ったらしい。
そんな彼女の報告を受けた彼女は俺達に言ったのだ。
「それで、二人共何か聞きたい事があるんじゃ無いのか?」
俺がその問いかけをするとその途端に俺の背後に気配が現れたのだ。
そして背後から声がかけられたのだ。
俺はそんな彼女の名前を叫ぶようにして呼んだのだ!
なぜなら彼女は俺の仲間の中でもっとも怒らせてはいけない人物でありなおかつ実力も高いからである!
「何でこんなところにいるんだ!?」
俺は慌てていた。なぜならば今目の前にいる人物は、俺の知る中で最強にして最も怖い人物であったからだ。
そんな俺に対して彼女は言う。
「どうしてここにって聞かれても私はただ、ユウトと一緒に食事をするために来ただけよ」
彼女はそう言ってから俺に視線を向けた。
そんな俺に彼女は言った。
「ねぇユウト、私の事って必要なかったりする?」
俺はそんな事を言ってくる彼女に言う。
「えっと、なんでそんな事を聞いんだ?」
俺がそう尋ねると彼女は言う。
「だって、いつものユウトだったら、もっと早くに私を頼ってくれたと思うんだ。
でも今回に関しては全然相談してくれていないじゃないですか!
それが少し悔しかったんだよ!
別に頼りがいがないとかそういう話ではないんだよ!
だけど私もあなたの大切な仲間なのに私にはあなたに相談できないこともあると
言うことに寂しさを感じてしまうんだよ!
というわけで今後は私にも出来ることと出来ないことがあるということを理解してほしいよ!
それと今回の件に関しても私に任せて欲しいよ!
そして私にとって初めてのご主人様へのプレゼントになると思うんだよ。
だからお願いします私にこの件を任せてください」
彼女は涙目になりながら一気に俺に訴えかけてくるのだ!
それに対して俺は彼女に言うことにしたのだ!
彼女の言葉を要約しながら伝えたのだ!
彼女はそれを真剣に聞いてくれていたのだ!
そして俺の言葉を全て聞いた彼女は納得してくれたのだ!
本当に良かった……。
「そっか、今回は私に頼ってくれるんだね?  えへへっ♪」
そう言いいながら彼女は笑顔を見せて俺の手を握ると
彼女は自分の部屋へと向かっていくのであった。
そんな様子を見せられた俺は不安と焦りを覚えたが、あの感じはマジだと思った。
彼女は本気で俺と愛し合おうとしている。
そしてそんな彼女は言う。
「そうだ、もうすでに気づかれているかもしれないけれど、これからはちゃんと本当の姿を見せるね」
そんな彼女はそう言うと徐々に体が変化を始める。
そしてしばらくしてから完全に元の姿に戻ったのである。
彼女は金髪ツインテールの美少女だ。
そんな彼女は俺に向かって言う。
「ふぅ~これでやっと落ち着いたわ。改めてよろしくお願いします」
俺はそんな彼女に戸惑っていた。
そんな俺にドラコが話しかけてきたのだった!
俺はドラコの言う通りにすると、俺に覆い被さるようにしていた彼女は俺から離れると
俺の隣に腰掛けてきたのである。
そんな彼女は言う。
「初めましてドラコです。宜しくね」
とそんなドラゴを横目に見ながら俺はユリセシアに質問することにした。
「そういえば、お前たちって仲が悪いのか?  ほらいつぞやは喧嘩をしていたじゃないか」
ユリセシアは一瞬ピクッとした表情になった後にこう答える。
「実は昔、勇者パーティーにいた頃は仲良くしていたんですよ。
ドラコって結構口煩くて私の服装のことについてよく注意されたものなんだけど、
ある時、私の着替えを覗かれたことがありましたの」
そうユリセシアが言葉を続けた後、ドラコはユリセシアを睨み付けたのである。
ユリセシアはドラコを煽るような言葉を続ける。
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