76 / 134
76.
しおりを挟む
しかも一度で終わらずに何度も求められる事も多い。
だが、私としても彼を悦ばせたくは思う。
こんな体で役に立てるのだろうかと思わざるをえないが、彼は私を求めてくる事が多いのだし私も拒みはしない。
とはいえ、限度というものがあるので私は必死に耐えたりするのだが、
結局最後は私の方が耐えきれずに根負けしてしまう事も多かったりするのが実情。
そう考えている間に彼は私の花弁に指を入れていき、
ゆっくりと中を掻き混ぜたりとしていくので私はつい腰を揺らめかせていた。
「そ、そこはいけません。気持ち良すぎておかしくなって、あ、あっ、あ」
私は身を捩らせて悶えるしかなくなっていた。
彼の指の動きに合わせるように花弁から淫猥極まりない音が出ていて恥ずかしくて死にそうだ。
更には蜜壺の奥底にある快楽の源泉とも言うべく場所、Gスポットまで容赦なく
攻め立ててくるため私は意識が飛んでしまいそうになっていた。
当然のごとく快楽漬けの状態にされているため何も考えられなくなってしまっているが、
このまま続けば間違いなく気を失ってしまうであろうことは確実だっただけに私は焦りを隠せない。
「ああああ、またイキそうになります。ふ、ふっ、ダメぇ、それ以上触らないでくださいっ、
ああ、これ以上はほんとに死んじゃいますから!」
そう言ったものの私は既に快楽に流されてまとも判断ができるような状態ではなくて
ただひたすらにバレッド様の事だけを見ていた。
そのバレッド様と言えば嬉しげに笑っており、
「それじゃ止めるとするか。俺はいつでもできるが、流石に負担を強いる事になる。
その状態で交わってもきっと辛いはずだ。大丈夫、今日はお休みするとよい。
その前にお風呂に入った方がいいだろう。
さ、行くぞマリアベル。背中を流してやる、いや洗ってあげようか。ほら早くこないか、
それともまだ物足りないのか?」
と嬉々とした表情をしていて私は否定したが内心では違っていてもしかしてバレッド様は
私の心を読むことが出来るのですか!?
「はい、参ります。喜んで行かせていただきます!」
そう言い放つとすぐに準備をして、浴室へ向かったのだが、彼は先に入っており私は急いで入ろうとしたが、
いきなり彼が私の腕を掴んだためそのまま倒れ込んでしまい、私は慌てて体勢を立て直すがその際、
私の花弁が思いっきりバレッド様の顔に激突しており、彼が驚いていたのだが私は慌てることも無く、
冷静に彼の首筋を掴んでいたりする。
つまり、首を締め付けた状態である。
この程度の事で彼が怒る事は無いのだが、私が意図的にやったわけではなく
不慮の事故であるのだが――彼は違うらしい。
「すまない。君は悪くはないのかもしれないが今ので怒りが爆発してしまった」
彼は謝るとおもむろに私を押し倒してきたため、抵抗するにもできなく、
私の方からも彼を求めるようになったのだと説明。
その後はお互い激しく貪りあうのであったが、私の体は未だに火照る一方であり欲求不満なのは確かなこと。
それは恐らくバレッド様も同じだろうと思われるため暫くの間は毎日のように
交わることになるとはこの時は夢にも思わぬことだった。
そして夜が訪れる度にバレッド様との逢瀬を交わす日々が続いていたある日のことである。
「おはようございますバレッド様、今日も素敵な朝を迎えましたね!」
そう私が声を掛けたら彼からの返事が無かった。
おかしいと思った私が寝室を覗き込むと彼は熟睡していたのが見えた。
普段ならば起きる時間帯なのだが今日に限って起きようともしなかったのが不思議だと思い、
彼が眠るベッドに近づいて顔を覗かせると安眠を享受している。
寝顔だけでも十分にカッコいいと思うのはバレッド様の魅力が引き立っているせいなのだろうとは思う。
私は微笑ましいと思うと頬にキスをしていた。
その後、ベッドの端でバレッド様が眠っている様子を見ながら朝食を作り終えると匂いに
誘われたらしく欠伸をしながら彼は起きたのだった。
だが、私としても彼を悦ばせたくは思う。
こんな体で役に立てるのだろうかと思わざるをえないが、彼は私を求めてくる事が多いのだし私も拒みはしない。
とはいえ、限度というものがあるので私は必死に耐えたりするのだが、
結局最後は私の方が耐えきれずに根負けしてしまう事も多かったりするのが実情。
そう考えている間に彼は私の花弁に指を入れていき、
ゆっくりと中を掻き混ぜたりとしていくので私はつい腰を揺らめかせていた。
「そ、そこはいけません。気持ち良すぎておかしくなって、あ、あっ、あ」
私は身を捩らせて悶えるしかなくなっていた。
彼の指の動きに合わせるように花弁から淫猥極まりない音が出ていて恥ずかしくて死にそうだ。
