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子供達を連れて行くことに最初は戸惑っていた兵士達ですが、
旅費はこちらが出すと告げると、了承してくださいました。
私達は馬車に乗って出発をするのでした。
私とアンダレシュはガンダレフは流石に普段どう接していいのかが分からずに
ぎくしゃくしているらしい。
「父上」
「ど、どうした?」
「母上とは、いつエッチするんですか」
「……り、リリィ」
目をギラギラさせられてぞっとするのです。
「こら、ガンダレフ、ダメでしょ、お父様にそんな質問しては」
「いいんじゃないですかお母様」
そう言ってリリィが席を立つと、お尻を俺の息子に擦ってくる。
(おぉっ、ちょい待ちリリィ、そこはまずいっ)
俺は息子が大きくなる前になんとかしようとすると リリィは口を開く。
それはもう満面の笑みを顔に浮かべて。
それは、天使の笑みなのか悪魔の笑顔なのか。分からないが確実に言えるのは
この状況が地獄であることは変わりなかった。
「ほらっ」
「ぐはあっ!!」
(あ、ヤバ、逝っちゃいそう)
その後、にっこりと微笑むと
「にしても、我が子が下ネタをね」
宿につくと思わずそう呟いた。
「ガンダレフのやつ、アレわざとだろう」
「イッて上げたらよかったのに、性教育になるわよ」
「そんな性教育受けさせれるか」
「大丈夫だって、あんだけギンビンにしておいてまだ、元気ないのね、情けない男ね」
とアンダレシュのお股のところを撫で回し始めるリリィさんに アンダレシュさんの
下半身はさらに元気になっていき、
リリィさんは満足気に部屋から去っていった。
部屋に残された俺は溜息をつくとベッドに横になり眠りにつこうとする。
翌朝、俺が起きるとアンダレシュの姿はなかった。
次の日、おいしそうな朝食を食べていたのですがガンダレフがニンジンを見つめて
何もしないでいるのです。
「お、まさか」
「父上食べて」
「やっぱりそうか」
そう言いながらニンジンをよけようとすればリリィに目配せするのです。
私はアンダレシュにばれないようにアンダレシュにそろ~りと近づいていき
アンダレシュのお皿の方に手をのばすと、すかさず私に視線を送り私も同じように
行動を開始するのでした。
リリィは私の行動の意図を理解してニヤリと悪い顔をしています。
そうして、二人で協力をしてニンジンを全てアンダレシュのお腹の中に収めてしまうと、
お腹をさすって幸せそうにしているアンダレシュを見てほくそえんでいた。
(まぁ、たまにはこんなのもいいかも)
「ふぅ、朝から疲れましたねお母様」
そう言いながら微笑まれているのでリリィもにっこりと微笑み返すのでした。
そして、アンダレシュはその様子を見ながらそっと微笑み続けるのでした。
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