82 / 134
82.
しおりを挟む
「ありがとう、私達の帰る場所を守り続けてくれた事を本当に嬉しく思うよ」
「奥様、御安心なさいませ。あなた方は絶対に守るとおっしゃっていたバレッド様と
レアード家の名誉がかかっていございます故」
私は執事さんの顔を見ると共にこの家に帰ってきたのだと確信することが出来たのである。
だから私は涙を流すしかなかった。
きっと帰ってきたいという感情もあっただろうしこの家族の為に出来ることを尽くしていくと
決めた以上は今までと変わらぬ生活を続けようと思っていただけに胸の内の温まる物を
感じていたに違いないだろう。
「マリアベル、早く中へ入って愛を育むぞ」
「はい、ただ先にご飯食べた後でも良かったのではありませんか。
もうこんな時間になってきているんだし。
少しくらい遅くなりましても問題なんてないのではないと思ってはいたりしますからね」
「ああだが少しでも長く二人でいる方が楽しく思えるしなによりも君は
痩せ我慢ばかりしているのはよく知ってるんだよ、俺の事を理解しきってくれたように
思うかも知れないが本当は凄く寂しかったり辛いんじゃないかな?」
「違いますバレッド様」
「俺は嘘偽りは述べない。そうだろ?
それに君も遠慮はいらないさ。ここには今俺たちだけだし好きな本音をぶちまけちまえよ、ん?」
「ああそんな、やめてっ」
私の服に手をかけたバレッド様はすぐに私の裸体にする気満々と行った勢いを見せると
あれよこれよという間に脱衣場まで連行されてしまった。
「抵抗はさせないぞ。これからする事になるのだし覚悟を決めるがいい」
「ううぅぅ、は、ずっ、とっ。もうバレッドさま以外に身体を許したくないです、あう、そんな所触られひゃ」
彼は手を器用に使い巧みに刺激を与え続けるのだが私にはそれを止める事も出来ずに
流されてしまいやがて気を失いかけた状態で眠ってしまったらしく目を覚ました時には
既に朝の光景となってしまっていて結局昨晩の続きを始める羽目になってしまい寝不足に
悩まされてしまうが不思議と不快感は感じられず心地よい朝でもあったからこそ
私は上機嫌で彼の腕に絡み付いていた。
「どうしましたの」
「君の表情を見ているのは面白いと思ったからね」
思わずキョトンとしてしまう私の唇を奪い激しく口づけを繰り返していくが舌を入れて私と絡めてきた。
お互いの意思が重なる瞬間が最高潮の幸福感で満たされる。
ずっと続けていたいくらいだ。
そう考えている私の脳裏では淫蕩が加速していき止まらないほどの欲望を膨らみ始めてくる。
そのタイミングが重なっているためか次第に理性のかけらすらも無くなる。
「なぁ、お前濡れているだろう」
「そっそんなことは」
耳元での一言で恥ずかしくなる私はどうにか彼に抵抗しようとするのだけど、
簡単には行かずついに押し倒されるに至ってしまう。
「ほらっ、この大きなモノに奉仕しろよ」
「そんな大きいの入らないわ!」
と言う私を無視して強引に捻じ込まれていけば激痛に襲われてあまりの大きさの物を全部入れられるか
自信が無かったけど案の定入らず半分しか入らなくてそこで諦めると一気に根元の部分を思い切り挿入された。
「奥様、御安心なさいませ。あなた方は絶対に守るとおっしゃっていたバレッド様と
レアード家の名誉がかかっていございます故」
私は執事さんの顔を見ると共にこの家に帰ってきたのだと確信することが出来たのである。
だから私は涙を流すしかなかった。
きっと帰ってきたいという感情もあっただろうしこの家族の為に出来ることを尽くしていくと
決めた以上は今までと変わらぬ生活を続けようと思っていただけに胸の内の温まる物を
感じていたに違いないだろう。
「マリアベル、早く中へ入って愛を育むぞ」
「はい、ただ先にご飯食べた後でも良かったのではありませんか。
もうこんな時間になってきているんだし。
少しくらい遅くなりましても問題なんてないのではないと思ってはいたりしますからね」
「ああだが少しでも長く二人でいる方が楽しく思えるしなによりも君は
痩せ我慢ばかりしているのはよく知ってるんだよ、俺の事を理解しきってくれたように
思うかも知れないが本当は凄く寂しかったり辛いんじゃないかな?」
「違いますバレッド様」
「俺は嘘偽りは述べない。そうだろ?