更には蜜壺の奥底にある快楽の源泉とも言うべく場所、Gスポットまで容赦なく
攻め立ててくるため私は意識が飛んでしまいそうになっていた。
当然のごとく快楽漬けの状態にされているため何も考えられなくなってしまっているが、
このまま続けば間違いなく気を失ってしまうであろうことは確実だっただけに私は焦りを隠せない。
「ああああ、またイキそうになります。ふ、ふっ、ダメぇ、それ以上触らないでくださいっ、
ああ、これ以上はほんとに死んじゃいますから!」
そう言ったものの私は既に快楽に流されてまとも判断ができるような状態ではなくて
ただひたすらにバレッド様の事だけを見ていた。
そのバレッド様と言えば嬉しげに笑っており、
「それじゃ止めるとするか。俺はいつでもできるが、流石に負担を強いる事になる。
その状態で交わってもきっと辛いはずだ。大丈夫、今日はお休みするとよい。
その前にお風呂に入った方がいいだろう。
さ、行くぞマリアベル。背中を流してやる、いや洗ってあげようか。ほら早くこないか、
それともまだ物足りないのか?」
と嬉々とした表情をしていて私は否定したが内心では違っていてもしかしてバレッド様は
私の心を読むことが出来るのですか!?
「はい、参ります。喜んで行かせていただきます!」
そう言い放つとすぐに準備をして、浴室へ向かったのだが、彼は先に入っており私は急いで入ろうとしたが、
いきなり彼が私の腕を掴んだためそのまま倒れ込んでしまい、私は慌てて体勢を立て直すがその際、
私の花弁が思いっきりバレッド様の顔に激突しており、彼が驚いていたのだが私は慌てることも無く、
冷静に彼の首筋を掴んでいたりする。
つまり、首を締め付けた状態である。
この程度の事で彼が怒る事は無いのだが、私が意図的にやったわけではなく
不慮の事故であるのだが――彼は違うらしい。
「すまない。君は悪くはないのかもしれないが今ので怒りが爆発してしまった」
彼は謝るとおもむろに私を押し倒してきたため、抵抗するにもできなく、
私の方からも彼を求めるようになったのだと説明。
その後はお互い激しく貪りあうのであったが、私の体は未だに火照る一方であり欲求不満なのは確かなこと。
それは恐らくバレッド様も同じだろうと思われるため暫くの間は毎日のように
交わることになるとはこの時は夢にも思わぬことだった。
そして夜が訪れる度にバレッド様との逢瀬を交わす日々が続いていたある日のことである。
「おはようございますバレッド様、今日も素敵な朝を迎えましたね!」
そう私が声を掛けたら彼からの返事が無かった。
おかしいと思った私が寝室を覗き込むと彼は熟睡していたのが見えた。
普段ならば起きる時間帯なのだが今日に限って起きようともしなかったのが不思議だと思い、
彼が眠るベッドに近づいて顔を覗かせると安眠を享受している。
寝顔だけでも十分にカッコいいと思うのはバレッド様の魅力が引き立っているせいなのだろうとは思う。
私は微笑ましいと思うと頬にキスをしていた。
その後、ベッドの端でバレッド様が眠っている様子を見ながら朝食を作り終えると匂いに
誘われたらしく欠伸をしながら彼は起きたのだった。
0
お気に入りに追加
381
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
淡泊早漏王子と嫁き遅れ姫
梅乃なごみ
恋愛
小国の姫・リリィは婚約者の王子が超淡泊で早漏であることに悩んでいた。
それは好きでもない自分を義務感から抱いているからだと気付いたリリィは『超強力な精力剤』を王子に飲ませることに。
飲ませることには成功したものの、思っていたより効果がでてしまって……!?
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です。
★他サイトからの転載てす★
5分前契約した没落令嬢は、辺境伯の花嫁暮らしを楽しむうちに大国の皇帝の妻になる
西野歌夏
恋愛
ロザーラ・アリーシャ・エヴルーは、美しい顔と妖艶な体を誇る没落令嬢であった。お家の窮状は深刻だ。そこに半年前に陛下から連絡があってー
私の本当の人生は大陸を横断して、辺境の伯爵家に嫁ぐところから始まる。ただ、その前に最初の契約について語らなければならない。没落令嬢のロザーラには、秘密があった。陛下との契約の背景には、秘密の契約が存在した。やがて、ロザーラは花嫁となりながらも、大国ジークベインリードハルトの皇帝選抜に巻き込まれ、陰謀と暗号にまみれた旅路を駆け抜けることになる。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる