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まだ眠気があったのか、抱きしめられながら幸せそうに眠るのでした。
次に目が覚めた時は夕暮れ時、そろそろ帰る時間となってしまい名残惜しそうに彼と帰路に着くと、屋敷に戻って来たところで彼が部屋に行くとデートの感想を告げる。
その日の夜は久しぶりにホットワインを作り二人で味わった。
その日以降、私達の生活が一変する事になるとは思いもしませんでした。
私は夫のために頑張って家事をやろうと思い、掃除と洗濯からやり始めた。
夫の衣類の匂いを嗅ぐのが好きな私は自然と嗅いでしまう。
最初は変態だと引かれないか不安だったが、夫は寛容な心の持ち主で優しく受け入れてくれた。
それからというもの毎日欠かさず匂いを嗅いでいた私。
「ねえ、あなた。私の匂いを嗅いでみて」私は唐突にそんなことを言うと夫は驚いた表情を見せてくる。
私は夫が動揺している隙をついて抱きつき、そして耳元で囁くようにお願いした。すると、彼も満更ではない様子で私の頭を撫でながら、顔を近づけて首筋の臭いを嗅ぎ始めた。
しばらく嗅がれた後に今度は私の方からも彼の匂いを嗅ぎ始める。
すると今度は彼の方から私の胸辺りの匂いを嗅ぎ始めてきてくれたのだ。
私は彼に体を擦り付けて誘惑すると、そのまま押し倒されてしまう。
「今日は君に私のモノを存分に楽しませてもらうよ」
と私に対して宣戦布告する旦那様。
私は期待に胸を膨らませる。
私の全身を舌で丁寧に舐め回してから、私を四つん這いにする。
そのまま後ろのほうを責め始める。
彼の舌先が私の中に入ってきたと思ったらそのまま指を入れてきた。
その二本の指が縦横無尽に動き回っていると、ある場所で身体が跳ね上がった。
私の反応に気付いた彼は執拗にそこばかり攻め立てる。
やがて身体に力が入らなくなった私はその場に崩れ落ちてしまう。
それでもなお、彼の舌と指が休むことはない。いつの間にか私は快楽に支配されて喘いでいるだけだった。
しばらくして指と舌の動きが止まると次は下半身に手を伸ばしてきた。
指先は花弁の上端を捉え、舌が陰核に触れた瞬間、今までに感じたことのない強い衝撃を受けた私はついに絶頂に達してしまった。
さらに彼の口づけによって更なる快楽を与えられた私は頭が真っ白になるくらい気持ちよくなって意識が飛びそうになる。
そして再び私は彼に犯されたのだった。
その後も身体を重ね続ける二人。
「ああああん!またイクゥウウッ!!」
激しいピストン運動を繰り返すペニスは容赦なく彼女の肉壁を貫き、子宮まで貫いた。そのまま亀頭は激しく震えた。絶頂を迎えた二人はお互いに唇を合わせ、濃厚にキスをした。
「今日はありがとう、凄く嬉しい」
と微笑みかけてくるバレッド様に私もつられて笑顔を浮かべました。そのあと私達は夫婦の時間を楽しむのでありました。お疲れ様でした。バレッド様は私の髪をゆっくりと解いていってくれる。髪の長い私はその作業をじっと見守っていた。
「バレッド様、私はどんな髪型が良いと思いますか?私、貴方の意見をぜひ聞いてみたいです」
「そうだね、マリアには髪を結ぶより下ろす方が良いと思うんだよね。まぁ、でも今は結んでもらっているけどね。今度一緒に街へ行って買い物でもしようよ。僕がプレゼントを買ってあげるよ」
バレッド様は私の事を褒めてくれる。
だけど私はそれ程でもないと思ってしまった。
何故ならバレッド様が私以上に私の事を考えている事が分かるからだ。
それが分かってしまって私は余計に申し訳なくなってしまった。
そんな私は子宝に恵まれて末永く幸せに暮らしているのでした。
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