それに君も遠慮はいらないさ。ここには今俺たちだけだし好きな本音をぶちまけちまえよ、ん?」
「ああそんな、やめてっ」
私の服に手をかけたバレッド様はすぐに私の裸体にする気満々と行った勢いを見せると
あれよこれよという間に脱衣場まで連行されてしまった。
「抵抗はさせないぞ。これからする事になるのだし覚悟を決めるがいい」
「ううぅぅ、は、ずっ、とっ。もうバレッドさま以外に身体を許したくないです、あう、そんな所触られひゃ」
彼は手を器用に使い巧みに刺激を与え続けるのだが私にはそれを止める事も出来ずに
流されてしまいやがて気を失いかけた状態で眠ってしまったらしく目を覚ました時には
既に朝の光景となってしまっていて結局昨晩の続きを始める羽目になってしまい寝不足に
悩まされてしまうが不思議と不快感は感じられず心地よい朝でもあったからこそ
私は上機嫌で彼の腕に絡み付いていた。
「どうしましたの」
「君の表情を見ているのは面白いと思ったからね」
思わずキョトンとしてしまう私の唇を奪い激しく口づけを繰り返していくが舌を入れて私と絡めてきた。
お互いの意思が重なる瞬間が最高潮の幸福感で満たされる。
ずっと続けていたいくらいだ。
そう考えている私の脳裏では淫蕩が加速していき止まらないほどの欲望を膨らみ始めてくる。
そのタイミングが重なっているためか次第に理性のかけらすらも無くなる。
「なぁ、お前濡れているだろう」
「そっそんなことは」
耳元での一言で恥ずかしくなる私はどうにか彼に抵抗しようとするのだけど、
簡単には行かずついに押し倒されるに至ってしまう。
「ほらっ、この大きなモノに奉仕しろよ」
「そんな大きいの入らないわ!」
と言う私を無視して強引に捻じ込まれていけば激痛に襲われてあまりの大きさの物を全部入れられるか
自信が無かったけど案の定入らず半分しか入らなくてそこで諦めると一気に根元の部分を思い切り挿入された。
0
お気に入りに追加
379
あなたにおすすめの小説
私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです
こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。
まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。
幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。
「子供が欲しいの」
「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」
それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。
【完結】身を引いたつもりが逆効果でした
風見ゆうみ
恋愛
6年前に別れの言葉もなく、あたしの前から姿を消した彼と再会したのは、王子の婚約パレードの時だった。
一緒に遊んでいた頃には知らなかったけれど、彼は実は王子だったらしい。しかもあたしの親友と彼の弟も幼い頃に将来の約束をしていたようで・・・・・。
平民と王族ではつりあわない、そう思い、身を引こうとしたのだけど、なぜか逃してくれません!
というか、婚約者にされそうです!
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
五歳の時から、側にいた
田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。
麗しの王子殿下は今日も私を睨みつける。
スズキアカネ
恋愛
「王子殿下の運命の相手を占いで決めるそうだから、レオーネ、あなたが選ばれるかもしれないわよ」
伯母の一声で連れて行かれた王宮広場にはたくさんの若い女の子たちで溢れかえっていた。
そしてバルコニーに立つのは麗しい王子様。
──あの、王子様……何故睨むんですか?
人違いに決まってるからそんなに怒らないでよぉ!
◇◆◇
無断転載・転用禁止。
Do not repost.
裏切りの代償
志波 連
恋愛
伯爵令嬢であるキャンディは婚約者ニックの浮気を知り、婚約解消を願い出るが1年間の再教育を施すというニックの父親の言葉に願いを取り下げ、家出を決行した。
家庭教師という職を得て充実した日々を送るキャンディの前に父親が現れた。
連れ帰られ無理やりニックと結婚させられたキャンディだったが、子供もできてこれも人生だと思い直し、ニックの妻として人生を全うしようとする。
しかしある日ニックが浮気をしていることをしり、我慢の限界を迎えたキャンディは、友人の手を借りながら人生を切り開いていくのだった。
他サイトでも掲載しています。
R15を保険で追加しました。
表紙は写真AC様よりダウンロードしました。
【完結】伯爵の愛は狂い咲く
白雨 音
恋愛
十八歳になったアリシアは、兄の友人男爵子息のエリックに告白され、婚約した。
実家の商家を手伝い、友人にも恵まれ、アリシアの人生は充実し、順風満帆だった。
だが、町のカーニバルの夜、それを脅かす出来事が起こった。
仮面の男が「見つけた、エリーズ!」と、アリシアに熱く口付けたのだ!
そこから、アリシアの運命の歯車は狂い始めていく。
両親からエリックとの婚約を解消し、年の離れた伯爵に嫁ぐ様に勧められてしまう。
「結婚は愛した人とします!」と抗うアリシアだが、運命は彼女を嘲笑い、
その渦に巻き込んでいくのだった…
アリシアを恋人の生まれ変わりと信じる伯爵の執愛。
異世界恋愛、短編:本編(アリシア視点)前日譚(ユーグ視点)
《完結しました》
未亡人メイド、ショタ公爵令息の筆下ろしに選ばれる。ただの性処理係かと思ったら、彼から結婚しようと告白されました。【完結】
高橋冬夏
恋愛
騎士だった夫を魔物討伐の傷が元で失ったエレン。そんな悲しみの中にある彼女に夫との思い出の詰まった家を火事で無くすという更なる悲劇が襲う。
全てを失ったエレンは娼婦になる覚悟で娼館を訪れようとしたときに夫の雇い主と出会い、だたのメイドとしてではなく、幼い子息の筆下ろしを頼まれてしまう。
断ることも出来たが覚悟を決め、子息の性処理を兼ねたメイドとして働き始めるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる