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その手には朝食を乗せたトレーを持っており、
アンダレシュはベッドの側に置いてあるテーブルの上に食事を置いていきます。
そしてリリィの横に座ると、優しく抱きしめてキスをしてくる。
アンダレシュのキスを受けてリリィは幸せそうな表情を浮かべます。
それから食事を済ませた後、アンダレシュはリリィを部屋に帰そうとすると、
リリィはそれを拒みます。
アンダレシュとしてはこのままリリィを帰すことに不安を感じていたので、
仕方なくリリィを部屋に泊めることにしました。
ただ、アンダレシュはリリィが妊娠しているのを知っているので、
リリィの相手をするのは控えようとしましたが、当の本人が求めてきたので断り切れず、
結局リリィの相手を務めました。
それから数日間は二人で過ごす時間が多くなりました。
リリィは妊娠してからというもの、自分の性欲が強くなっていることを自覚していたので、
我慢できずに夜這いをかけるようになっていました。
そんな生活が続いていくうちに、リリィのお腹は膨らんでいった。
ある日のこと、リリィが妊娠してから三ヶ月が過ぎた頃、
リリィは突然の吐き気に苛まれて、その場で嘔吐してしまいました。
それから数日後、リリィは急に体調を崩してしまいました。
医者に診てもらうと、医者はリリィの体を診察した結果、 リリィの体内に新たな命が宿ったことが分かりました。
リリィは嬉しさのあまり涙を流して、アンダレシュはリリィを抱きしめる。
それからしばらくして、リリィはアンダレシュにこう告げるのでした。
リリィは懐妊したことを告げると、アンダレシュはリリィを抱きしめる。
その日の夜、リリィは一人でアンダレシュの寝室を訪れて、 アンダレシュを誘います。
リリィに誘われるがままアンダレシュはリリィを抱き寄せて唇を重ねる。
「んちゅ……んむぅ……」
アンダレシュはリリィの口の中に舌を入れて絡ませてくる。
リリィはうっとりとした表情でアンダレシュの行為を受け入れて、
アンダレシュの背中に腕を回して抱き着く。
「んんっ……ぷはぁ」
「ふぅー」
長い接吻を終えるとアンダレシュは息を整えて、リリィを押し倒す。
それからアンダレシュがリリィに覆い被さると再び唇を重ねて唾液を流し込んでくる。
流し込まれた液体を飲み干すと、アンダレシュは再び唇を重ねてきて、
今度は互いの舌が絡み合うように濃厚なキスをする。
(ああ、私、今すごく幸せな気分です)
そう思っていると、アンダレシュは口を離すと、リリィの首筋を舐め始める。
「ひゃあん!」
リリィは思わず変な声が出てしまいます。
それからアンダレシュはリリィの首筋を舐めて、鎖骨に噛みついて歯形を残す。
「やぁん!そこ、噛まないでぇ」
アンダレシュはリリィの胸元を露出させると、突起に吸い付いてきた。
「やぁん!吸っちゃダメェ」
そう言いながらもリリィはアンダレシュの頭を抱え込むようにして掴んでしまう。
それからアンダレシュはリリィの乳房に吸い付きながら、片手でリリィの股間を弄り始めます。
リリィは快感の波が押し寄せてきました。
「ああっ、もう、イキそうですぅ」
リリィがそう言うと、アンダレシュはリリィの花弁に指を挿れて動かし始めました。
リリィは絶頂を迎えてしまい、アンダレシュの手がリリィの愛液に濡れてしまいます。
アンダレシュはリリィの足を広げると、自身のズボンを脱いでモノを取り出すと、 
リリィの花弁に挿入していきました。
「くっ、きついね」
「あぁん、痛いぃ」
「もう少しだからね」
アンダレシュはそう言ってゆっくりと挿入していきます。
やがて根元まで入り切ると、アンダレシュはリリィの腰を掴みます。
「動くよ?」
「はい、来て下さい」
そう答えると、アンダレシュはゆっくりと動き始めて、
リリィは痛みに耐えながらアンダレシュの動きに合わせて腰を動かしていく。
「あう!ぐぅ!いたぁい」
「大丈夫かい?」
「だいじょうぶ、ですからぁ」
「分かった」
アンダレシュは少しずつ速度を上げていきます。
「ああ、気持ちいい」
「ほんとうですか?うれしいな」
「そろそろ出すぞ」
「はいっ、出して下さい」
アンダレシュはリリィの膣内に射精すると、リリィも絶頂を迎えて、二人は果てました。
それからアンダレシュはリリィから離れて、ベッドに横になります。
「義父様のまだ大きいですね、私が奉仕して差し上げますね!」
リリィは起き上がると、アンダレシュのモノを手で握って上下に扱き始めました。
やがて先端からは透明な汁が出てきました。
それを見たリリィはその部分を口に含んで舌先でチロチロと舐め回すと、
「んっ!また出そうだ!」
アンダレシュはリリィの頭を撫でながらそう呟きます。
「んっ、んんんっ!」
そしてアンダレシュはリリィの口の中に精を放ちました。
「んんんんんん!!!」
アンダレシュのモノから大量の白い液が放たれて、リリィの喉を通っていきます。
「げほっ、ごほぉ」
リリィは苦しそうな表情を浮かべながら飲み干します。
それからアンダレシュのモノを口から引き抜くと、アンダレシュはリリィを抱きしめてキスをします。
「んんん」
リリィはアンダレシュのキスを受け入れると、そのままベッドに押し倒されます。
それからアンダレシュはリリィの花弁に挿入していきました。
「はぁ、すごい、おっきい」
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