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「どうだい、気持ち良いか、マリアベル」
耳元で囁かれる度にゾクッとして体が跳ね上がる。
この人ったら私が気を失うまで延々と弄んできたんですもの。
そんなこと言われたら嬉しくって子宮がきゅぅっと収縮するのが分かる。
彼のが私の中に挿入っていることを感じながら私とバレッド様は抱き合い続ける。
やがてお互いに限界を迎えるとそのまま二人で仲良く眠りについた。
翌朝になり、目覚めると私の中にはバレッド様のがまだ残っていて抜かずじまいだということを
改めて確認した途端、彼に抱かれたいという強い衝動に駆られる。
「おはよう、俺の最愛の伴侶さん」
バレッド様に朝の挨拶をされ私も返す。
その後軽くキスを交わした後、私たちは二人だけの濃密なお時間を過ごす。
私を貪るように犯すバレッド様にされるがままの私はひたすらに受け入れ続けて
遂に私は完全にバレッド様のものになったのだ。
あれから数ヵ月後、私達の間には可愛い男の子が生まれ、
皆で幸せに暮らしておりますわ。
バレッド様からプロポーズを受けまして私は晴れて夫婦となり旦那様に一生付いていく所存であるのですよ。
「ママ、おしっこ漏れちゃう」
「あら、仕方ありませんわねぇ。ちょっと待っててくださいまし。すぐに戻ってきますので」
今、私は愛娘と一緒にお手洗いに向かっている最中。
愛娘の世話をするのは楽しいことでしょうがなく、特に用が済んだ後の後始末をする時が堪らない快感なの。
「終わった?  それなら戻ろうかしら♪ほ~らくちゆきよ!」
私の舌を噛み、唇に吸い付くとお乳をあげようと頑張っていた我が子の可愛らしさと言ったら!
今や私の大切な宝物なだけに誰にも奪われたくはなくて仕方ないのよね♡
さっきも一緒に入浴したばかりなのにお風呂場にまでついて行こうとしたくらいだし。
ちなみにモノにも授乳をしているところだけど、こちらは未だに拒否される事が多いかな。
お世辞抜きにしても子供というのは母親の事を嫌ってしまうのだと私は思うの。
「バァバブ、ブィ、ビギャバ」
「おいおい、何を言っているのかさっぱりわからないじゃないか」
「だって私の口の周りは汚れていますので」
「分かった、パパが綺麗にしてあげる」
「ンチュ♡」
「おいおい、こんな所でいきなりディープキスは駄目だろ」
「だって私の口が寂しいの」
「全く、仕方ない奴め♡」
「旦那様ったら、大好き!」
と私が言うと彼が優しく抱きしめてくれたのでとても嬉しい気持ちになって、
同時に彼のことがより一層好きになってしまったわ。
これからもっと私の事を見てくれるようになってくれるならそれで構わないわ。
そう思った。
私達の結婚記念日は私達が出会ってから約半年の月日を経てのことなんだけど、
結婚式を挙げた時の話になるかな。
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